2026年4月18日(土)KNOCK OUTが沖縄初開催となる沖縄コンベンションセンター大会『REMY presents KNOCK OUT.63 KNOCK OUT SPRING FES in OKINAWA』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。

 KNOCK OUT-BLACKライト級王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)の出場が決定。

 会見に同席した山口元気代表は「2月の試合の前から『沖縄大会に出たい』と言われていて、実際試合が終わった後にお願いしますと伝えました。本人はUNLIMITEDルールがいいということで、現在UNLIMITEDルールでできる選手をいろいろ当たっているところなんですが、なかなかこれだという選手がはまっていません。沖縄の米軍にはMMA選手も多いと聞いてますし、沖縄のMMAの選手もいます。沖縄に限らず、UNLIMITEDルールで大沢と対戦したいという選手がいたら名乗りを上げてほしい」と大沢の相手を公募して決めたいという。


 これを受けて大沢は「沖縄のMMA選手でもし僕と戦いたい人がいたら、ぜひ名乗り上げてください。沖縄の選手をバカにするわけじゃないんですけど、沖縄の選手だと知名度のある選手が少ないと思うので、僕とやったらめちゃめちゃ美味しいんじゃないかな」とコメント。

 山口代表から対戦相手として米軍の選手の提案があったことを受け、「この間のアフターパーティーで『沖縄大会お願いします』と言った時に『米軍とかで』と言われて『えっ!?』ってなりました(笑)。俺はメンタルが弱いじゃないですか。米軍だと、絶対に見た目も怖いし、ムキムキだし、今も考えるだけですごく嫌です。正直、こんなことを言うのはプロとして、チャンピオンとしてちょっとあれかもしれないですけど、山口さんには『程よい相手でお願いします』と言いました。内緒ですよ」と苦笑い。

 沖縄大会出場を希望した理由を聞かれると「沖縄で結構試合が多く、沖縄だったらチケットは100枚ぐらい余裕で売れるなと思っていたんですけど、みんな他の出場選手から買っていて、マジで困ってます(苦笑)。あと、沖縄でちょっと遊びたいなと(笑)。2月19日に沖縄で記者会見があっだじゃないですか。俺は呼ばれると思っていたので、沖縄のキャバ嬢にめっちゃLINEしてたんですよ(笑)。そうしたら会見に呼ばれなくて、マジかよ!」山口代表に不満をぶつける。

 沖縄でどんな試合を見せたいかとの問いには「前回(vs大谷翔司)みたいなKOは満足したのでもう見せられない。塩試合で」と本来の戦いを見せたいとする。

 UNLIMITEDルールの試合を希望したことについては「自分のプランとしては、11月にゲーオワンガーンに勝って、12月にUNLIMITEDルールの試合を予定していました。『UNLIMITEDはすげえ』と僕の周りの反応もそうですけど、SNSのコメントとかでもすごい盛り上がっていて楽しい。正直BLACKルールだったら俺に勝てる沖縄人選手は絶対にいない。沖縄人は野生的に強いイメージなので、UNLIMITEDルールの方が盛り上がるかなと。俺がどれだけ塩試合しても熱い試合してきたら、俺の塩試合が消されて勝手に熱くなる可能性もあるので」と説明。

 UNLIMITEDルール用の練習に関しては「大谷選手との試合があったのでUNLIMITEDルールの練習をする余裕はなかったんですけど、ジムにはMMAの選手が来て、キックボクシングの練習なのにあいつらはすぐにキャッチして寝かしてきて、それで勝手にUNLIMITEDルール用の練習になってました。今日もこの後にRIZINの高木亮君と練習なんです」といい、「前回の戦いよりもかなり進化した姿を見せられると思います。DEEPとか普通にプロでやっている選手を相手に何本も極めてるし、4つで組んで倒したりもしてるんで、俺は結構いけるなと」と昨年6月の祖根寿麻戦以来のUNLIMITEDルールとなるが、進化していると自信満々。

 最後に「4月18日沖縄大会は土曜日なんでしっかり勝って遊んで、次の日は綺麗な海で遊ぶので、沖縄の皆さんぜひ応援に来てください。沖縄の選手じゃなくて、チケットの方も僕から買ってください。よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。



■KNOCK OUT-REDライト級 3分3R
古村匡平(FURUMURA-GYM)vsKJヒロシ(Y'ZD GYM沖縄)

 出場が決定していた沖縄県浦添市出身のKJヒロシの相手は、古村匡平に決定。

 先日の沖縄での会見に出席したKJは「オープンフィンガーグローブでバチバチに殴り合いに行くのが自分のスタイルなので、同じような相手とやりたい」とアピール。KJ自身は重森陽太とやりたいと希望をしていたが、重森は怪我の回復に時間がかかり、4月大会には間に合わないため、山口代表は『もう相手は匡平しかいないんじゃないか』と考え、このカードが決定したという。

 昨年10月大会に久井大夢にKO負けを喫し、再起戦を迎える古村は「今回、半年ぶりの試合になりますが、今回は“魔王の完全復活”をテーマにやろうと思っているので、ここで宣言します。1RKO勝ち、俺がKJ選手をリングに沈めます。そして、今年中に僕がまたライト級REDのタイトルマッチをやれるようにしっかりアピールして、久井大夢、ゴンナパー、重森陽太を必ず俺が全員倒して真の魔王になろうと思っています」といきなりKO宣言。

