「3R削って削って、最後は倒します!」



10・26「KNOCK OUT REBELS SERIES.7」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R]で瀧澤直樹と対戦する宇山京介。デビューから負けなしで、9月には後楽園デビューも果たした彼にとって、6月に引き分けている瀧澤は「唯一勝てていない相手」。その再戦に、宇山はどう臨もうとしているのか?

──まずは前回、9月の後楽園でのアックス斧田戦は見事な勝利でした。今振り返ると?

宇山 練習通りというか、イメージ通りに動けて、倒すところでしっかりと倒せたのがよかったかなと思います。斧田選手はもっとパンチで来るのかなと思ったら、蹴りが意外に多くて、そこはちょっとビックリした部分もあったんですけど、そこもすぐに対応できて、しっかり自分のペースで試合運びができたかなと思います。

──初の後楽園ホールはどうでしたか?

宇山 よかったですね。もっと緊張するかなと思ったんですけど、いざ試合始まるとすごく気持ちが上がって、よかったです。

──渋谷ジムのソニー会長だけでなく、大谷翔司選手もセコンドについていましたね。相当、心強かったのでは?

宇山 本当にそうですね。試合前の控室でも大谷さんと会長と、あと中島玲選手も解説席に入る前に来ていただいて。心強くて、本当によかったなと思います。

──今回はまた常葉大会で、6月に引き分けた瀧澤直樹選手との再戦となりました。あの試合はどうでしたか?

宇山 瀧澤選手はやる前のイメージよりもフィジカルが強かったですね。攻撃のバランスもすごくいい選手だなと、試合後に思いました。

──これまでで唯一、勝てていない相手になるわけですが、その理由はフィジカルの強さ?

宇山 フィジカルもそうですけど、あとはあの時点で自分のスタイルがまだまだ完成しきってなかったというか、自分のやりたいことがうまくやれなかったななと思います。

──あの試合から5ヵ月近くになりますが、あの頃とはまた違う?

宇山 そうですね。今はだいぶスタイルも固まってきて、6月の自分とは全く違うかなと自分でも思うので、自分自身もどういう試合運びができるか、楽しみではあります。

──今回はどういう試合にして、どう勝ちたいと思っていますか?

宇山 3Rを通してしっかり削って削って、最後に倒すイメージですね。試合時間をフルに使って、最後は倒して勝ちたいなと思います。

──警戒すべきという部分は?

宇山 ダウンを取られたジャブですね。自分の重心の高さとかもあったと思うんですけど、タイミングで取られちゃったダウンだったので、しっかりディフェンス面も意識しながら自分の攻撃が出せればいいなと思います。

──REBELSは4戦目になりますが、宇山選手が思うREBELS大会のよさとは?

宇山 YouTubeで配信されるのでいろんな人に見てもらえるし、知ってもらうきっかけになる場所、いろんな人の目に留まるような試合ができる場所があるというのが、いいところだと思います。

──あの八角形リング、“KNOCKTAGON”については?

宇山 四角形リングのリングと違って、しっかりコーナーがある感じじゃないので、足を使われちゃったりするところもあると思うんですけど、自分はスタイル的にはそんなに足を使う感じでもないので。だから自分的にはやりやすいかなと思います。

──KNOCK OUT常葉アリーナという、あの場所については?

宇山 前日に入って泊まるんですけど、すごく「試合をするために来てる」という感じがするので、そういうところはいいなと思います。集中もできるし、リングチェックも前日計量の日にできるので、いい緊張感と集中力を持ちながら試合当日を迎えれるのは、すごくありがたいですね。

──後楽園での勝利も果たしたところですが、改めてこの先の目標は?

宇山 今、スーパーフェザー級は10月大会でも荒井幸太郎選手も勝ってましたし、いい選手がすごく増えてきていると思うし、その中でREBELSにもベルトができるということなので、そっちを目指してみてもいいのかなと思っています。しっかり結果を出して、REBELSのタイトルも狙っていけたらなと。その中で後楽園のリングにももっと上がっていきたいです。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

宇山 3R通してのスタミナと手数に注目してほしいです。そして、最後は倒します。

──分かりました。ありがとうございました!

プロフィール
宇山京介
所属:KNOCK OUTクロスポイント大泉
生年月日:2003年11月1日生 出身:東京都練馬区 身長:169cmrn戦績:4戦3勝(2KO)1分