「今の自分は強い。全ての攻撃に自信がある!」井ノ本煌貴、世界王者・百田海愛を倒してスーパーフライ級の主役へ!
「KNOCK OUT.69」で、M-1世界スーパーフライ級王者・百田海愛と対戦する井ノ本煌貴。7月のエイル・ルーククロンタン戦では、得意のパンチで2度のダウンを奪い、判定勝利。久々のKNOCK OUT参戦で結果を残し、約3カ月で再びリングに戻ってくる。前戦では初めてオープンフィンガーグローブ(OFG)を着用し、その感触に大きな手応えを得たという。
「メッチャ楽しかったですね。自分に合ってるなと思いました」
スピード、コンビネーション、パンチの威力。自分の持ち味を存分に発揮できた一戦だった。さらに、5月末のタイ遠征で得た感覚も、井ノ本の自信につながっている。
「本当に自信を持って全ての攻撃を出せているので、今の自分は強いなと思ってます」
今回の相手・百田は170cmの長身を誇る世界王者。158cmの井ノ本とは12cmの身長差があるが、本人は意に介さない。石毛慎也会長と積み上げてきた長身選手への対策に加え、最近では右ローキックも新たな武器となっている。狙うのは、世界王者からのKO勝利。そして、KNOCK OUTスーパーフライ級を代表する存在になることだ。
「自分がバン!と決めて、この階級を代表するぐらいの選手になりたい」
攻撃への自信を深めた井ノ本煌貴が、後楽園ホールでその爆発力を解き放つ。
前戦は2度のダウンを奪って勝利「次こそ倒して終わりたい」
──前戦は7月のエイル・ルーククロンタン戦でした。久々のKNOCK OUT参戦で判定勝ちでしたが、あの試合を今振り返ると?
井ノ本 狙っていたパンチがうまく入りました。カウンターの右を全部当てて、左フックがいつも右ストレートについてくる感じで、流れで入って。それで2つダウンを取れたんですけど、3Rにちょっとパンチが目に入っちゃって、相手がずっと二重に見えちゃってて。
それで最後、本当は倒したかったんですけど、倒しに行けなかったですね。なので、次は倒して終わりたいと思ってます。
──倒せなかったという点を除けば、いい感じで進められたんですね。
井ノ本 そうですね。作戦もいろいろ立てていたんですけど、狙い通りにいけたかなと思います。
初めてのOFGに手応え「何でもいける感じがあった」
──初のオープンフィンガーグローブ(OFG)はどうでしたか?
井ノ本 メッチャ楽しかったですね。自分に合ってるなと思いました。
OFGでの攻撃は、何というか、「何でもいける」みたいな感じがありましたね。
──威力が乗った感じですか?
井ノ本 そうですね。あと、スピードも出たし。前回の試合の時、コンディションがよかったというのもあるんですけど、もうスピードも出て、体も軽くて。コンビネーションも出るし、生き生きとできましたね。
──八角形リング「KNOCKTAGON」も前回初めてでしたよね。そこはどうでしたか?
井ノ本 そんなにすごく意識してたわけじゃないんですけど、足も使えるし、うまくリングの広さも使えたし、結果よかったかなと思います。
世界王者・百田海愛と対戦「どう中に入っていくかを見てほしい」
──そこから約3カ月で、今度はまた久々の後楽園大会参戦。百田海愛選手との対戦となりました。相手の印象は?
井ノ本 長身で、リーチを生かして長い距離で闘う選手だと思ってます。そこで自分がどう入っていくかを見ていただければと思います。自分の相手は常に自分より大きいので、やることは変わらないんですけど、石毛(慎也)会長と、大きい相手に対してどう闘うかというのを積み上げてきたものが、最近形になってきてるので。
それを見せつつ、倒しに行きたいです。
──一番警戒するところはどこですか?
井ノ本 やっぱりその長い攻撃ですかね。そこから組んでくるだろうなと思ってるので、リーチと首相撲は警戒しないとと思ってます。
──百田選手は170cmと、スーパーフライ級の中でもかなり長身ですが、ここまでの身長差は今まででも一番ぐらいですか?
