2025年11月1日(土)福島・KNOCK OUTアリーナ常葉で開催される『THE KNOCK OUT FIGHTER』の記者会見が8月7日(木)都内にて行われた。

 すでに『THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED-60.0kgトーナメント』を行うことが発表されていたが、UNLIMITEDルールによる8人制トーナメントとなり、今大会で一回戦、続く12月30日の代々木大会で、勝ち上がった4人によるワンデートーナメントを実施する見通し。優勝者はUNLIMITEDスーパーフェザー級(-60.0kg)のタイトル挑戦権と優勝賞金200万円を手にすることとなった。



 そのトーナメントに第2代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者、栗秋祥梧(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺)の参戦が決定した。KNOCK OUT・山口元気代表は、栗秋への出場オファーについて、現在MMAに挑戦する栗秋に、UNLIMITEDルールの試合を通して、テイクダウンディフェンスなどMMAに適応する為の経験を積むことと、UNLIMITEDルール自体の注目をさらに高める役割を担って欲しいことを理由に挙げた。

 会見に出席した栗秋は「誰がきても1Rで全員KOします。自分が目指しているところはMMAもありますが、UNLIMITEDのベルトを獲ること。そのために練習をしているので(相手を)全力で潰しに行きます」と意気込んだ。

 また、今年6月の『THE KNOCK OUT』のUNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦で栗秋は倉本一真に判定負け。倉本が初代王者となったが、今回のトーナメント優勝者には、その倉本への挑戦権が与えられる。栗秋は「いつかはやり返すと思っていた。こういうチャンスが来たので有り難いですし、あの日負けてからはそればかりを思いながら練習してきた。本当に悔しい想いをしているので、絶対にやり返す気持ちで挑みたい」と、雪辱に燃えた。

 なお、現在、トーナメント出場メンバーを募集中。8月17日まで出場者の応募を受け付け、プロの試合数制限は撤廃されたためプロ・アマ問わず誰でも出場可能。また、これまでの1R3分・2R2分・3R1分から3分3Rに変更となった。