2025年7月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT.55』の前日計量・会見が19日(土)都内にて行われた。





メインイベントのスーパーファイト/KNOCK OUT-REDライト級で対戦する久井大夢(TEAM TAIMU)は62.45kg、ロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)は62.30kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 2023年9月のKNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦で大谷翔司に勝利した久井はスーパーフェザー級に階級を下げていたが、今大会から再びライト級に階級を上げることになり、「明日はライト級(再)デビュー戦なので、何が何でも勝ってベストに最短で近づきたいと思います」と気合い十分のコメント。

 今回対戦するロムイーサンとは昨年11月の常葉大会で延長戦の末に敗れており、「前回敗因となった首相撲を徹底的にやってきました。組ませない練習もやってますし、組んでからもできるように徹底的にやってきたので、前回と同じ展開にならんし、ならなかったら自分が負けることは絶対にないので、明日は必ず倒します。お父さんといっぱい練習してきたことがあるので、その中の1つで倒したいと思います」とリベンジに自信満々。

 前回6月大会で龍聖に勝利したことで、さらに注目を集めるメインイベントに登場することとなり「メインなので絶対に倒さないとアカンなという気持ちです」と何が何でも倒すという。

 また、ライト級でのプランを聞かれると「前回の大谷戦は勝負してない感じだったので、またライト級で強くなって大谷選手に挑戦したいですし、ライト級でどんどん経験を積んで年末にタイトルマッチを組んでもらいたい」とした。

 対するロムイーサンは「明日は久しぶりの試合なので頑張ります。前回戦った時と比べると、今の久井選手はパンチが速くなったと思いますが、首相撲からのヒジでKOします」と返り討ちに自信を見せていた。





▼セミファイナル(第9試合)スーパーファイト/KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R・延長1R 津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)=69.90kg 「今回チャンピオンになって初の試合なので、チャンピオンの強さを証明できるような試合を見せたいと思います。 (どういう勝ち方をしたいか)これまで自分よりも背の高い選手と戦ったことがあるのかなと。向かい合ってみないと、どうなるか分からないですが、面白い試合になるようにしたいと思います。 (王者らしい試合とは)倒して勝てれば一番いいのですが、チャンピオンは強いと誰もが思えるような試合にしたいと思います。

ファーワンマイ・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム)=68.90kg 「今回KNOCK OUTに初参戦しますが、名誉なことだと思います。明日は全力を尽くしてベストな試合をお見せしたいと思います。 (どういう勝ち方をしたいか)明日はとにかく自分のスタイルを貫いて試合したいと思います。ただ今確実に言えることは、ヒザ、ヒジを駆使して戦うことです」





▼第8試合 KNOCK OUT-REDライト級 3分3R・延長1R 小林司(Sports 24)=63.45kg 「明日はしっかり面白い試合をして、会場を盛り上げたいと思います。 (どういう勝ち方をしたいか)パンチ、ヒジ、飛びヒザを想定しているので、いろいろと自信があります。 (ムンは重森陽太、古村匡平に勝っていることについて)ライト級のトップ2人に勝っていて、強いし攻撃も痛そう。ここで勝ったら、自分の人生も変わると思うので、いい試合をして勝ちたいと思います」

ムン・メイキア(カンボジア)=63.35kg 「日本に来たのが初めてなので、試合が凄く楽しみです。 (どういう勝ち方をしたいか)私は手と足を使って倒したいと思います。 (名選手だったというお父さんはどういう存在か)お父さんと同じく有名になりたいです。 (弟の強さは)パンチ、蹴りが強いと思います」





▼第7試合 KNOCK OUT-REDスーパーライト級 3分3R・延長1R REITO BRAVELY(BRAVELY GYM)=64.70kg 「KNOCK OUTは2、3年ぶりの参戦なので、いつも応援してくれるスポンサーさんやファンのために面白い試合をしたいと思います。 (どういう勝ち方をしたいか)理想はKOですが、何も考えずに勝ちに徹しようと思います。 (久々のKNOCK OUTで見せたいこと)自分よりも身長が高くて強豪選手なので、判定でも勝ったりと、勝ちに徹することしか考えてないです」

