「ハッキリと決着をつけないとダメ。そのためにも倒して勝ちます!」

 

2・15「MAROOMS presents KNOCK OUT.61」の[KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ/3分3R]でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦する久井大夢。12月の対戦では僅差の延長判定勝利が物議を醸し、連戦でのダイレクトリマッチとなった。前回を踏まえ、久井はどう戦おうとしているのか?

 

 

 

──12月に戦ったばかりのゴンナパー・ウィラサクレック選手と再戦となりました。12月の試合は、思っていたようには戦えたんですか?

 

久井 想定通りではありましたけど、その中でも倒せなかったという部分とかは、納得はできてないですね。

 

──倒すところまで行くはずだったのが、できなかった?

 

久井 倒すパターンも考えてましたし、やっぱりKOしたかったなっていうのはありますね。

 

──それができなかった要因はどういうところですか?

 

久井 ゴンナパー選手が思ったよりも頑丈やったなというところですかね。

 

──試合中、攻撃に手応えはあったんですか?

 

久井 顔に当たるなっていう感覚はあったんですけど。試合中に「倒せるな」っていう感覚はそんなになかったですね。効かせてるなというところまではいかなかったというか。

 

──逆にゴンナパー選手の攻撃はどうでしたか?

 

久井 けっこう大振りで、思いっきり振ってきてるなという印象でしたね。ただ、前歯が試合中のどこかで折れたんですけど、それもどこだったかあんまり分かってないですし、試合中に「これはもらったな」みたいのはそんなになくて。「効いたな」みたいなのもそこまでなかったですね。

 

──終わってからも、ダメージはそこまでなかった?

 

久井 ローを蹴られた足は痛かったですけど、それ以外はなかったですね。致命傷みたいなものはなかったです。

 

──試合は延長判定まで行きましたが、まず本戦が終わった時点ではどう思っていたんですか?

 

久井 勝ったとは思わなかったですね。よくて延長、くらいの感じでした。

 

──負けの可能性もあると思ったんですか?

 

久井 思ってました。やっぱり印象がよくなかったので。3R終わった時点で「延長あるぞ」って言われてたので、気持ちの準備はしてましたけど。

 

──延長が終わった時点ではどうだったんですか?

 

久井 延長は、僕は取ったなと思ったんですけど、ジャッジ1人が相手についてたので、そうなのかと思いました。ただ、僕の実感としては延長は取ったなという感覚はありましたね。一瞬効かせた場面とか、最後のところで印象も取れたのかなと思ったので。

 

──ゴンナパー選手はずっとライト級でやっていた選手です。パワーとか圧力の差を感じた部分はありましたか?

 

久井 圧力はやっぱりありましたけど、だから圧倒的に無理やな、みたいなことは全くなかったですね。

 

──では今回の対策の中でも、圧力負けしないよう特に強化している、というわけでもない?

 

久井 はい。そこまでフィジカルをメッチャ追い込んだりはしてないです。

 

──だとすると今回の再戦は、前回の作戦の延長でいけるという感じですか?

 

久井 そうですね。相手も対策してくるとは思うんですけど、それを超えるような勝ち方、試合での見せ方を意識してやりたいなと思ってます。

 

──それこそ、今回は倒したいと。

 

久井 はい。それが分かりやすいと思うので、しっかり圧倒して、最後は倒して勝ちたいですね。

 

──ゴンナパー選手も今度こそ倒そうと思っているはずです。ただ、前回から倒す気満々で来ていたから、そこまで変わらないということですか?

 

久井 印象的にはそうですね。前回はローを蹴られていたので、そこを狙ってくるやろなっていうのもあるし、変わらず振ってくるのかなっていうのもありますね。やっぱり何か作戦はあるんでしょうけど、そんなにめっちゃスタイルを変えてくるとは、僕は思わないですね。

 

──改めて今回勝つために、一番必要なものは何だと思っていますか?

 

久井 試合中に、テクニックだったり、倒せるタイミングみたいなものもあると思うんですけど……練習のミットでやってきてることもいっぱいあるので、そこを出せたら勝負につながるんじゃないかなと思います。

 

──前回出せなかったことというのも、けっこうあるんですか?

 

久井 あったんですけど、前回試合して分かったこともあるので、今回、無理にそれを出す必要がないというものもありますね。

 

──では前回よりも、作戦としては絞れている?

 

久井 そうですね。ミットでやってることも固まってきてるので、前回の対戦の時よりもその部分では楽ですね。

 

──やっぱり一番は、ハッキリとした決着をつけるということですか?

 

久井 はい、そこがやっぱり一番ですね。防衛戦っていう形ですけど、今回はタイトルのこととかはそんなに気にしてないです。やっぱりハッキリした内容でゴンナパー選手に勝つというのが大事やと思ってるので。

 

──今回は、倒すイメージもより鮮明にできているんですか?

 

久井 パターン練習とか、いろんなことをミットでもやってきてるので、楽しみにしてほしいです。

 

──その中には、今回の「秘策」もある?

 

久井 秘策……毎試合「これでいこう」みたいな技は用意してるので、今回のために新たに用意しているものもあります。それも楽しみにしてほしいですね。

 

──今年は8月に地元の大阪大会も予定されています。年が明けて、大阪大会に向けて気持ちが高まっている部分もありますか?

 

久井 そうですね。この前、その大会と同じ会場(タケダハムはびきのコロセアム)で成人式があったんですよ。その時も、久しぶりに会った子とかが「ここでやるんやろ、見に行くわ!」みたいな感じで言ってくれていて、そういうのもモチベーションというか、気合いが入る部分はありますね。

 

──それは気合いが入りますね。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

久井 やっぱり見てる方も、自分が圧倒的な勝ち方で勝つ試合を楽しみにしてると思うので、自分がしっかりゴンナパー選手をKOして勝つところを、会場に見に来てほしいです。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 


プロフィール
久井 大夢
生年月日:2005年9月23日生
所属:TEAM TAIMU
出身:大阪府羽曳野市
身長:176cm
戦績:25戦19勝(6KO)6敗
第4代KNOCK OUT-REDライト級王者
第2代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者
初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者
第2代KNOCK OUT-BLACKライト級王者