 KJの印象を聞かれると「パンチもある中でもテクニックもあるイメージです。噛み合う試合になると思うので、1Rからガンガン行こうかなと思ってます。パワーも俺の方があると思うし、申し訳ないですけど、確実に失神させます」と問題ない相手だという。


 半年の試合間隔が空いた期間には、地元・大分に帰省し、K-1で活躍する朝久兄弟の朝久道場で稽古を積んでおり、「朝久兄弟と一緒に鍛錬してもらって、今までの僕は一発が当たれば勝てる印象だったと思いますが、フルラウンドをテクニックで支配できるように磨きをかけてきました。朝久道場でどんな練習をしてきたか? 色々な特訓をしてきたので秘密です」とニヤリ。

 KJが重森との対戦をアピールしていることに関しては「ふざけんじゃねえよ! と思いました。そんな簡単に挑戦できる相手じゃないよというのを、俺がしっかり知らしめてやろうかなと。ここでしっかりレベルの差を見せたい」と新進の選手のアピールは面白くない様子。

 2月大会では久井とゴンナパーが対戦しドローの結果に終わり、「二人を倒せるのは俺しかいないなと。KOする力がKNOCK OUTには必要だと思うし、あの階級の王になるには倒さないといけないと、あの試合で明確になったと思います。倒せる選手こそがあの階級の真のチャンピオンになれる。まだチャンピオンは定まってないと思っているので、これからしっかりKOを量産して俺が魔王になります」とKNOCK OUTの真の王者になるのは俺しかいないとアピールした。



■KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R
玖村修平(シューティングスター)vs辰樹(Y'ZD GYM沖縄)

 先日の記者会見で出場が発表されていた玖村修平の復帰戦の相手は沖縄県名護市出身の辰樹に決定。

 山口代表は「辰木選手はサウスポーで、今、KNOCK OUT-BLACKフェザー級チャンピオンのチュームーシーフー選手もサウスポーです。今、フェザー級のベルトを目指している玖村選手にとっては仮想チュームーシーフーと言ってもいいような対戦相手かなと。対する辰樹選手は全国的に有名な玖村選手を倒して上に行こうと虎視眈々と狙って、ギラギラしているので熱い戦いが見られるんじゃないかなと思います」と期待を込める。

 昨年12月大会で龍聖にKO負けを喫し、再起戦が決定した玖村は「今年一発目の試合が沖縄でできるということで、すごく気合が入ってます。去年にKNOCK OUTに参戦させてもらって、年末も大きい大会に出させてもらったんですけど、今年は自分の階級でベルトを狙いたいので、仮想チュームーシーフーじゃないですけど、サウスポーでパンチのある辰樹選手と熱い試合ができたらいいなと思っています」と激闘を予告。



 辰樹の印象については「KNOCK OUTの2試合を見たんですけど、倒されていても、いずれの試合でもダウンを取ってペースを握っている選手。パンチ力があり、勢いのある選手なんで、左ストレートには警戒したい」と辰樹の強打に警戒を強める。

 玖村は38戦のキャリアがあるのに対し、18戦の辰樹とはキャリアの差がある戦いになったことに関しては「年齢は僕より1つ上になるんですよね。キャリアの差をしっかり見せないといけないと思っています」と差を見せつけた戦いをしたいという。

 玖村の所属ジム名がこれまでのK-1ジム五反田チームキングスからシューティングスターになり、今の練習環境について聞かれると「今まで7年くらいK-1ジム五反田でお世話になってきたんですけど、これから自分のやりたいことの方向性や幅を広げるために、シューティングスターというフリーな形で羽ばたこうと思って練習環境を変えさせてもらいました。練習は弟の将史とやったり、他に行かせてもらってるジムもあり、倒しに行く姿は変わらないんですけど、次の試合でファイトスタイルもガラッと変わると思うので、楽しみにしてもらえたら」と自信を見せる。

 沖縄で初めて試合をすることになり、「沖縄で試合をするなんて考えたことはなかったんですけど、沖縄の人も僕のことを知ってくれてる人はいると思うし、僕のセコンドには、この前フライデーされた弟が付くので(笑)、そういう知名度もうまく使いつつ、沖縄の人に注目してもらいたいと思います」と身内のプライベートネタを使って笑いを誘う。 

 アウェーな状況での試合については「相手の地元で戦うことも楽しみだし、僕の方がKNOCK OUTの出場歴は長いので、僕の方がホームだと思っています」と問題ないとする。

 そして、現チャンピオンのチュームーシーフーについては「今のKNOCK OUTを象徴する選手で、強い選手なのでチャンピオンになって当然の選手だと思います。辰樹選手を踏み台にして、壁をどんどん乗り越えて今年はチャンピオンになりたいと思います」とベルト奪取への夢も語る。

 最後に「今年、一発目の試合が沖縄で、KNOCK OUT初の沖縄大会で試合ができるということで、僕がこの大会に出場してやるべきことはもう分かっているつもりなので、しっかり熱い試合をして沖縄の大会に火をつけたいと思います」と意気込んだ。