KNOCK OUT.59｜井上舜矢インタビュー公開！

「攻撃力のレベルでは驚かせる自信があります！」

11・15「MAROOMS presents KNOCK OUT.59」の［KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R］で力斗と対戦する井上舜矢。地元・熊本で空手、ボクシングで実績を残し、キックボクシングでもプロで3戦3勝全KOと快進撃中の井上は、今回のKNOCK OUT初参戦にどのように挑もうとしているのか？

──今回、井上選手はKNOCK OUT初参戦ですが、ネットで検索すると空手時代から地元のメディアなどでけっこう取材されたりしているんですね。格闘技は空手からですか？

井上　はい。8歳の時に始めました。兄貴にいじめられてて泣き虫だったので、強くなりたいという思いで空手を始めたという感じです。

──お兄さんというのは、RIZINにも出場した井上聖矢選手ですね。今は一緒に練習もされているそうですが、空手で泣き虫も克服して、お兄さんとも仲良くなった？

井上　練習はしてますけど、仲良くはないです。

──そうですか（汗）。一緒に練習はしてるんですよね？

井上　毎日はしないですけど、時間が合えば一緒にするかなって感じですね。

──極真空手では中3の時に全日本ジュニア優勝という実績がありますが、始めた動機はどうあれ、向いていたわけですね。

井上　うーん……他の人を見る限りは、ちょっとは向いてたんじゃないかなと思います。

──そして、そこからボクシングへ？

井上　はい。ボクシングは高1の1年間だけ、部活でやりました。

──でも九州大会で優勝したと。そこからまたキックボクシングに行ったのは？

井上　頭がそんなによくなかったので、高校に入るためにボクシングを始めて、推薦で入ったんです。もちろん3年間やり続けるつもりだったんですけど、やっぱりどうしてもキックがやりたくなったので、高2からキックボクシングを始めました。

──今はフリーということですが。

井上　熊本のジムに入って、この前まで所属していたんですけど、MMAをやろうと思って、そこのジムはやめて。今は、メインの練習は元いたジムでやらせてもらっていて、他にいろんなところに出稽古に行ったりしています。あと、やめてから1ヵ月間ぐらいは安保瑠輝也選手も行っている和歌山のボクシングジムに合宿という形で練習に行っていました。

──なるほど。プロでは昨年デビューして、今は3戦3勝（3KO）ということですね。プロでやってみて、どうですか？

井上　けっこう力みとかもあって、難しいところがあるかなと思いました。攻撃力は高いんじゃないかなと思っていて、それで勝てているというのはあるんですけど。

──さて今回、KNOCK OUTに初参戦となりました。KNOCK OUTにはどういうイメージがありますか？

井上　強い選手がいっぱいいて、今後もっと大きく成長する団体なんじゃないかなと思ってます。久井大夢選手とか龍聖選手はやっぱりすごいなと思いますね。

──今回は力斗選手との対戦ですが、どんな印象ですか？

井上　攻撃力が強くて、蹴りがうまい選手だなと思っています。カーフキックと、あとパンチ力もけっこう強いので、パンチをもらわないようにしたいです。

──自分としてはどういう試合をして、どう勝ちたいと思っていますか？

井上　ラッキーパンチで勝つとかじゃなくて、普通に完封勝利したいですね。パンチには自信があるので、できればKOで勝ちたいんですけど、他にもいろいろ技術的な面でも見せられたらなと思っています。

──その先、プロとしてはどういう目標を持っていますか？

井上　今はずっと、この試合に勝つことだけを考えてやってきています。その先は勝ってから考えたいです。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう？

井上　戦い方ですかね。攻撃力には自信があるので、そのレベルの高さを見ていただけたらなと思ってます。驚かせる自信があるので。