「会見ではヘラヘラしてましたけど、リング上はギャップがあるんです!」
3・14「MAROOMS presents KNOCK OUT.62」の[KNOCK OUT-RED女子スーパーフライ級/3分3R]でRUI JANJIRAと対戦する辻井和奏。今大会から新たにKNOCK OUTにやってきた元他団体チャンピオンは、この試合で何を見せようとしているのか?
──カード発表会見では、すごく緊張してませんでしたか?
辻井 メチャクチャ緊張しました(笑)。ちゃんと会見したのが初めてで。いろんな会見を見てはいたけど、自分でやるのが初めてだったので、すごく緊張しました。でも一応、言いたいことは言えました。
──それはよかったです(笑)。昨年、保持していた他団体のベルトを返上して、「新たなステージへ進む」と予告していましたが、あの時点でKNOCK OUTに行くことは決めていたんですか?
辻井 いえ、何も決まってなくて。返上して、ここからどうしようかなという時に、すごくタイミングよく山口元気代表からご連絡をいただいたので、これも一つの運命かなと思って受けさせていただきました。
──そういう順番だったんですね。KNOCK OUTにはどういう印象がありましたか?
辻井 年末の代々木第二大会に招待していただいて伺ったんですけど。演出がカッコよくて「ここの舞台に立ちたいな」って思いました。選手も一人一人、すごくギラギラして見えたので、カッコいいなと思いました。
──辻井選手自身は出場が決まって、ギラギラしていますか?
辻井 どうですかね(笑)。ギラギラした選手になりたいというのは思っていて、デビューしてからずっと、「ギラついていたい」というのが個人的な目標の一つではあるんですけど。
──少なくともあの会見の印象では、ギラギラとは程遠かったですが(笑)。
辻井 ですよね(笑)。でも、面白くない試合はしないようにというのは、いつも思ってます。
──今回はオープンフィンガーグローブ(OFG)での試合ですが、そこは?
辻井 一昨年、1試合だけOFGでのムエタイの試合をしたんですけど、めちゃくちゃOFGにこだわりがあるというわけではないです。でも1回やって勝ててないので、せっかくだったらリベンジしたいなと思って。あとはムエタイをずっとやってきてるので、せっかくだったらOFGムエタイ、REDルールでやりたいなというのはあります。
──前回やった時は、通常のグローブとの違いはどこに感じましたか?
辻井 それまでOFGの試合を見てて、メチャクチャ痛そうだなと思ってたんですけど、実際にやってみたら「こんなもんか」みたいな。たぶん、試合だからというのはあると思うんですけど、最初パンチをもらった時に「こんなもんか」と思いました。
──そうなんですね。他の選手からは「痛い」とか「外傷ができる」というのはよく聞きますが。
辻井 それはありました。試合が終わって顔が一番傷ついたのはOFGの時だったかなと思います。ただ、痛さに関しては覚悟したほどではなくて。終わってからは痛かったですけど。
──今は、OFGで練習しての手応えはどんな感じですか?
辻井 前やった時よりも、インパクトが上手に打てるようになったかなというのはあります。それを試合で出したいですね。
──今回の相手はRUI JANJIRA選手です。どんな印象ですか?
辻井 プロデビューしてからもう11戦やってるんですけど、唯一負けた選手がタイ人の選手だったんですね。その選手もすごく前に来てガンガン振り回してくるタイプで。パンチをまとめるのが上手なタイプだったので、それと似たようなタイプかなと思っています。だからそういう選手に勝てたら、自分の中でまた一つ成長できるかなという印象です。
──身長差が14cmありますが、そこについては?
辻井 大体いつもそんな感じで、相手の身長が自分より高いことはないので、そこはいつも通りできたらいいなと思ってます。小柄な相手との試合はやりやすくもあるし、やりにくいところもあるし、みたいな感じで。
──その上で自分としてはどう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
辻井 もらわないで当てて、最後は倒せたらいいなと思ってて。倒すイメージもバッチリできてます。
──今回勝って、KNOCK OUTでの目標というのは?
辻井 格闘技は空手から始めて14年目なので、このKNOCK OUT一発目で、今までやってきたものを皆さんにお見せして成り上がっていけたらなと考えています。
──その先は?
辻井 その先は……自分の階級に今はベルトがないから分からないですけど、もしチャンスがあったら、そういうのも狙っていきたいなと思ってます。
──当日、KNOCK OUTのお客さんには辻井選手のことを初めて見る人もいるかと思いますが、辻選手のセールスポイントはどこですか?
辻井 何だろう……。女子ってKOできないことが多いと思うんですけど、自分の100%が出せたら倒せると思ってるので、今回も倒して、「女子の試合はおもんない」みたいなイメージを払拭できるような試合がしたいですね。それができたら、そこが売りになるんじゃないかなと思います。
──今大会は特に女子の試合が多くて、5試合組まれています。他の試合のことは意識しますか?
辻井 女子の中では私たちが一番最初に試合することになるので、インパクトを残せる試合をして、終わった後も「最初の試合が一番ヤバかったね」って言われるような試合にしたいですね。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
辻井 会見の時、めちゃくちゃヘラヘラしてたと思うんですけど、そことリング上のギャップを見せられるような、激しくて面白い試合を目指しているので、そこに注目してほしいです。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
辻井 和奏
生年月日:2004年4月9日生
所属:BRING IT ONパラエストラAKK
出身:千葉県市川市
身長:168cm
戦績:11戦9勝(3KO)1敗1分
元スック・ワンキントーン女子フライ級王者
初代JAPAN CUP 2021 女子トーナメント王者

