2026年6月21日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『REMY presents KNOCK OUT.65~THE KNOCK OUT 2026~』記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。


 第5代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が初参戦、KNOCK OUT-BLACK -61.0kg契約でHOOST CUP日本ライト級王者・成尾拓輝(究道会館)と対戦する。

 会見に出席したレオナは「KNOCK OUTさんはすごく大きくて、今一番お客さんも入ってる大会なんで、やらせていただこうかなと思いました。KNOCK OUTに初めて出るので、とりあえずアウェーなので初っ端からホームに持っていけるように1戦目から盛り上げたいと思います」と意気込む。

 成尾は「KNOCK OUTに参戦してからトップ戦線でタイトルマッチ目掛けてこれまでやってきたんですけれど、前回の試合で負けてしまって自分も連敗をしているというところなので、ここはめちゃめちゃチャンスだと思うし、絶対勝ってトップ戦線にもう一回躍り出て、タイトルマッチまで駆け上がっていきたいと思ってます」とレオナに勝ってタイトル戦線に向けてアピールしたいという。

 KNOCK OUTでの目標についてレオナは「やりたい相手は大沢(文也)とか。あいつとはドローなので(2014年8月9日、Krush)。あいつを一回ぶちのめしてやらないといけないと思ってて。マジで嫌いなんですよ(笑)。ヒジありもやりたいし、WBCムエタイのベルトも欲しいなと思って。僕、今何もベルト持ってないので、ベルトは全部片っ端から欲しいですね。ホーストカップのベルトもいただけるんだったらもらっちゃいます。とりあえずKNOCK OUTさんで僕は出してもらうことになったので、そこで一番にならないと意味がないし、その後のことは山口さんに全てお任せして、僕は僕の与えられた仕事をこなすだけです」とニヤリ。

 レオナのKNOCK OUT参戦が話題となることを受け、成尾は「相手としては正直めっちゃ興奮しましたね。相手の実績も考えて、喰ったら美味しいなっていうのはめっちゃあって。そういった選手とやれるっていうこと自体めっちゃありがたいし、山口代表にも非常に感謝しています。ただ、自分も今、今年に入ってから連敗してまだ勝ちがない中で、崖っぷちの状態としてここで必ず勝たないといけない。レオナ選手に勝ったら負けを取り返すだけじゃなくて、おつりが来るぐらいの相手だと思ってるので、この一戦でぶっ潰してK-1に送り返してやろうかなと思っています」と挑発した。

 同大会ではKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦で龍聖vs小森玲哉が行われることについて、レオナは「正直、KNOCK OUTの60kgのチャンピオンぐらいしか僕の相手にならない。そもそもそのチャンピオンとの試合っていうよりかは、60kgで僕がどれだけ強いかっていうのを見せるだけなので、誰が一番強いのかというのが皆さんが分かるだけじゃないかな」と特に気にしていない様子。成尾は「前回戦った相手(=小森)がタイトルマッチということで、もちろんそこにも注目しています。ただ、やっぱり自分の試合に集中して、自分もBLACKでもREDルールでもどっちもやるつもりではいるので。60kgを総なめにするつもりの覚悟でいます」と王座統一を狙うとする。

 21年3月に対戦しKO負けしたが壮絶な打ち合いを繰り広げた武尊が引退したことを受け、レオナは「あの引退試合を見て刺激を受けない選手は誰もいないと思うし、本当に最高峰だった。そこを狙えるぐらいまで自分を持っていきたいなと思ってます」と武尊から刺激を受けたとする。
 
 最後にファンにメッセージを求められた両者。成尾は「ここは自分にとって大一番の大勝負なので、必ずぶっ倒して、もっともっと上に上がっていきます」といえば、レオナも「僕もここがまた大一番。本当に進むのか引くのか、なので。僕の本当にマジで大一番なので、この試合をぜひ楽しみにしていただいたらと思います」と闘志を燃やしていた。


■KNOCK OUT-REDスーパーライト級タイトルマッチ 3分3R
デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレックフェアテックスジム/王者)vs久井大夢(TEAM TAIMU/挑戦者)

 久井は昨年12月のKNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチで王者ゴンナパーに勝利し、スーパーフェザー級に続いて二階級制覇。今年2月にゴンナパーと同王座を懸けてダイレクトリマッチを行いドロー防衛を果たした。前戦となった4月の『ONE SAMURAI 1』ではONEバンタム級(-65.8kg)で試合をしており、「今、久井君は20歳で体も大きくなっていて62.5kgで試合をするのは限界を迎えている」(山口代表)とのことでライト級王座を返上し、スーパーライト級に階級を上げて王者デンサヤームに挑戦することとなった。


