「どんな局面でも勝てる。マジで1Rで終わらせます!」

 

12・30「MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O.CLIMAX 2025~」の[KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R]で皆川裕哉と対戦する“狂拳”迅。10月のREDルール初戦はダウンの応酬の末にKO勝ちで沸かせた彼が、続く今回も王者クラスの選手と激突。この試合を前に、どう意気込んでいるのか?

 

 

 

──前回、10月のREDルール初挑戦、辰樹戦はいい形で勝てたと思うんですが、ご自分としてはどうでしたか?

 

“狂拳”迅 結果的にはよかったですけど、最初ダウンを取られたので、修正するとこがあるなっていうのと、このルールでいけるなっていうのを両方、思いました。

 

──試合後、会長などからは何か言われましたか?

 

“狂拳”迅 試合終わった後は「一番気をつけてた左ストレート。もらったやんけ」みたいな感じで言われましたけど、後からは「倒したところだけじゃなくて、倒されたところを何回も自分で見て、そこをしっかり修正していけよ」とは言われました。

 

──実際にやってみて、新たに気づいたことはありましたか?

 

“狂拳”迅 もらったダウンって、オープンフィンガーグローブ(OFG)やったから立てたと思うんですよね。8オンスのグローブやったら、たぶん立ててない感じやったんですよ。OFGって一瞬だけ効く、フラッシュダウンみたいな感じやなと。脳までは揺れへん感じやから。打たれ弱い僕としては向いてるんかなと思いました。

 

──その後の練習では、その修正もしてさらにスタイルを突き詰めて……という感じですか?

 

“狂拳”迅 そうですね。もちろん修正したし、あの試合が終わってからすぐ練習スタートしました。たぶんアゴが弱いと思われてるから、相手はみんな倒しに来ると思うんですよ。でも逆に、倒しに来てくれたら僕も倒せるから。そのへんは自分の殺傷能力が生かせるっていうか、倒せるルールやなとも思いました。

 

──ダウンを食らった時に、実況アナが「そうなんです、打たれ強くはないんです」って言ってましたね。

 

“狂拳”迅 いやいや、見ましたよ(笑)。あの時、軍司選手が解説してましたけど、打たれ弱い、打たれ弱いって言うのやめてくださいよ。ひどいなぁと思って(笑)。

 

──伝えます(笑)。

 

“狂拳”迅 まあ、みんな分かってることやと思うんで全然大丈夫です(笑)。ただ俺、何回も試合映像を見ながら何回も聞いてるんですけど、なんかムカつくなとは思ってますね(笑)。

 

 

──初めてKNOCK OUTに出場して、イベント全体についてはどう思いましたか?

 

“狂拳”迅 いや、メッチャよかったですね。演出もカッコいいし、いいな!って感じでしたね。それにベストKO賞とかにも選んでもらって、そこでも賞金がもらえたりしたんで、「戦って稼ぐって。こういうことやな」って思いました。しかも今回はビッグマッチで、KOボーナスも前回の倍の20万円に増えてるんで、熱いっすね。第3試合で20万なんすね。絶対掴みたいと思います。

 

──さて、今回はジャパンキックの元王者の皆川裕哉選手との試合です。今までだったら当たるはずのない相手ですよね。

 

“狂拳”迅 そうですね。この前の辰樹選手もそうですけど、「ここ来るか!」みたいな感じのマッチメイクが続いてるので、僕としては楽しみやし、K-1 GROUPから参戦してるんで、またK-1の強さを見せようかなとは思ってます。

 

──皆川選手はどんな印象ですか?

 

“狂拳”迅 マジで、特に何の印象もないというか。ホンマに、何の印象もないですね。

 

──そうですか。ここを警戒しようみたいなところもあまりない?

 

“狂拳”迅 別にナメてるわけじゃないですけど、殴り合いになっても、蹴り合いになっても、首相撲とかヒジで切り合いになっても、どの局面でも負けへんように練習してるんで。別に特に相手どうこうというんじゃないですね。

 

──では、どういう試合にして、どう勝ちたいですか?

 

“狂拳”迅 1Rで終わらせます。

 

──それだけの自信と手応えがあると。

 

“狂拳”迅 そうです。ホンマにマジで相手をナメてるとかじゃなくて、自分が今マジで強くなってるなっていうのと、メチャクチャ仕上がってるんで。そこからの自信ですね。

 

──今、WIZARDジムでは、ヒジありに臨んでいるのは狂拳選手1人だけですよね。それだと練習しづらくないですか?

 

“狂拳”迅 いや、僕はそういうのをあんまり気にしないんで、僕だけOFGつけて、相手は14オンスでスパーリングしたり。あと、次の日の大晦日、RIZINに福田龍彌君が出るじゃないですか。彼と一緒にスパーリングを何十Rもしたりしてるんで、別にやりづらさは感じないですね。チームのみんなには感謝してますけど。逆に14オンスとか8オンスのグローブもここ1年ぐらい着けてないんで、かなり慣れました。

 

──首相撲とかヒジとかの練習はどうですか?

 

“狂拳”迅 もともと首相撲は、練習終わりにみんなでやるんです。K-1ルールは首相撲はないけど、格闘技のフィジカルを鍛えるのには、たぶん首相撲が一番いいと思うんですよ。ヒジは、スパーとかではさすがに僕も打てないんで、マスでタイミングを確かめたりしながら、あとはもう試合で、ミットとかでやってるタイミングで出せたらなと思ってますね。とりあえず、REDやから首相撲してヒジ出して……っていうのにはこだわってないです。

 

──ここで勝てば、復帰して新たな道に進んだこの2025年をいい形で終えれますね。

 

“狂拳”迅 勝って終えたいですね。負けて年越すとか、何かイヤっすもん。

 

──その先は何か考えていますか?

 

“狂拳”迅 今、REDフェザー級は王者が空位なんで、ここでしっかりバチッと勝てば、フェザー級の選手もいろいろいますけど、来年中ぐらいにタイトルマッチをやらせてほしいですね。古村光君がたぶん一番強いなと思ってるんで、彼と僕でやらせてほしいです。勝てると思ってるんで。まあでも、今はこの試合に勝つことだけ考えてますけど。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

“狂拳”迅 マジで1Rで終わらせるんで、しっかり見といてください。第3試合からちゃんと座っとけと。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 


プロフィール
“狂拳”迅
所属ジム:WIZARDキックボクシングジム
生年月日:2003年12月18日生
出身:京都府京都市
身長:168cm
戦績:9戦6勝(4KO)3敗