「蹴りのテクニックには自信アリ。注目してください!」
10・26「KNOCK OUT REBELS SERIES.7」の[KNOCK OUT-RED -54.0kg契約/3分3R]で鳥居大珠と対戦する高山敦。今回がプロデビューとなる高山は、高校には行かずにキックに専念している日々だという。そんな高山の意気込みとは?
──高山選手は今回プロデビュー戦ということですが、キックボクシングはいつから始めたんですか?
高山 中学1年生の時に始めました。もともとキックボクシングが好きでK-1の試合とかをYouTubeで見てたりして自分もやりたいと思うようになって、家の近くにジムがないかなと思って調べて、今のStriking Gym Aresに入りました。
──憧れた選手は?
高山 武尊選手がカッコいいなと思いました。あの戦い方が好きでしたね。
──それまでは何かスポーツは?
高山 小学校ではサッカーでキーパーをやってました。今ははっきり覚えてないんですけど、何かの大会で優勝したこともありました。
──覚えてないですか(笑)。サッカーをやっていたことで、キックに生きたことはありますか?
高山 やっぱり走ってたりするので、体力がついてたところが生かせたかなと思ってます。
──勝手なイメージですが、ゴールキーパーって集中力がすごく必要ですよね。そこも役に立ったのでは?
高山 そうですね。ボールが飛んできた時とか反射神経が必要ですけど、僕は昔からある方だったので、パンチとかも見るのが得意ですね。
──キックでは、アマチュアの試合はどれぐらい出ましたか?
高山 アマチュアは50戦ぐらいで、35勝ぐらいしたと思います。KNOCK OUTとスックワンキントーンのアマチュアで優勝しました。
──アマチュアでそれだけ勝てたのは、何がよかったと思いますか?
高山 毎日ジムだけは休まずに行っていたので、たぶんそれで勝てたと思います。
──ジムにはプロの先輩選手もけっこういますよね。一緒に練習したり背中を見ていく中で、どういうことを感じていますか?
高山 ミットとか見てても、もう迫力がすごくてビックリするぐらいなので、そこに早く追いつきたいですね。
──今回はREBELSに初参戦ですが、KNOCK OUTにはどういう印象がありますか?
高山 強い選手が今かなり多くて、メチャクチャ盛り上がってるなという感じがしていて、自分もそこで活躍できるようになりたいです。今回の試合もすごく楽しみです。
──今回の試合はREDルールですが、ヒジの準備については?
高山 アマチュアではヒジはなかったですけど、練習ではミットとかでけっこうやってきました。首相撲も自信あります。
──今回の相手、鳥居大珠選手の印象は?
高山 試合映像が出てこなくて見れていないので、印象とかは分からないんですけど、相手は今プロで1戦している選手で、僕はデビュー戦だから相手の方がキャリアはちょっと上かもしれないですけど、ここでしっかり倒して、1試合目から盛り上げたいです。
──自分としては、どういう試合をしてどう勝ちたいと思ってますか?
高山 蹴りが得意なので、打ち合いには付き合わずに、自分の距離で戦って圧倒したいですね。最後はKOできる時があれば、仕留めたいです。ハイキックで倒せたらいいなと思っています。
──ちなみにアマチュアの時はハイキックで倒したり、ダウンを取ったりはありましたか?
高山 ダウンはないですけど、当てることはできました。タイミングが得意だったので、それを生かせるようにしたいです。
──プロデビューということについてはどう思っていますか?
高山 アマチュアと違ってレガースもないし、グローブも小さいので、しっかりディフェンスの練習もしてパンチが当たらないように意識しています。
──プロでの目標は?
高山 必ずチャンピオンになって、有名になりたいです。
──17歳ということですが、今は高校生なんですか?
高山 実は高校には行ってなくて。中学を卒業してからずっとジムでキックボクシングに賭けて、専念しています。朝から毎日2部練、3部練したりしています。
──格闘技一本なんですね。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
高山 このデビュー戦で僕のことを初めて見る人がほとんどだと思うので、僕のテクニックをしっかり見てほしいですね。テクニックには自信があります。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
高山 敦
所属:Striking Gym Ares 生年月日:2008年3月31日生 出身:愛知県豊橋市 身長:174cmrn戦績:本大会がデビュー戦

