KNOCK OUT.59｜福田拓海インタビュー公開！

「今は森岡へのリベンジしか考えていません。そのためにも今回は倒します！」

11・15「MAROOMS presents KNOCK OUT.59」の［KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R］で河野直次郎と対戦する福田拓海。9月には自身初のタイトルマッチとなる森岡悠樹戦に臨んだ福田だが、ダウンの応酬の中で1RKO負けを喫し、タイトル獲得はならなかった。そこからの再起戦となる今回、福田はどんなテーマを持ってリングに上がるのか？

──9月の森岡悠樹戦は残念でした。今振り返ると？

福田　いやもう、メッチャ悔しいですね。本当に悔しかったっていう、それだけです。

──最初からダウンの応酬になりましたが、「いける」と思った瞬間もあったのでは？

福田　そうですね。確かに「いける」と思った瞬間もあったんですけど、そこでもっとうまく詰めなきゃいけなかったなと思います。熱くなりすぎました。

──熱くさせられてしまった感じ？

福田　そうですね。他の試合ではそんなに熱くならないんですけど、あの時は熱くなっちゃいましたね。ただ、相手の方が余裕はあったのかなと思います。経験値の差じゃないけど、相手の方が終始落ち着いていた印象があります。

──初のタイトルマッチっていうところではどうでしたか？

福田　メッチャ楽しかったです。いつもよりたくさんの人が応援に来てくれたので、メッチャ気合いも入ったし。試合順もセミファイナルで、そんなに後ろの方でやったこともなかったので、楽しかったです。

──試合後はその負けを踏まえて、どういう感じで練習を再開したんですか？

福田　今回の試合決まったのが、森岡戦が終わって1週間後ぐらいだったんですよ。休んでいたら会長から電話が来て、「やる？」って聞かれたので、「やります」って言ったんです。それからすぐに練習を始めたので、すごく長く休んでたわけでもないんですよ。タイトルマッチだったから練習はメッチャしてきて、そのままの流れでまた練習したみたいな感じです。

──では今回の再起戦は、「話が来たからこのタイミングになった」という感じなんですね？

福田　そうですね。たぶん、今年はもうないだろうと思って諦めていたんですけど、すぐに話が来たので、「やるか」と。

──その相手が河野直次郎選手になりました。どういう印象でしょうか？

福田　印象は特にないんですけど……でも九州の方で何個かベルトを持ってるみたいですね。

──戦績を見ると、九州のベルトを総ナメみたいな感じで。そして勝利数の中のKOの割合も高いですよね。

福田　でも、印象は特にないんですよね。本当に今回は、何が何でも勝たなきゃいけないので。前回の悔しさを晴らすための試合になるので、別に相手が誰だろうと、リングに沈めるだけなので。

──それはできるだけ早くという感じですか？

福田　前回は1Rで終わっちゃって、もっと自分がやりたかったこととか、見せたかったものとかがいっぱいあったんですけど、それが見せられなくて悔しかった部分もあるので、もうちょっと見せたいなあという気持ちもあります。

──そして最後は倒すと。今考えているのは、もう一度タイトルマッチに辿り着きたいということが一番なのか、森岡選手へのリベンジが優先なのか、その点ではどうですか？

福田　森岡にリベンジしたいですね。それが一番です。本当に悔しい思いをさせられたので、やり返したいという気持ちが一番強いです。

──森岡選手は8日に常葉でクンクメールとの対抗戦に出場したばかりですが、その試合は見ましたか？

福田　見ました。お腹痛そうにうずくまってましたね（笑）。でも、普通にクンクメールの選手たちがみんな強すぎて。森岡選手のパンチを食らっても全然倒れなかったじゃないですか。ちょっとすごいなと思いましたね。不気味な感じすらしました。