「28秒以内に倒せるんですか? 私の方がKNOCK OUTらしい試合を見せる!」白雪ゆき、世愛との再起戦で真っ向勝負を宣言!

「KRS15」で世愛と対戦する白雪ゆき。7月のKiho戦では、開始わずか28秒でKO負け。念願だったKNOCK OUTの舞台で、初のKO負けという厳しい結果を味わった。
それでも白雪は、試合直後から前に出続けた自身の闘い方を否定しない。敗戦を受けて取り組んだのは、6オンスグローブへの対応と、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級46kgに合わせた肉体改造だ。

「前回と比べても、筋肉量はしっかり増えたと思いますし、46kgの体作りにはけっこう手応えがありますね」

今回の相手は、同じくKihoに敗れた世愛。KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座への挑戦を目指す相手に対し、白雪は「28秒」という数字を突きつける。

「今の挑戦者レースって、エンタメ枠のキャバ嬢を『28秒』以内にKOすることが最低ラインだと思うんですよ。世愛選手、それはいけそうなんですかね?」

さらに、KNOCK OUTという舞台への思いにも強いこだわりを見せる。

「『どっちがKNOCK OUTか』って聞かれたら、私の方がKNOCK OUTなんじゃないかなと思うんですよね」

技術の優劣だけではなく、観客の心を動かす闘いができるかどうか。「誰よりも殴って、誰よりも殴られて」。自身のスタイルを貫き、今度こそ勝利をつかむつもりだ。

28秒KO負けを振り返る「天井がグルグル回っていた」

──前回、7月のKiho戦は残念な結果でしたが、今振り返ると?

白雪 短かったですね。周りの反応も、「秒殺w」みたいな感じだったり、「ちょっと早すぎんだろ」みたいな感じでしたし。あと1回目のダウンの時にいいところに入ってしまって、「これ、ダメなヤツだ!」って感じだったんですけど、すぐに立ち上がって前に出てみたんです。
セコンドからは「休んで! 休んで!」っていう声は聞こえてたんですけど、「休んでる場合じゃないだろ、もう」と思いながら、でも視界というか、天井はグルグル回ってました。

──そうでしたか。

白雪 ただ、私がもともとKNOCK OUT志望だったことを知ってくれてる人たちは、KNOCK OUTに出たということ自体をすごく祝福してくれました。
「白雪と一緒にKihoちゃんも見れるのはうれしい」という声もあったんですけど、その人たちには「一緒に見られる時間が短すぎて、ホントに申し訳ない」っていう感じなんですけど。

──今になって思えば、セコンドの言う通りちょっと休んで回復させた方がよかったなと思いましたか?

白雪 いや、休んでどうこうなったわけじゃないと思うので、あれでよかったなと思います。もしセコンドの指示どおりに休んでいたら、もちろん少しは回復したとは思うんですけど、それでもあれでよかったんじゃないかなと思います。

──先ほど、周りの方からの反響の話もありましたが、TOKYO MXでの生中継もあった中で、存在のインパクトはけっこう残したんじゃないかなと思ったんですが、そのあたりの手応えはどうですか?

白雪 そう言ってもらえるのは、すごくありがたいです。ただ、TVに出たことよりも、秒殺のインパクトの方が大きくて「もうちょっと見たかった」って言われたので。

6オンスへの対応と46kg仕様の肉体改造

──そして、これで連敗、さらに初のKO負けにもなりました。そこからの改善点というと?

白雪 練習で変えた点でいうと、KNOCK OUTの女子はグローブが6オンスなんですよね。これまでの試合で使っていた8オンスよりも軽くて、一撃の威力が高いので、6オンスの攻防に意識を修正することをメインでやった感じですかね。
あとこれまでは、ジムの方針とかもあって、43.5kgのペーパー級で闘うために体重を維持してたんですよ。45kg契約で試合をすることもあったんですけど、体を作る基準はペーパー級に最適化していて。
でも前戦で、私が以前から希望していたKNOCK OUTさんに出させていただいて、ジムの代表の久保賢司さんと話し合って、KNOCK OUTの最低階級であるアトム級の46kgに最適化した体に作り直しています。

──そうなんですね。

白雪 そう決めた時点では今回のオファーはもらってなかったんですけど、ほしいものは一つであるべきなので。前回と比べても、筋肉量はしっかり増えたと思いますし、46kgの体作りにはけっこう手応えがありますね。

世愛に挑発「28秒以内に倒せるんですか?」

──今回は世愛選手との対戦になりました。世愛選手も前戦でKiho選手に敗れて、1勝1敗という選手ですが、どういう印象ですか?

