2026年3月14日(土)東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT.61』の記者会見が行われ、第一弾対戦カードが発表された。
KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級戦として、成尾拓輝(究道会館)vs小森玲哉(ONE'S GOAL)が決定。18勝(14KO)と高いKO率を誇るHOOST CUP日本ライト級王者・成尾は昨年11月の常葉大会でKNOCK OUT初参戦、下地奏人に2RTKO勝ちを収めた。
現在、KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級の王座は空位となっており、山口元気代表は「この試合の勝者がタイトルに絡んでいくことになるのかなと。小森選手も非常にガンガンいく選手なので沸かせる試合になるんじゃないかなと思っています」と期待のコメント。
会見欠席となった小森からはメッセージが届いており、「このような大きなチャンスをいただき、KNOCK OUT関係者の皆様に心より感謝申し上げます。成尾選手は HOOST CUPライト級チャンピオンであり、実績、実力ともに本当にリスペクトしております。この試合に勝つことでKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級のベルトにつながる大きなチャンスだと思っていますので、当日はKNOCK OUTにふさわしい、魂のこもった試合にして必ず勝ちます。皆さん応援お願いいたします」と読み上げられた。
会見に出席した成尾は「KNOCK OUTに継続参戦させていただいて、本当に嬉しく思います。自分は今年度中には必ずスーパーフェザー級のチャンピオンになるので、チャンピオンになるまでのストーリーとして今回の試合、必ずぶっ倒してKNOCK OUTのファンの皆さんに自分の強さを見せたいと思います」と力強い意気込み。
対戦相手の印象については「実績、実力を考えても、自分の方が相当上だなと。戦うステージが違うというか、しっかりぶっ倒して勝たないといけないなと思っています。自分の気の緩みとか油断が一番気をつけないといけないことなので、しっかり仕上げて試合当日を迎えたいです」と自信満々。
一番アピールしたいことを聞かれると「自分のフルスイングっぷりを、とにかく後楽園ホールでKNOCK OUTのファンの皆さんに見せたい。自分がどれだけKNOCK OUTという大会名を背負った試合ができるか、倒しに行く姿をファンの皆さんに見せたい」という。
成尾はONEにも定期的に参戦しており、今後については「ONEの舞台は世界中の強い奴らと戦っていける、世界最高の場所だと考えているので、そこにも継続参戦したいなと。今まで海外選手とやる中で、あまり日本人の実力者と比較されるところが少なかったので、今一番日本で盛り上がっているKNOCK OUTの舞台で強い日本人とやりあって、そこで成尾が日本で一番強い、60㎏で強いのは俺だと見せつつ、世界に挑戦していけたら」とKNOCK OUT、ONEの両団体で自身の強さをみせるだけだとする。
なお、KNOCK OUTで興味のある選手を聞かれると、龍聖の名前を挙げ「60㎏といえば龍聖選手だと思うので、そこをぶっ倒して自分がスーパーフェザー級のチャンピオンになります」と龍聖との対戦をアピールした。

■KNOCK OUT-RED-61.5kg契約 3分3R
ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)vs弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
軍司泰斗、大沢文也に勝利しKNOCK OUTで猛威を振るうゲーオガンワーンが再び参戦、イノベーション&ムエタイオープンのライト級王者・弘が対戦に名乗りを挙げたことで実現したカード。現在空位のKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級の王座に向けて大きな一戦となった。
会見欠席となったゲーオガンワーンからはメッセージが届いており、「対戦相手の弘選手にはきっちりと準備しておくように伝えてください。次は初参戦の時のようなKO勝ちをすることを自分自身に課しているので、彼は今まで経験したことのないムエタイの怖さを3月に味わうことになるでしょう。日本やタイのKNOCK OUTファンにはインパクトのある試合をお見せし、しっかりと自分の役目を果たしますので、応援をお願いいたします」と読み上げられた。
弘は「今回、KNOCK OUT初参戦になるんですけど、その初参戦でゲーオガンワーン選手と戦えることをすごく嬉しく思います。自分もムエタイ出身なんでこれまでにはないムエタイを見せられるかなと思っていて、ゲーオガンワーン選手と作り上げるムエタイをぜひ見ていただけたら嬉しいです。その上でしっかり勝ってベルトに挑戦できるよう頑張りたいと思います。そして、ジムには壱さんと蒔がいるんですけど、センチャイジムにはこんな人もいるんだと、面白いものを見せれたらいいかなと思ってます」とアピール。
相手の印象については「オファーが来たときにもう驚きですよね。KNOCK OUT初参戦で、今勢いあるゲーオガンワーン選手が来て、テンションが上がって夜中の3時半まで起きてました(笑)。今までの試合を見て1番気を付けないといけないのはヒジとミドル」と警戒するも「しっかり練習でカバーして、自分もヒジ、ヒザ、ミドルもあるので、ムエタイをして勝ちたいと思います。センチャイ会長からは『がんばれ』と言われ、みんなで力を合わせて勝ちを狙っていきます」と問題ない様子。
もともと弘はプロレスラーを目指していたというエピソードを突っ込まれると「プロレスラーを目指してたんですけど、僕の目指していた団体がちょうどコロナ禍でなくなってしまって、どうしようかなと思った時に、センチャイムエタイジムで本物の戦いをしようと思って、今に至ります。後楽園で試合できるのは、ちびっ子の頃からの夢なんで、なんか最高です」とテンション高めに語った。

■KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)vs竹内賢一(Ten Clover Gym 世田谷)
K-1グループから参戦中の迅はKNOCK OUTで2戦2勝2KO。対する竹内も昨年11月大会で祐輝をKO勝ち。KNOCK OUT-REDフェザー級のタイトルは小笠原瑛作が返上したことで空位になっており、「この試合の勝者もかなり王座決定戦に関して大事なところに入るカードだと思っています」と山口代表。

迅は「相手は他団体の元チャンピオンで、キャリアの僕の5倍以上あるから倒しがいのある選手を用意してもらったので普通に倒したいと思います」といえば、竹内は「前回5連勝している強い選手に何とか勝ったんですけど、今度の相手は2連続KOというめちゃくちゃ強い選手です。KNOCK OUTは僕のことが嫌いなのかなと思うくらい強い選手を用意するので勘弁してほしいです。でも、この試合で勝ったらベルトに近づけると思うので、胸を張れるつもりで挑みます」と気合十分。

お互いの印象を聞かれると、迅は「ベテランって感じで、特に別に何もないですね。華がないです」と挑発すると、竹内は「僕は華がないですかね? 相手はめちゃくちゃ強いと思ってるし、僕のキャリアとかは全然関係ないと思ってるんで、KNOCK OUTのキャリアでいったら相手の方が上だと思ってるし、本当ここは食ってやろうと思ってます。相手の一番気をつけるところはリングネームの“狂拳”ですよね。倒すパンチを持っていて、カーフ、三日月蹴りで削って、ちゃんとパンチにつなげる戦いをしているので、、頭のいい選手かなと思ってます。気をつけるところはパンチ。僕は結構もらうのでもらわないようにします」と警戒コメント。
迅は「3連続1RKOしたらさすがに次はタイトルマッチでお願いします」と連続KOでタイトル戦につなぎたいとアピールすると、竹内は「相手はタイトルマッチとか言ってますけど、僕もタイトル狙ってるんで、今回勝ってベルトに近づけるようにしっかりKOしたいと思います」とした。

■KNOCK OUT-UNLIMITED女子 -54.0kg契約 3分3R
鈴木万李弥(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)vsタイソンRINA(TEAM TEPPEN)
女子選手初のUNLIMITEDルールによる一戦。KNOCK OUT初参戦となるタイソンはウェイトリフティング日本チャンピオンだといい、「女子のUNLIMITEDの試合にこれからどのぐらい参戦してくれるのか、試金石になるような試合を期待してます」と山口代表。

鈴木万李弥
「今回女子初のUNLIMITEDの試合ということで、注目度が高くなってきてると思うんですけど、ここは怖がらず、打ち合いに持っていって、年末のようなKNOCK OUTの盛り上がる試合を女子で見せたいと思うので、頑張ります。
(UNLIMITEDの試合は元々やりたかったか)MMAを5戦ぐらいやっていて、刺激を求めているのでやりたいなと思っていました。
(UNLIMITEDの練習について)一応、秘密でやってます(笑)。試合当日、お楽しみにしてください。
(どういう試合を見せたいか)対戦相手の試合を見たんですけど、結構強い相手とダウンの取り合いをして盛り上がった試合をしていて、私がもしかしたら倒されるかもしれないし、私が倒すかもしれないという結構ドキドキな展開になると思ってます。
(以前にMMAの試合を経験していて、それ以降はMMAの練習を続けていたか)MMAの最後の試合で右前十字を切っちゃって、そこからちょっと離れていたんですけど、ちょいちょいって感じですね。真剣にはまだやってなかったので、今回のUNLIMITEDの試合が決まって、練習に入ったら体が覚えてくれたので、ちゃんとそれ用にしっかり練習やってます。
(ファンにメッセージ)女子初のUNLIMITEDの試合で注目してもらえていると思うので、UNLIMITEDの試合は面白いなと思ってもらえるようにしっかりとやっていきたいと思います」

