「2月の初後楽園とは違うリングインに注目してください!」

 

 

11・14「MAROOMS presents KNOCK OUT.59」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R]で福田拓海と対戦する河野直次郎。2011年のデビューから14年、35戦のキャリアの中で主に九州のキック王座を多数獲得している河野は、初参戦のKNOCK OUTで何を目指しているのか?

 

 

 

 

 

──今回、初参戦となるKNOCK OUTにはどういう印象がありますか?

 

河野 いろんな選手が出ていて、KNOCK OUTという名前だけあってKO率が高い大会だなと思います。今、波に乗っている森岡悠樹選手は気になっていますね。ちょうどクンクメールとの対抗戦に出ていたのも見たんですけど、すごかったですね。ああいう面白い試合が多い大会という印象があります。

 

──自分には合っている?

 

河野 僕も今、直近の7戦は勝ちも負けも全部KO決着なので、自分も盛り上げられそうだと思っています。

 

──相手の福田拓海選手も激しい試合をする選手だと思いますが、どういう印象ですか?

 

河野 とりあえず身長が高いなというのが第一印象ですね。あと、跳びヒザのタイミングがうまいなと思いました。警戒するべきなのはその跳びヒザかなと思ってます。

 

──その福田選手に対して、どう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?

 

河野 相手もたぶん手足が長いので、向こうのやりたい距離を潰して、僕の距離で戦っていこうと思ってます。最終的にはパンチで倒して、KOを狙います。

 

──福田選手は、前回がタイトルマッチというポジションの選手なので、ここで勝利すれば、一気に上に行けると思います。

 

河野 ですよね。ここで福田選手に勝って話がうまくいけば、森岡選手とタイトルマッチでもワンマッチでもいいので、やらせてもらえたらいいかなと思います。

 

──河野選手は拠点が宮崎の延岡ですが、経歴を見ると九州のキック王座を総ナメにしてますね。

 

河野 そうですね、大体は獲りました。

 

──これまで約14年、35戦のキャリアは九州での試合が多かったようですが、関東での試合は何試合ありましたか?

 

河野 関東では次で4戦目ですかね。後楽園ホールは2回目です。今年2月のKrushが初の後楽園でした。

 

──初後楽園はどうでしたか?

 

河野 「この長い格闘技人生、やっとここまで来たなあ」という感じでしたね。次はその後楽園のリングで初勝利したいです。

 

──東京での試合は、やはり気持ち的に違うものがありますか?

 

河野 全然違いますね。関東の人たちは格闘技一本にかけている選手が多いと思うんですけど、僕ら地方では仕事をしながら試合をする選手が多くて環境が違うと思うので、そこで負けじと関東勢を倒したいと思って気合いが入ります。

 

──ここで勝って、KNOCK OUTに継続参戦したいですか?

 

河野 そうですね。うまいこといけばいいなと。1回だけ出場したKrushにも出たいですけど、KNOCK OUTの方でもお話がいただければ、そっちも出たいなと思います。チャンスがあればもういつでもという感じです。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

河野 前回のKrushの時、僕、リングインでロープに引っかかってコケてるんすよ。これは地元でもイジられてるので、今回はコケないように、みんなで見守っていてほしいです。

 

──分かりました。ありがとうございました!


プロフィール
河野 直次郎
所属:CLIMB GYM
生年月日:1995年4月25日生
出身:宮崎県延岡市
身長:168cm
戦績:35戦19勝(11KO)15敗1分