「自分の戦い方を貫いて相手に初黒星をつけて、全勝を守ります!」



10・26「KNOCK OUT REBELS SERIES.7」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R]で渡部惺と対戦する佐々木昊生。日本拳法からキックに移り、アマチュアでは99戦したという佐々木。10代のプロ全勝対決となる渡部戦で、何を見せようとしているのか?

──今回はREBELSに初参戦となりましたが、KNOCK OUTに対してはどういうイメージがありますか?

佐々木 大きな団体でKO決着が多いイメージですね。今回対戦する渡部選手の兄弟、渡部蕾選手は知っていました。

──その弟の惺選手と対戦するわけですが、どんな印象ですか?

佐々木 パワーがある選手だと思います。けっこう圧をかけてストレートを狙ってくるイメージなので、そこに気をつけて、何とか勝ちたいですね。

──自分としてはどう攻めて、どういう試合にしたいですか?

佐々木 相手のやりづらいことをしつつ、僕の戦い方でしっかり勝ちたいですね。距離を取って渡部選手が出てくるところにカウンターを合わせて倒したいです。

──キックを始めたのはいつからだったんですか?

佐々木 キックは小6からです。最初は5歳から日本拳法をやっていて、コロナで大会がなくなったんですけど、キックボクシングだったらコロナでも試合に出られると聞いて始めました。

──日本拳法の経験がキックに生きたところはどういう部分ですか?

佐々木 日本拳法は距離を取って戦うスタイルなので、それが僕のキックボクシングの戦い方に生かされてると思います。

──日拳出身の選手はパンチが強いイメージがありますが、パンチ力には自信はありますか?

佐々木 自信はあるんですけど、ただそれが日拳から来てるかどうかは、自分ではあんまり分からないです(笑)。

──キックのアマチュアでは何試合ぐらいしたんですか?

佐々木 99戦で、82勝12敗5分でした。

──すごい、あと1戦で100だったんですね。

佐々木 はい。100戦目の前にプロデビューのオファーが来ました。

──その後プロデビューして3戦3勝していますが、プロでの試合はどうですか?

佐々木 やっぱり舞台もデカいですし、けっこう緊張したりして、全然違いますね。でも練習を頑張ってきた成果が出せているので、勝ててるのかなと思います。

──一番最近の試合は8月に初のKO勝ちですね。

佐々木 はい。顔面ヒザですね。相手の口が切れてドクターストップになりました。

──プロでの目標というと?

佐々木 このまま無敗で行くことですかね。

──今回は無敗対決ですよね。

佐々木 僕は絶対勝ちたいと思ってます。渡部選手に初黒星をつけて、自分が全勝を守ります。それから大きな大会に出たいです。あんまり団体とかのこだわりはないんですけど、とにかく有名になりたいので、大きな舞台で戦ってみたいです。

──今は16歳で高校1年生なんですよね。学校はどうですか?

佐々木 普通ですね(笑)。勉強もあんまりしてなくて。その分キックで頑張ります。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

佐々木 僕はしゃべるのは苦手なんですけど、試合で魅せたいと思います。なので試合内容に注目してほしいです。

──分かりました。ありがとうございました!

プロフィール
佐々木 昊生
所属:B.F.A-SEED
生年月日:2009年5月28日生 出身:三重県 身長:170cmrn戦績:3戦3勝(1KO)