井ノ本 170cmぐらいの相手とは、以前にも1回やったことがある気はするんですけど……。でも、いつも10cm前後の差はあるので、あんまり気にしてないですね。
右ローキックも新たな武器に「どれでも当てれば自分のペースになる」
──やはり下から崩して入っていきたい?
井ノ本 はい。右のローは最近武器になってきてるので、ローキックでも攻めつつ、もちろんこの前ダウンを取ったパンチを出して。今は全部の攻撃に自信があるので、どれでも当てれば、もう一気に自分のペースになると思ってます。
タイ遠征でつかんだ新たな感覚「一気に何かが変わった」
──波に乗ってる感じなんですね。
井ノ本 今、調子はいいですね。すごい自信もあるし。5月末にタイに行ったことで、本当に自分の中で一つ、変わったなと思ってますね。1週間しか行ってなくて、その中で試合も練習もしたんですけど、そこで感覚が掴めて。
その前が1年ぐらい空いてからのタイだったんですけど、それで一気に何かが変わったなと思ってますね。
──そこからKNOCK OUTでの連戦になって、またモチベーションとしても大きいんじゃないですか?
井ノ本 そうですね。7月が久しぶりのKNOCK OUTで、絶対に爪痕を残して、勝って継続参戦したいって言ってたんですけど、その通りになってきているので、次も勝ってもっと上まで行こうと思います。
「自分がこの階級を代表する選手になりたい」
──井ノ本選手が久々に戻ってきたことも一つですが、だいぶ軽量級も選手が増えてきている感がありますが。
井ノ本 確かに、ちょっと増えてきてますよね。
でもKNOCK OUTの軽量級、スーパーフライ級は試合数も少ないし、あんまり目立ってないので、やっぱり自分がバン!と決めて、この階級を代表するぐらいの選手になりたいと思ってます。
──そうしていけば、タイトルも見えてくると。
井ノ本 はい。しかもWBCムエタイの日本ランキングをチラッと見たんですけど、今回の百田選手が3位で、自分が8位だったので、今回倒せばだいぶ一気に上に行けるチャンスなんじゃないかなと思ってます。
石毛慎也会長とチャモアペットの指導で攻撃力アップ
──聞いていると、練習の調子もよさそうですね。
井ノ本 いいですね。会長と、チャモアペットさんが週1で来てくれているので、その2人に常に見てもらってる感じで、メチャクチャ心強いですね。チャモアペットさんのミットはタイ人らしく、いろいろな攻撃をけっこう強く当てる感じで、それで攻撃力が上がったなと思いますし、それを会長のミットでまとめる、みたいな感じになってますね。
「今の自分は強い」積み上げてきたものが自信に
──では、選手として本当にここからだ、という気持ちが強い?
井ノ本 本当にそう思います。やっと自分のいろんなことが積み上がってきて、自信にもつながってきて。
本当に自信を持って全ての攻撃を出せているので、今の自分は強いなと思ってます。
「爆発力と攻撃力を見てほしい」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
井ノ本 自分の攻撃、全部ですね。爆発力と攻撃力を見てほしいです。
本当に久しぶりの後楽園ホールというか、東京での試合も久しぶりなので、やっと身近な人たちに試合を見てもらえるというのもあるし、今回はU-NEXT配信もあるので、本当にみんなに自分の攻撃を見てもらいたいです。
──分かりました。ありがとうございました!
PROFILE
井ノ本 煌貴
所属:LAILAPS東京北星ジム
生年月日:2000年7月26日
出身地:東京都中央区
身長:158cm
戦績:
キック戦績
16戦 6勝 8敗 2分
MAROOMS presents KNOCK OUT.69
開催日時:2026年10月23日(金)
開場: 17:00
開始: 17:30
開催場所:後楽園ホール
https://knockoutkb.com/events/marooms_presents_knock_out69

