8・4『KNOCK OUT 2024 Vol.3』の「KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R・延長1R」で横山太一朗と対戦するYUZUKI BRAVELY。MASA BRAVELY、MASATO BRAVELY、REITO BRAVELYらに続き大分のBRAVELY GYMから初参戦するYUZUKIは、すでにタイトルも経験済み。その彼が今回の横山戦で見せたいものとは?

──今回、『KNOCK OUT』初参戦となりました。最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?

YUZUKI 『KNOCK OUT』にはジムの先輩もけっこう出ていて、憧れの舞台だったので、オファーをいただいた時はメチャメチャうれしくて、即決で「お願いします!」って言ってました。

──相手の横山太一朗選手の印象は?

YUZUKI アマチュアでの経験も多くある選手で、パンチが強くてアグレッシブだなと思いました。飛び込んで打ってくるパンチとか、まとめる力には気をつけて試合したいなと思っています。横山選手はデビュー戦からメインだったりして、期待されている選手だと思うんですけど、ここで勝って、これからも『KNOCK OUT』のスーパーフェザー級で試合ができるように、しっかり盛り上げて勝ちたいと思います。

──YUZUKI選手は初参戦なので、当日のお客さんにはYUZUKI選手を初めて見るという方も多いかと思います。自分のスタイルや得意技を自己紹介するとしたら?

YUZUKI 基本はムエタイスタイルなんですけど、「キックボクシングで通用するムエタイ」というところを、今回見てもらいたいです。得意なのは近い距離でのパンチです。

──ここまで13戦ということですが、デビューはいつだったんでしょうか。

YUZUKI 2020年に自分の所属するBRAVELY GYM主催の『KODO』という大会でデビューしたんですが、コロナ禍で無観客の大会だったんですよ。そこからは『KODO』と、福岡のKPKBの大会に出場しています。九州以外で試合をするのは今回が初めてなんですよ。

──そうなんですね。もちろん後楽園ホールでの試合も初めてということになりますが、そこについては?

YUZUKI ずっと出たかった会場なので、絶対に盛り上げて勝って、次につながる試合をしたいですね。

──キャリアの中ではKPKBのフェザー級王座も獲得していますね。

YUZUKI はい。2022年5月に当時のチャンピオンにノンタイトル戦で勝って9月にタイトルマッチが組まれて、そこでも勝ってタイトルを獲りました。本当に運よくそういうマッチメイクが来て、チャンピオンになれた感じです。

──では、今回も含めてチャンスには強い方?

YUZUKI そうですね。これは本当に大きなチャンスだと思っていて、ここで負けたらもう呼ばれないだろうなと思っているので、今後も関東で試合ができるように、しっかり勝ちたいです。

──今回、横山選手とどういう試合をして、どう勝ちたいですか?

YUZUKI 横山選手の試合はけっこう前に出てガチャガチャっと攻める場面も見られたので、そういう相手のペースにならないように戦って、最後はしっかりパンチで倒したいです。

──先ほども話に出たように、『KNOCK OUT』ではBRAVELY GYMの先輩選手も出場していますが、イベント自体にはどういうイメージがありますか?

YUZUKI 『KNOCK OUT』は旧体制の時から見ていて、新体制になってからもずっと見ていたので、関東で試合するなら絶対に『KNOCK OUT』がいいなとずっと思っていたんです。一番目指していた団体で、結果が伴わないながらもそこに出るのを目標に続けていたので、その思いもしっかり見せたいと思います。

──一番直近の試合はいつでしたか?

YUZUKI 6月に『KODO』の試合で、ムエタイルールだったんですけど判定勝ちしました。

──今回はBLACKルールですが、これまでヒジなしの試合は?

YUZUKI KPKBはヒジなしなので、何戦かやっています。だから今回も問題ないです。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

YUZUKI 自分のムエタイ・テクニックに注目してほしいですね。その中でも倒せる技もあるぞというところを見せて勝ちたいと思います。

──分かりました。ありがとうございました!

プロフィール  

YUZUKI BRAVELY

所属:BRAVELY GYM

生年月日:1999年4月1日生

出身:大分県

身長:174cm

キック戦績:13戦4勝8敗1分