 2024年12月の良太郎戦から約1年半ぶりとなるデンサヤームからはメッセージが届いており「すっかりご無沙汰しております。しばらく離れている間に私は父親になりました。子供にみっともない姿は見せられないので、気持ちも新たに今練習しております。必ず防衛したいと思っておりますので、応援をお願いいたします」と読み上げられた。

 会見に出席した久井は「あと 1カ月ぐらいしっかり仕上げて、自分が圧倒的に勝って必ずベルトを巻きます」と意気込み。

 階級を上げ手応えを聞かれると「前回のONEで65.7kgでやったんですけれど、フィジカル差みたいなのは別に感じなかったので、問題ないかなと思います。僕は階級を上げてもスピードが落ちないところを試合でも見せます」と自信を見せる。
 
 デンサヤームの印象については「ヒジとか首相撲が上手い。一発のヒジで斬ったりもしているので、そういうところは警戒する点かなと思います」といい、首相撲に関して「(ロムイーサン戦から)自分はもっと成長しているので、首相撲でもフィジカルでもスキルでも、どういう展開になっても自分は絶対勝ちます」と問題ない様子。

 スーパーライト級での目標を聞かれると「特にはないですけれど、とりあえずスーパーライト級初戦でタイトルマッチを組んでもらったので、しっかり自分が獲らなアカンなと」といい、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕については「ぜひやりたいです」と意欲を見せた。


■KNOCK OUT-UNLIMITED -59.0kg契約 3分3R
チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)vs有川直毅(フリー)

 当初、今大会でUNLIMITED初挑戦となるチュームーシーフーの相手は、UNLIMITED5戦4勝(2KO)1敗の松本飛雅(パラエストラ広島)だったが、松本が骨折のために欠場。松本の代替選手として、元PANCRASEフライ級2位でTHE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED -57.0kg 1DAYトーナメント優勝の有川が出場する。

 会見に出席した有川は「所属はフリーになったのですが、やっていることは変わりません。実は今日、僕は誕生日で、そんな日に記者会見を開いて、試合のオファーもいただいて、KNOCK OUTさんから最高のプレゼントをもらったので、あとは自分の物にするだけだなと思っています。6月の代々木大会にはずっと出たかったので、一番熱く、刺激的な試合をするので注目してください」と激闘予告。

 チュームーシーフーの印象については「何試合か見たんですけど、KNOCK OUTのチャンオピオンなので打撃の破壊力が凄くて好戦的。気持ちが凄く強い。戦闘民族でドラゴンボールみたいな感じですよね。僕も打撃でも戦えるところを見せたい」という。

 毎回、UNLIMITEDルールに刺激を求めていた有川にとっては「これ以上いない、最高の相手です。有川は打撃もできるなというところを見せながら、UNLIMITEDルールの厳しさを教えてあげる試合をしたい」とニヤリ。

 前戦となった昨年12月のカルロス・モタ戦では2RKO負けを喫し、「もうちょっと距離を取ってクレバーに行こうと思っていたのですが、年末でテンションも上がってKOボーナスも良かったので、盛り上げようとバチバチに行ってしまったところがあるので、今回は気持ちを落ち着かせてもっとクレバーに行きたい」と前回の反省点を活かした戦いを見せたいとする。

 最後に「UNLIMITEDの面白さは僕が一番分かっています。年末に見せられなかった刺激と勝利をお届けしたいと思います。一番注目しといてください」とやる気をみなぎらせていた。

 なお、会見を欠席したチュームーシーフーからはメッセージが届いており、「急遽、対戦相手が変更となりました。対戦相手の有川選手は非常に強く、危険な選手です。ですが、私はKNOCK OUTのチャンピオンとして決してこの戦いから逃げません。私はKNOCK OUTを愛してます。KNOCK OUTのファンの皆さんも愛してます。そして山口代表をはじめ、いつも支えてくれるスタッフの皆さんに感謝しています。だからこそ私はKNOCK OUTのチャンピオンとして、KNOCK OUTのためにこのリングに上がります。今回、私は初めてUNLIMITEDルールに挑戦しますが、KNOCK OUTのチャンオピオンとして、必ず王者の勇気と強さを見せます。よりオープンなルールだからこそ試合はさらに激しく、エキサイティングな戦いになります。ぜひ会場で大きな応援をお願いします。もう誰にも私の前進を止めることはできません。皆さん、6月21日、私と一緒に戦いましょう」と読み上げられた。