「出たかった生中継の試合。多くの人に見てもらえる機会なので、派手に倒します!」渡部、初のタイ人戦でKO宣言「最初から目を離さないで」

KNOCK OUTのリングで勝利を重ねる渡部が、今回はゲーオナーカー・ソータナボウォンと対戦する。今年5月のダン・マイ・トゥエイ戦で初めて外国人選手と拳を交え、今回は初のタイ人選手との対戦。一方の渡部は、前戦となった8月2日の谷津戦でWBCムエタイ王座の防衛に成功。初めて5Rを闘い、最後は得意のヒジで試合を終わらせた。格闘技を知らない人にも自分の試合を見てもらうため、今回は「相手が倒れるところ」を見せたいという渡部。1Rの最初から攻め続け、最後は派手なKOを狙う。その思いを本人に聞いた。

「最終的にヒジで切って勝てたので、よかった」

──前戦は8月2日、谷津選手とのWBCムエタイ王座の防衛戦でした。5R TKO勝利という結果でしたが、今振り返るといかがでしたか?

渡部 初めて5R闘って、ちょっと動きが固かったのと、ちょっと体が重いなというのがあって、あんまり思うようには攻められなかったんですけど、最終的にヒジで切って勝てたので、よかったなと思います。

──あまり調子がよくなかったんですか?

渡部 いや、調子は別によかったんですけど、体が重くて、パンチが何か乗らないな、みたいな感覚でした。

──端からは、あまりそうは見えなかったですね。ローブローを受けたりもありながら5Rまで闘って、最後はまたヒジで決まりました。WBCムエタイ王座が懸かった試合は2試合ともヒジでの決着になりましたが、その手応えはどうでしたか?

渡部 やっぱり気持ちいいですね。パンチとかで倒すのとは、また違った気持ちよさというか、快感がありますね。

──これからもっとヒジを使っていこうと思うようになりましたか?

渡部 そうですね。使えるところは使っていきたいです。自分もヒジが使えるんだなというのはもう分かったので、しっかり武器として使っていきたいですね。

──フルラウンドではないにしても、初めて5Rまで闘って、スタミナ面などはどう感じましたか?

渡部 疲れはしたんですけど、全然闘えるなというのはあったので、やっぱり普段やっている練習でいいんだなという自信も、改めてつきました。

「ヒジがうまい。でも、けっこうガツガツ来てくれるので、楽しみ」

──今回はゲーオナーカー・ソータナボウォン選手との対戦です。5月のダン・マイ・トゥエイ戦が初めての外国人戦で、今回が初めてのタイ人選手になりますね。タイ人との対戦については、どう思っていますか?

渡部 今回のタイ人選手は、試合の映像とかを見ていると、ヒジがうまいなとは思うんですが、めちゃめちゃムエタイっていうより、けっこうガツガツ来てくれるので、楽しみですね。

──その意味では、「めちゃめちゃムエタイ」なタイプよりはやりやすい?

渡部 そうかもしれないですね。パンチを振ってくるので、そのパンチには気をつけたいと思ってますけど。

──自分としては、どう攻めてどう勝とうと思っていますか?

渡部 いつもどおり楽しんで、スピードとテクニックで圧倒して、最終的に倒したいと思います。

──前回は最終Rまで行きましたが、今回は早く倒したい?

渡部 TVの生中継があるので、しっかり尺も使いつつ、最後は派手に倒したいです。

「次は自分も出たいと思ってました」

──やっぱりTVの生中継が入ることは、すごく意識しているんですね。

渡部 メチャメチャしてますね。 格闘技を知らない人も、もしかしたら見てくれると思うんですけど、ヒジで切っての決着はちょっと分かりにくいかなと思うので、しっかり相手が倒れるところを見せたいです。なるべく倒して勝ちたいですね。

──前回の生中継は7月でしたが、その時はどう見ていましたか?

渡部 やっぱりKNOCK OUTはすごいなって、メチャクチャ思いました。格闘技をTVで生中継するって最近はなかったと思うので、やっぱりKNOCK OUTは盛り上がってるんだなと思いましたし、次は自分も出たいと思ってました。

──では今回、中継に乗る3試合の中に選ばれたのは……。

渡部 メチャクチャうれしかったです。「しっかり魅せなきゃな」と思いました。しかも中継の中ではメインという扱いらしいので、しっかりメインらしい試合をしようと思っています。

──今回の試合に関して、外智博会長からはどんなことを言われていますか?

渡部 いや、特別なことは言われてないです。いつもどおり練習をしっかりやっているというだけですね。相手の攻撃も映像で分かっているので、対策もしながら練習しています。

「もっとたくさんの人に自分を見てほしいし、知ってほしい」

──2026年も終盤に差しかかってきましたが、ここで勝ったらどうしたいですか?

渡部 ちょっと大きい大会に出たりしたいですね。

──大きい大会というと、年末の代々木第二大会がまず思い浮かびますが。

渡部 年末に試合するのはちょっとイヤですけど(笑)、オファーが来たらやるしかないので。あと、ONEにも出てみたいです。

──今年も全勝で来ていて、そういう意欲もより高まっている?

渡部 そうですね。もう、どんどん強いヤツとやっていきたいなと思っています。あと、この前の横浜大会で龍聖選手がREDとBLACKの統一王者になりましたけど、自分もあれがやりたいし、フライ級でそれを達成したら、また階級を上げたりとかいろいろできると思うので、まずはフライ級でベルトがほしいですね。

──KNOCK OUTの両王座とWBCムエタイの同時三冠王はまだいないですしね。

渡部 そうですね。自分が初めてそれになれたらいいなと思います。

──ずっと年末の試合は敬遠したそうな感じでしたが、タイトルのチャンスがあったり、ONEの大会とかであれば、という感じですか?

渡部 そうですねとりあえずデカい大会に出て、もっとたくさんの人に自分を見てほしいし、知ってほしいと思います。

「1Rの最初から行こうと思っているので、最初から目を離さないで」

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

渡部 今回は地上波生中継なので、派手にKOしたいと思っています。1Rの最初から行こうと思っているので、最初から目を離さないで見ていてほしいです。

──「尺を十分使う」という話じゃなかったでしたっけ?

渡部 はい。相手も打たれ強いので、たぶんそんなにすぐは倒せないと思うんですよね。だから1Rの最初からガンガン行くんですけど、しっかり効かせて効かせて、最後は派手に倒したいと思っています。でも早く倒すに越したことはないと思うので、倒せるタイミングがあったら、それはそれでという感じですね。

──分かりました。ありがとうございました!


 PROFILE
渡部 蕾
所属:KNOCK OUT クロスポイント大泉
生年月日:2007年8月11日生
出身地:東京都練馬区
身長:163cm
戦績:9戦8勝(5KO)1敗

MOTHER VEGETABLE presents KNOCK OUT MX LIVE.2
開催日時:2026年09月20日(日)
開場: 17:00
開始: 17:45
開催場所:KNOCK OUT 常葉アリーナ
https://knockoutkb.com/events/_presents_knock_out_mx_live2