「勢いのある10代に勝って、6月の代々木に出ます!」
3・14「MAROOMS presents KNOCK OUT.62」の[KNOCK OUT-BLACKバンタム級/3分3R]で龍希と対戦する工藤“red”玲央。昨年はラストイヤーを宣言するも10月に敗れ、予定を変更して再起戦に臨む。連続1RKO勝利中の相手に対し、工藤はどう闘おうとしているのか?
──前回、昨年10月の川端駿太戦の後、心境の変化があったようですね。
工藤 川端戦は負けましたけど、闘ってる時に、まだまだ若い子たちと全然闘っていけるなという感覚があったんです。もちろん、年齢を重ねると大変なこともいっぱいありますけど。本当は10月に勝って12月にラストマッチをと考えてたんですけど、負けちゃったし、ちょっとダメージもあったので、できなくて。去年からしっかり3回勝って12月とはいかなかったですけど、まだできると思ったし、ここでやめたらちょっと後悔が残るなという気持ちがあったんですよね。
──なるほど。
工藤 かといって、もう一応最後にすると決めてることは決めてるじゃないですか。自分の体とかのことも考えたら、本当にもう長くないというのは分かってるので。それで、一応まだいけますということを、ジムの会長にも伝えて。それで、3月またやろうと。でも今度は1年というわけにもいかないので、今はそんなにキッチリとは考えてないんですよね。とにかく、しっかりいい形で終わろうという感じで。
──では、それが今回なのかは分からないですけど、満足いく試合ができたらそこで終わりにする可能性もあるということですか?
工藤 そうですね。まあ、それが今回なのかどうかは、まだ何とも言えないですけど。
──とりあえず今回の試合に関しては、もう一度、新たな気持ちで臨もうという感じですか?
工藤 そうですね。相手も強いことも分かってるので。やるからには、もう同じ土俵じゃないですか。だから最初は不安でしたけど、もうしっかり準備しています。しっかり練習していくと、練習が自信につながるというか。会長にもずっと自分の練習を見てもらったりしているので、もう怖いものはないですね。
──その、若くて勢いのある龍希選手ですが、一番警戒すべきという点は?
工藤 やっぱり勢いですよね。そこに呑まれないように。彼の空気に呑まれたら終わりだと思ってるので。
──おそらく、龍希選手は自分から出て、倒しに来ますよね。その先手を取りたいという感じですか?
工藤 はい。思ってるようにはさせないよと。経験だけは勝ってると思ってるんですけど、勢いに呑まれちゃったら経験もへったくれもなくなっちゃうので、その経験を生かして、しっかり呑まれないようにします。その上で、倒すイメージは作ってます。
──呑まれないために一番大事なものは何でしょう?
工藤 龍希選手が勝った試合映像を見てるんですけど、その相手みたいな感じになってしまわないことですね。勢いに押されて、彼らみたいな動きになってしまったら結果も同じになっちゃうので。
──理想としては、今回勝った後はどうしたいですか?
工藤 今回勝って、6月の代々木大会に出たいですね。ビッグマッチだからというのもありますし、試合スパン的にもちょうどいいですし、あと3年前に、代々木で小倉尚弘君に負けてるので。見てるお客さんたちにも、そんな代々木で勝ってる姿も見せたいですし、自分的にも代々木で勝ちたいので。
──そこを見据えていると、去年ともまた気持ち的に違うのでは?
工藤 そうですね。去年の今頃は連敗で本当に切羽詰まった状態でした。今は楽というわけでは全然ないですけど、気持ち的には去年の今頃よりは切羽詰まってなくて。だからその分、いろいろ練習できることの幅が広がって、気合いにもつながってますね。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこですか?
工藤 30代だけど、10代にも勝てるぞというところを注目してもらいたいですね。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
工藤“red”玲央
生年月日:1987年5月7日生
所属:TEAM TEPPEN
出身:大阪府豊中市
身長:162cm
戦績:36戦14勝(9KO)17敗5分

