2026年7月5日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナで開催される『にゃんこ大戦争 presents KNOCK OUT MX LIVE』の記者会見が行われ、全対戦カードが発表された。

今大会は、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社の地上波テレビ局「TOKYO MX1」にて、生中継を中心とした新シリーズ「KNOCK OUT MX LIVE」の第一回大会となり、3試合を実施。会見に出席したKNOCK OUT・山口元気代表は「地上波で放送されるということは、一般の人、格闘技を知らない人たちがパッとテレビを付けて見るチャンスが増えると思うんです。そういう意味では分かりやすい選手をこれから選抜していき、分かりやすい試合、いい試合を心がけていただける選手にどんどんオファーしていきたい」とコメントした。

メインイベントとして、軍司泰斗(TEAM SUERTE)vs下地奏人(フリー)のKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級戦が決定。
会見に出席した軍司は「前回はGOATでキックルールでやったんですけど(笠原友希に判定勝ち)、やっとREDルールで戻ってこれて、REDルールは前回負けてからの復帰戦になります。地上波放送されるので、しっかりKOで勝ちたいと思います」といえば、下地は「この試合が決まった時に倒しに行こうというよりも、めっちゃ勝ちに行こうと思ってたんですけど、先ほど山口代表がこの大会の意図を言われた時にワーオって思ってしまって(苦笑)。でも変わらず楽しみながら勝ちに行こうかなと。そうすれば、絶対結果は皆さんが納得するようなものになると思います」と意義込みを語った。

お互いの印象と警戒ポイントを聞かれると、軍司は「パンチも蹴りも組みもヒジも全部できる選手ですが、気をつけないといけないことはヒジ以外はないなと。そこは警戒しながらやれれば」とヒジのみ警戒するというと、下地は「自分が軍司選手の立場だったらヒジを軽快するのかなと思っていたので、そこは特に何も思わないです。軍司選手の試合はK-1の頃からずっと見てきて、パンチを警戒しないといけないですけど、KNOCK OUTに復帰するまでの期間もあって、その間の成長は未知数的な部分なのですごく警戒していますし、いろいろと気をつけないといけないところが多いと思います」と警戒心を強める。
軍司はKNOCK OUTに参戦して以降、REDルールでタイ人との試合が続き、日本人選手との戦いは初。気持ち的な違いを聞かれると「そこまで違いはないですけど、(下地は)弱い選手じゃないく、強い選手だと思っていて、勝ち方次第では次につながると思っています」と相手にとって不足はない。
軍司は前回、久々のBLACKルールで試合をし、何か掴んだかとの問いには「首相撲の展開はありませんでしたが、組みでは相手より勝っていたかなと。それを活かしながら、今回も首相撲の部分ではしっかり対応していきたいなと思います」と組みの展開に自信を見せる。
21歳の下地との戦いになり、プレッシャーはあるかとの問いには「正直、プレッシャーはあんまり感じなくなりました。REDルールでやっているので、僕はヒジの方が怖い。そこまで意識はしてないんですけど、多分1年ぶりぐらいのオーソドックスとの対戦になるので、そこもしっかり掴みながら練習をしていて、今回それを出せればいいなと」と特にプレッシャーを感じていない様子。
ヒジを狙うかと聞かれると軍司は「僕はヒジを打ちたいなと思っていて、別にカットじゃなく倒しに行こうと思っています。そっちの方が盛り上がると思うので」というと、下地は「僕には触れないでください(苦笑)。僕は楽しみを貫き通すので、その結果どうなるかを見てもらいたい」とヒジに関する言及は避けた。
生中継の大会のメインに抜擢されたことを受け、軍司は「前回のGOATも地上派だったので、地上派といえば軍司と思わせるような試合をします。前回はKOできなかったので、今回はREDルールなんでお互い打ち合えば盛り上がると思うし、どちらかが倒れると思うので、そういう試合を今回は見せていきたい」と激闘を予告。
下地は「メインと知ったのも今なので、ちょっと驚いてるんですけど、生中継なので何をやらないといけないのかというのはすごく分かったので、そこは目指しつつも試合を楽しんで、皆さんが満足して見て良かったなと思えるような試合にしたい」という。

最後にメッセージを求められた両者。軍司は「地上波で生中継されるということはすごくめでたいことだと思っているので、しっかりここは格闘技の面白さを感じさせるために、やっぱりKOという形で終わりたい」とKOを予告すれば、下地は「生中継のメインとしてやるからには、見てくださる皆さんが満足できるような試合をします」と気合い十分に意気込みを語った。

▼KNOCK OUT-BLACK女子アトム級 3分3R
Kiho(KNOCK OUT GYM調布)vs白雪ゆき(クボジムーリレイズ東京ー)

現在3連敗中のKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・Kihoが再起戦、KNOCK OUT初参戦の白雪と対戦する。
Kihoは「今3連敗してるんですけど、ベルトを獲るという目標は変わらないので、まずそのスタートラインに立つためにここでしっかり勝って次のステップに行こうと思います」と王座奪取を狙うとする。

