「リングの中の一瞬一瞬を楽しみたい!」ウォン・フーカ、ぱんちゃん璃奈との日本初試合へ! シングルマザーとして、香港の格闘家として挑むKNOCK OUT!
「KNOCK OUT.69」で、ぱんちゃん璃奈と対戦するウォン・フーカ。香港から参戦するウォンにとって、今回が日本での初試合となる。KNOCK OUTについて「とても素晴らしいプロフェッショナルな大会」と語り、参戦できることを光栄に感じているという。
ウォンは17歳の時、友人と一緒にダイエット目的でムエタイを始めた。そこから試合に出るようになり、約10年間にわたってリングに立ち続けてきた。得意とするのは蹴り技。中でも右の蹴りを最大の武器に挙げる。
対戦相手のぱんちゃん璃奈については、スピードと蹴りの強さを評価し、パンチにも警戒を示している。一方、自身もムエタイだけでなくキックボクシングやボクシングの試合経験があり、異なるスタイルへの対応には自信を持っている。
しかし、今回の試合についてウォンが何よりも大切にしているのは、勝敗だけではない。
「私が一番大切にしているのは、試合に向けた過程も含めて楽しむこと、そしてリングの中での一瞬一瞬を楽しむことです」
その言葉の背景には、ファイターとして、そして母親としての日々がある。
シングルマザーとして娘を育てながら働き、限られた時間の中でトレーニングを続けているウォン。試合の準備に多くの時間を費やすことで、娘と過ごす時間が少なくなることに申し訳なさを感じることもあるという。さらに、香港では格闘家への支援が十分ではなく、選手たちは仕事と練習を両立しながら、自費で試合に出場することも多い。
だからこそ、今回のKNOCK OUT参戦には特別な意味がある。
「香港の選手たちにも、日本のKNOCK OUTでの試合に注目してもらいたい」
日本初のリングで、ウォン・フーカは自らの情熱と、香港の格闘家としての誇りを胸に戦う。
KNOCK OUTで日本初試合「招待していただけて光栄です」
──日本での試合は初めてになりますが、日本の格闘技やKNOCK OUTにはどういう認識がありますか?
ウォン KNOCK OUTは、とても素晴らしいプロフェッショナルな大会だと思います。試合のみならず、全てが素晴らしく運営されていて、プロモーターの皆さんの仕事ぶりにも非常に感銘を受けています。
今回、試合に招待していただけたことを大変光栄に思っています。
──インスタグラムに沖縄旅行の様子が上がっていましたが、プライベートでは何度か日本に来ているのでしょうか? その時の印象は?
ウォン 沖縄に行ったのは、プロの総合格闘家である彼氏がBlack Belt Japanでトレーニングをしていたからです。沖縄は私たちのお気に入りの場所の一つでもあります。
日本の食べ物が大好きですし、日本の人たちはとても親切だと思います。
最大の武器は「右の蹴り」
──自分ではどういう闘い方や技が得意ですか?
ウォン 私は蹴り技がとても好きで、一番の武器は右の蹴りだと思います。
ぱんちゃん璃奈を警戒「スピードがあり、蹴りも非常に強い」
──今回対戦するぱんちゃん璃奈選手の印象は? 特に警戒すべきと思っている点はどこですか?
ウォン ぱんちゃん璃奈選手は、とても運動能力の高い選手だと思います。スピードがありますし、蹴りも非常に強いです。パンチにも十分注意しなければならないと思っています。
──ぱんちゃん選手はキックボクシングでは数多く勝利しましたが、新たにムエタイに取り組んでいます。ムエタイでの彼女の実力をどう評価しますか?
ウォン キックボクシングとムエタイでは、試合のペースがかなり違うと思います。ムエタイでは、キックボクシングほど出入りの動きが多くありません。
ただ、私自身もキックボクシングやボクシングの試合経験があるので、異なるスタイルの試合にもすぐに対応できると思っています。
「勝敗だけではなく、戦う過程も楽しみたい」
──どういう試合をして、どう勝ちたいと思っていますか?
ウォン 正直なところ、結果についてはあまり考えていません。もちろん、勝てたら最高です。
でも、私が一番大切にしているのは、試合に向けた過程も含めて楽しむこと、そしてリングの中での一瞬一瞬を楽しむことです。
情熱を持ち続けて闘うことが、何よりも大切だと思っています。
──この試合に勝って、その先はどうしたいですか?
ウォン まずは今回の試合で自分のベストを尽くし、試合が決まってからのトレーニングで取り組んできたことをすべて出し切りたいです。
もし勝ったら、コーチを連れて和牛を食べに行きたいですね(笑)。
17歳でムエタイを始め、約10年間リングへ
──ムエタイを始めたのはいつ、どういう理由でしたか?
ウォン 17歳の時にムエタイのトレーニングを始めました。最初は友達と一緒に、痩せるためにクラスに参加したんです。そのうち試合にも出てみたいと思うようになり、そこから約10年間、試合に出場してきました。
シングルマザーとしての葛藤「娘との時間を大切にしたい」
──インスタグラムには娘さんと一緒の写真も上げていましたね。母とファイターの両面をどう両立させていますか?
ウォン 両立するのは本当に大変です。私はシングルマザーなので、娘を養うために働いて収入を得なければなりません。休日も仕事をしなければならないことが多く、娘と出かける機会はほとんどありません。
今回のような試合に向けて準備をすると、時間もエネルギーもほとんど全てトレーニングに費やすことになります。娘に対して申し訳ないと感じることもあります。
だからこそ、試合が終わるたびに少し休みを取り、家族と一緒に過ごす時間を大切にするようにしています。
「香港の格闘家たちにも、もっとチャンスが増えてほしい」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
ウォン 香港の選手たちにも、日本のKNOCK OUTでの試合に注目してもらいたいです。香港では、格闘家に対するサポートがあまりありません。私たちは働きながらトレーニングをしなければなりませんし、試合に出場するにも多くのお金がかかります。
KNOCK OUTのようなプロの大会に出場できる機会が、香港の選手たちにももっと増えてほしいと願っています。
──分かりました。ありがとうございました!
PROFILE
ウォン・フーカ
所属:香港
生年月日:1994年8月17日
出身地:香港
身長:160cm
戦績:
キック戦績
16戦 8勝 8敗
MAROOMS presents KNOCK OUT.69
開催日時:2026年10月23日(金)
開場: 17:00
開始: 17:30
開催場所:後楽園ホール
https://knockoutkb.com/events/marooms_presents_knock_out69

