「平石選手はHEARTSの控え選手。強いと思ったことがない」三浦健人、“広島からでも勝てる”ことを証明へ
9・27「KNOCK OUT REBELS SERIES.13」で、平石公介と対戦する三浦健人。
アマチュアボクシングを経験し、その後はMMAで各地方タイトルを獲得。プロ転向後もMMAだけでなくキックボクシング、柔術とさまざまなルールに挑戦してきた。
さらに現在は現役ファイターとして闘いながら、自らジムを経営。競技を続けながら選手が働ける環境を作るため、7人ほどの選手を雇用しているという。
そんな三浦が今回、約1年間ジム運営に力を注いだ期間を経てリングに戻ってくる。
その理由の一つが――
「広島からでも勝てるよ、ということを僕が証明しないといけない」
しかも今回の相手・平石とは、地元も近く、同じ専門学校の出身という意外な接点があった。
しかし、その評価を聞けば穏やかな“同郷対決”では終わりそうにない。
「平石選手はHEARTSに所属しているだけで、別に強いと思ったことはない」
広島からKNOCK OUTへ。
ファイター、そしてジム経営者という二つの顔を持つ三浦健人が、自らの戦いを通じて証明したいものとは。
UNLIMITEDは「ちょっとした異種格闘技感が面白い」
──すでにKNOCK OUTでUNLIMITEDルールを経験している三浦選手ですが、このルールにはどんな印象を持っていますか?
三浦 JMOCの判断基準が試合ごとに変わる印象があって、ブレイクが遅い時があれば早い時がある。あとはレフェリーの好みもあるんだろうなと思って見ていました。
RIZIN広島大会の時にJMOCのハンドラップ講習会があり、僕もそこに参加させてもらったのですが、その時に質疑応答の時間があって、UNLIMITEDルールに関する質問をさせてもらったんですよ。
それで疑問に思っていたことが解消した部分もありましたし、ブレイクされないように臨機応変に戦わないといけないなと思いました。
──実際にUNLIMITEDをやってみて、自分に合っていると感じましたか?
三浦 総合格闘家同士が試合をすると、結局MMAっぽくなっちゃうので、あまり面白くないのかなと思いつつ、総合格闘家と打撃の選手が戦うと面白いと思います。
僕もキックボクサーの町田光選手とやらせてもらった時に、お互いの距離感も強みも分かれているので、ちょっとした異種格闘技感があって、(町田戦)はすごく楽しかったですね。
中学2年で格闘技を始め、広陵高校でアマチュアボクシングへ
──三浦選手のプロフィール的なこともお伺いしたいんですけども、もともと何がきっかけで格闘技を始めたのですか?
三浦 格闘技を始めたのは中学校2年生の時で、今も所属しているパラエストラ広島が家から5分ぐらいのところにあって、運動不足解消というかダイエット的な感じで通い始めました。
高校は広陵高校というアマチュアボクシングが強い高校だったので、そこでアマチュアボクシングを始めて、卒業後も大学から話があったんですけど、オリンピックまでは視野に入らない感じだったので、それだったらまたMMAをやろうと思い、MMAの練習を再開して現在に至ります。
──ではアマチュアMMAの実績は、アマチュアボクシングからMMA復帰した後のものなんですね。
三浦 そうですね。
高校卒業後に就職して、コロナで空いた期間もあったんですけど、4~5年ほどアマチュアをやって、各地方タイトルを取ったあとにプロのライセンスを取得しました。
「相手が苦手にしているところを突くのが好き」
──三浦選手自身、やはり打撃が一番の武器だと思っていますか?
三浦 自分で言うとあれなんですけど(笑)、結構、打撃も寝技も両方できるんですよ。
試合も7割ぐらいはKOかサブミッションで勝っていて、相手が苦手にしているところを突くのが好きですね。
──プロの試合はすべてMMAになるのですか?
三浦 MMAが中心ではあるのですが、キックボクシングと柔術もすごい好きなので、プロでキックの試合を何戦かやらせてもらったり、柔術の試合にも出させてもらっています。
だから格闘技そのものが好きって感じですね。
階級もそこまで厳密に決めていなくて、チャンスがあるんだったら出ようかなって感じで試合をしています。
ジムを経営し、7人の選手を雇用「格闘技を続けられる環境を」
──また三浦選手は自分でジムも運営されているんですよね?
三浦 はい。去年の10月、中村選手の試合1週間前に会社を登記しました。
この1年間はジム運営に本腰を入れていて、オファーもやんわり断っていたんですよ。
それで少しずつジムのことが落ち着いて、このタイミングで復帰させてもらうことになりました。
──三浦選手は現役ファイターでありながら、いろんな形で格闘技に貢献したいと思って活動しているんですね。
三浦 広島にいると仕事と競技の両立が難しくて、25歳を過ぎると格闘技を辞めちゃう人が多いんですよ。
だから、競技を継続しながら選手が働ける環境があったらいいなと思って、自分のジムを作って、今7人ほど選手を雇用しています。
あとはKNOCK OUTという大きい舞台・団体で、広島からでも勝てるよということを僕が証明しないといけないという想いもあり、今回試合をしようと思いました。
平石公介は同郷、同じ専門学校出身「ちょっと苦手なタイプ」
──対戦相手の平石選手にはどんな印象を持っていますか?
三浦 実は地元が近くて、専門学校も一緒だったみたいなんです。
というのも、たまたま専門学校の卒業生の集まりがあった時に平石選手もいて、すごく驚いたんですけど、よくよく聞いたら地元も同じということが分かりました。
ただ、その時に地元の嫌なヤンキーの先輩みたいなムーブをしてきて、ちょっと苦手なタイプだなと思ったんですよ(苦笑)。
こういう言い方をするととげがありますが、平石選手はHEARTSに所属しているだけで、別に強いと思ったことはない。HEARTSにいる控え選手みたいな。
フィジカルとか運動神経はいいと思うんですけど、格闘技自体はよく理解してないんだろうなという印象です。
もちろん、実際にやってみないと分からないですけどね。
「広島からでも勝てる」その姿をKNOCK OUTで証明する
──今回の試合も含めて、選手としてどんな目標を持っていますか?
三浦 UNLIMITEDのベルトには正直まだまだ届かないんですけど、そこも視野に入れて頑張っていきたいなと思っています。
自分自身、ジムを経営しているんで、普段格闘技を見ないお客様にも格闘技の素晴らしさを伝えたいですね。
また僕は地方にいて、仕事終わりに練習に付き合ってくれるチームメイトがいるんで、そのみんなにも日頃の感謝を込めて、勝って恩返ししたいです。
PROFILE
三浦 健人
所属:パラエストラ広島
生年月日:2001年3月19日生
出身地:広島県出身
身長:176cm
戦績:UNLIMITED 戦績
1戦 1敗
KNOCK OUT REBELS SERIES.13
開催日時:2026年09月27日(日)
開場: 11:30
開始: 12:00
開催場所:KNOCK OUT 常葉アリーナ
https://knockoutkb.com/events/knock_out_rebls_series13