そして、2002年6月23日の『PRIDE』での高山善廣vsドン・フライの試合に憧れて格闘技をやっているという白雪は「ファンの皆さんに喜んでもらえる試合をするというのがモットーなので、つまらない試合をするのではなく、楽しい試合を目指してやっています。令和の女子格にも高山vsドン・フライに憧れている選手がいるというのをKNOCK OUTのファンの皆さんにも分かっていただければ嬉しいです」とあいさつ。
お互いにファイターとしての印象を聞かれたKihoは「ガンガン前に来る。それだけですね」というと、白雪は「ハイキックがすごく強いと噂で聞いているので、ぜひ一度はノーガードでKihoさんのハイキックを喰らいたいと思います」とニヤリ。
現在3連敗し、練習で重点を置いていることを聞かれたKihoは「KNOCK OUTのルール的に倒しに行く姿勢が一番評価され、自分の戦い的にはそこが弱い部分なのでそこを練習しています。今回は戦い方がかなり変わってくると思うので、楽しみにしてもらえたら」とスタイルチェンジをしてきたと話す。これを受けて、白雪は「自分の距離を保って柔軟性がすごく高い選手だと思っているので、それをいかにどう壊すかが試合でチャレンジするところだなと思います」とKihoのスタイルを壊しにいくという。

元チャンピオンで名前のあるKihoとの一戦が決まり、白雪は「めちゃくちゃ楽しみにしています」と全く臆する様子はない。22戦のキャリアのKihoにとっては、僅か3戦の白雪とはキャリアの差がある対戦となり、「3連敗している身なんであんまり大きいことは言えません。今回は相手云々というより、自分との戦いかなと思っています。ですが、KNOCK OUTでキャリアを重ねてきた私なので、ここはアマチュアじゃないぞってプロの舞台というものをしっかり見せてあげたいと思ってます」と拳でプロの厳しさを分からせるつもり。
地上波生中継されることを受けて、アピールしたいことを聞かれたKihoは「こいつすげえなって強いところを一番見てほしいですね。女子でも面白い試合ができるんだぞというのを見せます」といい、あえて高山vsドン・フライのような試合に付き合うつもりはないか? との問いには「その試合を知らないんです(苦笑)。帰って見ようと思います。分かんないんですけど、ガンガンが来るみたいな感じですかね? まぁ、その圧に負けないように頑張ります」と答えた。

▼KNOCK OUT-RED-59.0kg契約 3分3R
真琴(STRING FIGHT LAB)vs辰樹(Y'ZD GYM沖縄)
4月の沖縄大会で玖村修平から判定勝ちした辰樹が元NJKFスーパーバンタム級&フェザー級王者の真琴(STRING FIGHT LAB)を迎え撃つ一戦が決定。山口代表は「59kg契約での試合ですけど、今後のフェザー級戦線を占う上で非常に大事な試合」と期待を込める。

KNOCK OUT初参戦の真琴は「僕はフェザー級で戦っているんですけど、今回59kgで話をもらってからすぐにやると決めたので、この試合に懸ける想いは相手選手よりも強いです」と気合十分。
対する辰樹は「今KNOCK OUTのフェザー級は盛り上がってきている印象があります。沖縄にもフェザー級で強いやつがいるところを見せようと思います。相手がどうこうより、自分は4月、沖縄でBLACKルールでしっかり実力者に勝って、今回他団体で実績のある選手を倒したら実力を認めてもらえるんじゃないかなと思っています」とやる気を見せる。

お互いの印象について、真琴は「昨日この対戦カードの話をもらったんですけど、まだちょっと試合動画も見れていなく、サウスポーという情報だけです。僕は誰が相手でも、自分の戦いができたら勝てると思っているので、それをしっかりリングの上で見せます」と自信を見せたのに対し、辰樹は「身長があって、僕も少ししか映像を見てないんですけど、テクニックの選手だなと。しっかり倒しに行っていい試合をしたいと思います」と好試合を予告する。
KNOCK OUTでの目標を聞かれた真琴は「僕は2年前に森岡(悠樹)選手をやっていて、ちょっといい形ではなかったので(2024年11月10日、KICKBOXING JAPAN CUP 2024 55kgトーナメント1回戦で引き分けだったが、真琴が計量オーバーしていたため森岡が準決勝に進出)、とりあえずフェザー級に集中してチャンピオンになるので見ててください」と王座を目指すとする。
地上波生中継されることについて聞かれると、真琴は「倒せるぞというところもしっかり見せて、今後につながる試合をしたいです」といい、辰樹は「俺は倒すつもりしかないですし、相手もその気ならしっかり盛り上がる試合がテレビで見せられると思っていて、テレビを通して初めて見る人が心を動かされるようなきっかけになればいいなと思っています」とコメント。
初のオープンフィンガーグローブでの試合となる真琴は「楽しみで仕方ないです。より一層パンチも当たったら倒れると思うし、もっとレベルの高い試合を見せたいと思ってます」というと、辰樹は「自分は初のREDルールの時はしょうもない試合しちゃったので(2025年10月12日、“狂拳”迅に1RKO負け)、ここでしっかり覆してまたいいチャンスを巡ってくるような試合をしていきたいと思います。自分の試合に塩試合は100%ないので、ここもしっかり倒して次につなげようと思います」と力強く意気込んだ。

▼KNOCK OUT-UNLIMITED-61.0kg契約 3分3R
丈太(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺)
vs
長谷川柊哉(和術慧舟會HEARTS)
※この試合はKNOCK OUT公式YouTubeで生配信