白雪 うまいし、何しろ速いというイメージですね。でも、大丈夫なんですかね?

──何がですか?

白雪 世愛選手はKNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルへの挑戦を目指していると表明してますよね。
で、今の挑戦者レースって、エンタメ枠のキャバ嬢を「28秒」以内にKOすることが最低ラインだと思うんですよ。
世愛選手、それはいけそうなんですかね?
「28秒」以内はわりと大変じゃないですかね?

──確かに比較の上ではそうなんですけど、何の心配をしてるんですか(笑)。

白雪 ちなみに私は最初の「28秒」は、亀になったりしてガチガチに守って、ガチガチガンテツ(『遊戯王』カードゲームに登場するモンスター)みたいになりますよ(笑)。

──意地でも「28秒」以内には倒させないと(笑)。

白雪 まあでも、世愛選手がものすごくうまいということは、間違いないなとは思います。Kihoちゃんにも一度勝ってますし、他団体では坂上りま選手みたいな強い選手にも勝ってますし。ただ、彼女の過去の試合を見て思うのは、うまいけどKNOCK OUTっぽくないというか。
私はもともとKNOCK OUTと山口元気代表の理念が好きで、K-1でもRISEでもなくKNOCK OUTで闘うことを目指して練習してきて、私のファイトスタイルの基準は、ずっとKNOCK OUTだったんですよね。
でも世愛選手の場合は、メジャー団体だったらどこでもよかったのかなというのが闘い方から見えるというか。
技術的にどちらかが上とかとは別に、「どっちがKNOCK OUTか」って聞かれたら、私の方がKNOCK OUTなんじゃないかなと思うんですよね。
だから勝てるっていうわけでもないんですけど(笑)。

「誰よりも殴って、誰よりも殴られて勝つ」

──そこも大事な気もしますが(笑)……KNOCK OUTらしい試合をするという点では、負けない自信があるということですよね。では試合の中で、一番気をつけたいところはどういう部分ですか?

白雪 そういうことに関しては大体いつも変わらないんですけど、見てる人が面白いと思う試合になるようにすること、ですかね。無難な闘いに持っていかれず、引きずられず、面白い試合を押し付けられるようにするのが、どの試合でも最低の基準なので。
もちろん、その上で勝ちたいと思います。

──では今回は、勝つイメージはどう作っているんですか?

白雪 そこもいつもと変わらないですね。
誰よりも殴って、誰よりも殴られて、見てる人が分かりやすい、痛みの伝わる試合をして、その上で今回は勝ちます。
あと、私の持ち味はやっぱりスタミナだと思うので、今回はしっかり、頭おかしいレベルのスタミナがあるところを、KNOCK OUTのファンの方々にお見せしたいなと思います。
そのためにも、今回は「28秒」で止められないように頑張ります。

「目の前の一戦に全振り」

──ここで勝った後は、どうしたいと思っていますか?

白雪 これも前回と同じになっちゃうんですけど、私は試合をする時は、常に目の前の一戦に全振りという感じなので、あんまり後々のことは考えてないんですよね。だから、それは試合が終わってから聞いてもらえればと思います。

「ココガ打撃格闘技ノ最前線」を見せる

──了解です。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

白雪 しっかり面白い試合をするので、それを見てください。
「ココガ打撃格闘技ノ最前線」というところをお見せしたいです。

──分かりました。ありがとうございました!

PROFILE
白雪 ゆき
所属:クボジムーリレイズ東京ー
生年月日:1997年9月27日生
出身地:埼玉県所沢市
身長:160cm
戦績:
キック戦績
4戦 2勝 2敗

KNOCK OUT REBELS SERIES.15
開催日時:2026年11月03日(火)
開場: 11:30
開始: 12:00
開催場所:KNOCK OUT 常葉アリーナ
https://knockoutkb.com/events/knock_out_rebls_series15