■ルール・契約体重調整中 3分3R
NANA(エスジム)vsエミリー・チョン(香港)
KNOCK OUTに定期的に参戦しているNJKFミネルヴァ認定スーパーフライ級王者NANAの相手、チョンはONE FFに2度参戦経験があり、戦績は16戦12勝(5KO)4敗と高いKO率を誇る。当初、NANAの要望でカンボジア人のトゥー・チャン・ボティ(2025年11月8日の常葉大会でザリーナ・イスラモバにKO負け)と対戦を予定していたが、諸事情により、ボティが来日できず、急遽チョンの参戦となった。「NANA選手が世界に通用するのかの注目が集まる試合となった」と山口代表。

NANA
「初めてのオープンフィンガーグローブでの試合なんですけど、前回ザリーナ選手とやったカンボジアのトゥー・チャン・ボティ選手の試合を見てちょうどいいかなと思っていたのですが、チェンジで出てきた選手の映像を見たら、パンチがめっちゃ強くて(苦笑)。話が違うぞと。日本人選手とやっている映像では、結構顔がボコボコになっていたので、ちょっと怖いなと思いながら、試合を楽しみにできるように頑張ります。
(OFGの試合について)OFGはクローブが小さいから殴りやすいし、掴んでも攻撃できるのでやりやすいなと思っています。
(試合イメージ)ガンガン殴り合うしかないと思っています。殴り合いだけじゃなくて、せっかくのムエタイルールなので、掴んでヒジとか、掴んでぶん殴るのが一番得意というか、好きなので、見てて『大丈夫?』っていう試合をしたいです。
(OFG挑戦にあたって見据えている目標)とりあえず大きな怪我をしないで、今回終えてからまた考えたいと思います。
(OFGの試合を最終的な場にしようと考えているか)OFGでの試合をやってみてからなんですけど、そういう風に考えています。
(究極の目標は)掴んでぶん殴るのは私が一番強いと思ってもらえることが目標です。
(なぜ掴みの試合が得意だと思うか)私はステップワークを使うタイプでもないし、手足も短いのでガンガン前に出て掴んで殴らないと届かないんです。ただ、殴る距離に行けば自分の強さを発揮できると思うので、それができる一番良いルールなのかなと思います。
(イメージは高山vsドンフライ戦?)いいですね。そういうふうにやっていければいいなと思います。
(ファンにメッセージ)年内の試合は3月と6月やるかな? それで一旦お休みすることになりました。まだお母さんにしか言っていません。なので、見納めになってもいいようにしっかり準備してきますので、必ず勝ちますので、会場で見に来てもらいたいです」

■KNOCK OUT-RED女子バンタム級 3分3R
辻井和奏(BRING IT ON パラエストラAKK)vsRUI JANJIRA(JANJIRA GYM)
スック・ワンキントーン女子フライ級王者で現役大学生の辻がKNOCK OUT初参戦。対するRUIは昨年10月の常葉大会に参戦している。山口代表は「RUI選手はガンガン行く選手なので熱い試合が見られるんじゃないかなと。OFGなので非常にスリリングな試合になるんじゃないかなとも思ってます」と期待を込めた。

辻井和奏
「初めて初めてKNOCK OUTに出させていただきます。私がずっと言っていることは、二刀流でやっていき、私の目標が天下を統一して世界一になることです。まずはKNOCK OUTで皆さんに辻井和奏を推していただけたらいいなと思っています。ベルトを見据えて、初戦で強いところをお見せできるように頑張ります。
(KNOCK OUT参戦理由)OFGのムエタイの試合をやりたかったので、KNOCK OUTのリングを選びました。
(対戦相手の印象とどういう試合にしたいか)多分ガツガツ前に来るタイプの強い選手だと思うので、そこでしっかり打ち勝てようにしたいと思います。本当は何もさせないで勝つくらい練習をしているし、できると思っているので、まだ私のことを知らない人も一試合見ただけで、強いやつ来たなと思えるような試合をしたいです。
(タイトル挑戦はいつ?)まだベルトがないので、熱い試合していろんな人に見ていただけたら、作ってもらえると思うので、それは試合でアピールできたらいいなと思います。
(初黒星を喫したのがONEのOFGの試合だったことでOFGに再挑戦するのか)OFGでの試合で初めて負けたんですけど、試合中、初めておもろいと思えたので、またやりたいと思いました。どの辺がおもろかったかは、わかんないけど、試合中おもろいと思ったことはなく、負けているのに、めっちゃ殴られてるのにおもろいと思いました。
(ファンにメッセージ)今回初めてKNOCK OUTに参戦します。私のOFGの試合を国内で見ていただけるのも初めてだし、皆さんに日本で見ていただけるのもすごい久しぶりなんで、成長した私の姿をぜひ見てください。目を離さないでください」

