前回6月大会のペットルンルアン・ソーチャールワン戦では初のヒジ打ちあり、OFGでの試合となったが、豪快なボディブローで1RKO勝ちした軍司。今回2度目のヒザありでの試合ちとなるものの、軍司はこの日の公開練習でのシャドーボクシング＆ミット打ちでヒジを混ぜたコンビネーションを披露し、仕上がりの良さをアピールした。
「今回の試合のテーマは1RKO。前回はボディで倒したので、前回使えなかったヒジを使って今回は倒したい。ムエタイの練習をやっていく中で、やっぱりヒジの使い方をずっと練習をしてきたので、今回しっかり出せれば。普通のワンツーから蹴りを出すようなイメージで、ヒジも自然に出せるかなというイメージです」と手応えを掴んでいるヒジでのKOを狙うという。
今回KNOCK OUT-REDで対戦するゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー（タイ）は110戦78勝30敗2分の戦績を持つ元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者であり、軍司は「試合映像は何度もいてます。ヒジ、ヒザが上手い選手で、首相撲も前回の選手よりは強い」と評し、「1R目からガチガチに組んでくるイメージがあり、前回以上に自分はしっかり首相撲の練習をしているので、試合当日、対策ができればいいなと思います」と攻略に自信を見せる。
首相撲の練習では、龍聖と組むこともあり、「今回の相手に合わせて龍聖はサウスポーでやってくれたりしているので、そこに感謝しながら倒せればいいなと。（首相撲どっちが強い？）龍聖の方が全然強いと思うんですけど、最初にやり始めた時よりは倒されないようになったので、成長しているのを感じています」という。
試合まで残り2週間となるが、すでに体は絞まっており、「僕が目指しているのはONEの舞台で、ONEではハイドレーションテストもあり、そこに向けての調整の意味も含めて、水抜きはあまりしないようにしているので、今週中には全然減量もできるぐらいにしてます」とKNOCK OUTでの活躍の先に見据えているONE参戦に向けての調整の意味合いもあると話す。
11月16日にはONE日本大会開催も発表され、「僕は10月末でK-1ジムとの契約も切れるのでそこからは自由になるので、そこにも出たい。次にしっかり勝たないとまずその先がないと思うので今回の勝ち方にもこだわっていきたい」とゲーオガンワーン戦でいい勝ち方をしてアピールしたいとした。
なお、公開練習のオフィシャルインタビュアーは、U-NEXT中継のスペシャルゲストで出演するグラビアアイドルの霜月めあさんが務めることに。普段から格闘技観戦に行くほど格闘技にはまっており、プライベートではキックボクシングジムに通っているという。急遽、霜月さんのミット打ちを受けた軍司は「腰を使ったパンチをしっかり打っていて上手です！ 」と高評価していた。
