「KNOCK OUTのベルトを獲りに帰ってきました」酒井柚樹、3年ぶりの復帰戦で久貝飛雄馬と激突「今が一番強い」
9月5日(土)開催の「REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN' on the WORLD~」で、[KNOCK OUT-BLACK -51.5kg契約/3分3R]として酒井柚樹vs久貝飛雄馬が行われる。約3年ぶりにKNOCK OUTのリングへ帰ってくる酒井。KROSS×OVERのトーナメントを終え、現在盛り上がりを見せるKNOCK OUTへの参戦を自ら希望して実現した今回の一戦には、明確な目標がある。それは、KNOCK OUTのベルトを獲ること。3年間で変わったもの、ジムでの立場、応援の力、そして「今が一番強い」と語る現在地。地元・横浜で、酒井がリングに込める“熱い気持ち”とは――。
「ずっと出たいと思ってました」3年ぶりに帰ってきたKNOCK OUT
──酒井選手、お久しぶりです。KNOCK OUTへの参戦は3年ぶりですね。
酒井 そんなに経ちますか!
──記録を調べたら、2023年9月の柿﨑瑠戦以来でした。この間、いろんな団体でコンスタントに試合をしていましたが、どこのリングに上がるかは、そこまでこだわりがないんですか?
酒井 基本的に「使っていただけるんであれば」というスタンスでやっていて。最近はKROSS×OVERにずっと出ていて、トーナメントとかがあって。トーナメントだと次の試合がどんどん決まっちゃうので、他には上がれないじゃないですか。それも終わったので、今盛り上がってるKNOCK OUTに出たいっていうのを那須川会長にお願いして、今回決まりました。
──しばらく出ていなかった間も、KNOCK OUTのことは気にかかっていたんですか?
酒井 いや、もうずっと出たいと思ってました。今のKNOCK OUTがメチャクチャ盛り上がってるなと思ってたし、後楽園の演出とかもすごいじゃないですか。それにKOボーナスとかもあって、選手が輝ける舞台だなっていうのをすごく思ってて。僕も30歳になったので、KNOCK OUTのベルトをキッチリ獲りたいなという思いがあります。
──今回は久貝飛雄馬選手との対戦です。どんな印象ですか?
酒井 体も気持ちも強くて、パンチとか空手の蹴りとかをベースにガンガン前に来る、熱いファイターだと思います。ガンガン前に来るところとパワーは警戒したいと思います。
──どう闘って、どう勝ちたいと思っていますか?
酒井 今はもう、どんな局面になっても大丈夫な準備をしてるので。ガンガン来れば想定どおりだし、ガンガン来なくても、「そう来るのね」っていう感じで。相手に合わせるんじゃなくて、ただ自分の強みを出せば自ずと勝ちは見えてくると思うので。作戦とかそういうのではなく、ただ、前に出てくるのを考えておこうと。あとは自分の闘いをするだけっていう感じです。
「今が一番強い」3年間で変わったのは、技術以上に“気持ち”
──最終的にはどう勝ちたいと思っていますか?
酒井 やっぱり、派手に倒して勝ちたいですね。大きい大会なので、有名な選手とかもいっぱい出ますけど、その中でもインパクトの残る試合がしたいです。大会が終わった後に「今回の酒井柚樹はちょっとヤバかったね」という印象を残したいですね。
──この3年間で、自分が一番成長できていると思うところは?
酒井 一番となると、ちょっと難しいですけど……でもやっぱり、パッと出てくるのは気持ちですかね。試合にかける思いが、やっぱり一番強くなってるなと思います。
──そうなるきっかけがあったんですか?
酒井 もちろん、勝ちたいのはみんな当たり前だと思うんですけど、勝ちたいっていう気持ちの中でも「度合い」ってあると思ってて。僕は今、その勝ちに対する思いが半端じゃなく強いんで。だから練習の質や量も全然違ってきてますし、練習をどれだけ大事にできるかっていうことで、私生活とかも変わってきてるので。本当に格闘技しか考えられてないというか。
──なるほど。
酒井 やっぱり年齢もあると思うんですけど、一人一人の応援の力を、今はものすごく感じてます。
──この3年の間に、TEPPEN GYMの中でも渡部太基選手が引退したり、一方で下の選手も育ってきたりして、ジムの中での酒井選手の立場の変化もあるんじゃないですか?
酒井 普段はそんなに気にしてなかったですけど、今言われてみると、たぶんあると思いますね。やっぱり太基さんが引退されて、気づいたら僕がもうけっこう上の立場というか、年齢的にも上の方で、後輩がほとんどになってるっていうのは、ちょっと感じてたので。
──そうなってきますよね。
酒井 はい。やっぱり若い子は、僕よりたぶん、先が長いじゃないですか。だからこそ、さっきの話じゃないですけど。一試合の重み、そこにかけてる重みっていうものが、最近は違うのかなと思いますね。でも、30歳ですけど、年齢はただの数字だと思ってて。現役でやってきている中で、今が一番強いっていう自信もありますし、だからこそ、このタイミングでKNOCK OUTに帰ってきて、絶対ベルトを獲りたいなという強い思いがあります。
「一人一人の応援の力を、今はものすごく感じてます」
──7月にはKROSS×OVERのフライ級暫定王座も獲得しましたよね。今はチャンピオンとしての自信も加わっているのでは?
酒井 意外に、チャンピオンになってもそんなに変化はなくて。でも、より気合いが入ったのはありますね。
本当に、人の応援の力とか愛とか、そういう若い頃に気づけなかったものを。今、すごく感じてて。それが、今の僕の支えになってますね。
──以前は、わりと試合体重の幅があった印象がありますが、今回は-51.5kg契約ですよね。ここからは?
酒井 できれば今回51.5kgでやっていきたいです。できるなら、そこでタイトルも目指したいです。
よく、先を見すぎたら足元をすくわれるって言いますけど、今の自分には明確な目標があるので、毎回、タイトルマッチみたいな気持ちなんですよ。
だから今回も僕の気持ち、試合にかける思いが絶対にリングで出ると思います。
──しかも、地元・横浜での試合ですし。
酒井 はい。横浜では2年前に、横浜BUNTAIで1回だけやったんですけど、やっぱり地元で勝った瞬間って、最高じゃないですか。今回もそれを地元で浴びたいですね。
「リングの上の自分を見れば、僕の物語を感じてもらえる」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
酒井 やっぱりこれも、一番に気持ちが来ますね。自分のこの、試合にかける思い。
リングの上の自分を見れば、「コイツ、どんな練習してきたんだろうな」「どんな思いでやってきたんだろうな」っていう自分の物語みたいなものを感じてもらえると思うので。
熱い気持ちの届く試合を、会場に来てくれる皆さんはもちろん、画面越しにも「こいつヤベえな」って思わせる試合をしたいです。
──分かりました。ありがとうございました!
PROFILE
酒井 柚樹
所属:TEAM TEPPEN
生年月日:1996年6月10日
出身地:神奈川県横浜市
身長:158cm
戦績:37戦13勝(4KO)20敗4分
REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN' on the WORLD~
開催日時:2026年09月05日(土)
開場: 12:30
開始: 13:00
開催場所:横浜武道館
https://knockoutkb.com/events/remy_presents_knock_out68_knockin_on_the_world