エイ・マムリンプートング(カンボジア)=64.95kg 「2度目の参戦ができて嬉しいです。 (どういう勝ち方をしたいか)ここで言うことはできませんが、明日のリングで見せたいと思います。 (兄のメイキアと兄弟で同じ大会に出たことはあるか)たくさんあります。二人で勝ったことは多いです。 (兄弟だとどちらが強いか)遠い距離だと兄の方が強いと思います。近い距離だと私の方が強いです」





▼第6試合 KNOCK OUT-BLACK女子バンタム級 3分3R・延長1R NANA(エスジム)=53.45kg 「明日は見ての通り、可愛いザリーナ選手を倒したいと思います。 (計量で相手を見た印象)思っていた以上に可愛くて、フェイスオフの時に『可愛い~』と声が漏れてしまいました(笑)。向かい合った時に大きさを感じなかったんですけど、さっき写真を見てすごく大きいんだなとビックリしました。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)女子選手の試合は面白くないですか? よく見た方がいいですね。明日はザリーナ選手の力も借りて、綺麗なキックボクシングをやったことはないのですが、できるように頑張ります。 (娘のMOMOにどういう背中を見せたいか)来週MOMOも名古屋で試合があるので勝ってつなげたいと、母として格好悪いのでしっかり根性と気合いを見せたいと思います。 (KNOCK OUTでの目標)ベルトももちろん私も欲しいです。UNLIMITEDルールにもちょっと興味があります」

ザリーナ・イスラモバ(ロシア)=53.15kg 「明日の試合のために100%の準備ができています。明日は他の選手たちの幸運を祈ります。見た目と実際のパワーは違うので、本当の可愛いパワーを見せたいと思います。 (日本のファンに見せたいところ)今回初めて日本に来ました。そして日本に来ることが夢で、特に日本で試合をしたいと思っていました。KNOCK OUTのプロモーション関係者の皆様、ありがとうございます。明日は美しいキックボクシングを見せたいと思います。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)女子の試合は男子の試合よりも面白くないとは思っていません。明日は全力を尽くしたいと思います。 (KNOCK OUTでの目標)ここに勝つために来ました。そして、自分がベストであることを見せに来ました。もし必要であれば、私はさらに体重を落とすこともできます。とりあえず明日は相手選手をKOしたいと思います。もし可能であれば、私もここのベルトが欲しいと思います」





▼第5試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R・延長1R 大谷翔司(クロスポイント渋谷)=62.45kg 「前回は大事なベルトを失ってしまったのですが、ここからの復活ストーリーを見せて希望の星になれればいいなと思います。自分の試合に注目してください。 (3勝3KOの新鋭選手との対戦することについて)何もないです。ただ前回負けて、自分は負ける度に強くなってきたので、前回からの成長を見てほしいです。 (木村の「何もさせずに最後にKO」のコメントを受けて)自分も同じように考えています。 (久井大夢がライト級に上げたことは意識するか)一回負けているので意識してます。ライト級で僕と試合をしたことがなかったことにされているので、ちょっと悲しい気持ちになりました(苦笑)。 (大沢文也に負けて)自分は年齢的にも若くないので、いろいろと考えることはあったのですが、自分の中では落ちてもないし、むしろ伸びしています。周りの反応を見ても自分に期待している感じがあったので、頑張れています」

木村涼仁(Bellus Gym)=62.30kg 「4戦目で前チャンピオンが相手ですが、いつも格上が相手だと思っているので今回もいつも通りKOします。 (以前のカード発表会見で緊張していたが今日は?)めちゃくちゃ緊張してます。何も考えてなかったのでヤバいです。 (明日はどういう試合をしたいか)最初からずっと自分がペースを握って何もさせずに最後にKOにつなげたいと思います。 (髪色のテーマは?)オレンジが一番好きな色なので気合いを入れてレッサーパンダをイメージしました」





▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級 3分3R・延長1R Kiho(KNOCK OUT GYM 調布)=45.85kg 「今回もしっかりぶっ倒して勝ちたいと思います。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)今回もぶっ倒して盛り上げたいと思います。 (KNOCK OUTでの目標)そろそろベルトが欲しいので今回しっかり勝って、年内にタイトルマッチができたらいいなと思います」

森川侑凜(J-KRANG)=45.95g 「前回の試合からすぐに試合を組んでくださってありがとうございます。前回の試合では倒し切れなかったので、今回はしっかり倒したいと思います。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)前回ベストバウト賞に選んでいただいて、相手選手も自分と似て打ち合うスタイルでしたが、今回のKiho選手は違ったスタイルだと思うので違った盛り上げ方ができるのかなと思います。 (愛娘にどういう背中を見せたいか)昨日、髪の毛を編んで保育園帰りの車の中でずっと「ママ、カッコイイ!」と言い続けてくれて、さすがに泣きました。なのでカッコイイ姿を見せないといけないと思います。 (KNOCK OUTでの目標)アトム級のベルトができたら狙っていきたいです。自分も今回は倒し切る試合をしたいと思います」





▼第3試合 KNOCK OUT-BLACKバンタム級 3分3R・延長1R 工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)=53.50kg 「明日は、4月の大会から今回に向けて自分がやってきたことをしっかり出して必ず勝ちます。 (ラストイヤーの二戦目を前にしての心境)明日もしっかり勝って、全勝すると自分の中で決めています。 (比嘉が「通過点」とコメントしたことを受けて)あまり気にしてなかったです」

比嘉龍一(TEAM PREPARED)=53.40kg 「今回、工藤選手が相手ですが、ここは通過点だと思っているのでしっかりぶっ倒して今後のKNOCK OUTにどんどん出場できたらと思います。 (本戦初登場でどういうことを見せたいか)あんまり意識してないですけど、今はパンチがしっかり伸びているので、パンチでぶっ倒すところを見せたいと思います」



▼第2試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R・延長1R 優翔(team NOVA)=59.70kg 「対戦相手は来るかは分からないですけど、日本には色んな団体があって色んなチャンピオンがいると思いますが、試合を受けた以上は試合をするべきだと思います。そんな変なチャンピオンを俺がどんどん倒して引きずり下ろしたいと思います。 (対戦相手が到着していないことは今影響するか)別に影響してないですけど、ただ試合ができればありがたいので関係なく試合します。 (Tシャツ、靴、ベルトが赤色でコーディネートしているのは)赤コーナーだったので今日は赤にしようかなと」





▼第1試合 KNOCK OUT-BLACK 女子アトム級 3分3R・延長1R 山田真子(GROOVY)=45.45kg 「急なオファーを受けてくれて、菊地選手ありがとうございます。明日はマジでめちゃくちゃ楽しみです。バリバリ楽しんで頑張ります。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)第1試合なので、1R目から打ち合いたいと思います。それもめちゃくちゃ楽しみです。 (KNOCK OUTでの目標)アトム級のベルトができると聞いたので、それがめちゃくちゃ楽しみでぜひ狙いたいと思います。今回の試合が凄く大事だと思うし、自分もしっかり仕上げてきたので、明日の試合で見せたいと思います」

菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)=45.75kg 「今回急遽、出場が決まったのですが、やるからにはしっかり勝ちたいと思います。 (男子の試合と比べると女子の試合は面白くないという一部のファンがいるが、女子の試合はどういうところが面白いとアピールしたいか)自分のスタイルがどんどん前に出て打ち合うスタイルで、山田選手もパンチで前に来ると思うので、1試合目から打ち合って盛り上げていきたいと思います。 (KNOCK OUTでの目標)今回2度目の参戦ですが、ますは明日の試合でしっかり勝ってタイトルができたら狙っていきたいと思います」



▼プレリミナリーファイト KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級 3分3R 荒井幸太郎(サクシードジム)=59.79kg 一輝(MtFMUGENGYM)=59.90kg