「本当に地元での大会。自分の成長と、自分から勝ちに行く姿を見てほしい!」
4・18「REMY presents KNOCK OUT.63 SPRING FES in OKINAWA」の[KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級/3分3R]でYUZUKI BRAVELYと対戦する下地奏人。昨年は不本意な結果に終わり、今年に入り東京合宿も敢行したという彼が、沖縄の中でも地元の会場で開催される今大会にかける思いとは?
──前回の試合、昨年11月の成尾拓輝戦は残念な結果でしたが、今振り返ると?
下地 正直、動きが悪かったですね。現状だったり、この試合までの取り組みだったりについて、直さないといけないところだったり、再度気づけたものが多かった試合でしたね。ただ、次やったら勝てるかなとは思いました。
──最近は東京で練習していたそうですね。
下地 はい。練習を含めて、ちょっと足りない部分を補わないとと思って、1ヵ月ほど東京にいて、KNOCK OUTクロスポイント渋谷で練習させてもらっていました。
──どういうところに重点を置いて練習していたんですか?
下地 もともと自分は目が武器というのがあって、どっちかといえばカウンターとか、相手に合わせるタイプなんですけど、自分から攻撃していくためのコンビネーションだったり、回転力や馬力だったりが足りなかったのかなと思ったんです。あと、相手とぶつかった時のフィジカルの強さも足りないのかなと思って。そのあたりは今までずっと練習してきてなかった部分なので、そういうところに重点を置いていました。
──その手応えはいかがですか?
下地 だいぶいい手応えを得られました。そういう部分を強化しながら、自分のよさは殺さないように、バランスを自分の中で確かめながらやってきたので、沖縄に帰ってきてからの練習でも調子がいいですし、キレがあるとか、体が強くなったなという実感はしています。このまま試合まで油断せず、しっかりいつも通りやれば大丈夫だなと感じました。
──その成果を出す場が沖縄大会でもあると思うんですが、2月には記者会見もありました。あの場に参加していかがでしたか?
下地 改めて、去年の自分に対する苛立ちだったり、悔しさだったりというのを感じましたね。
──というと?
下地 沖縄大会ということで、やっぱり沖縄の選手としてメインに出たり、注目されるような試合にならなきゃいけなかったと思うんですけど、去年の成績とか一番直近の成尾戦とかを見てると、やっぱりこの立ち位置になるよなと思ったので。だから正直、会見自体はそこまで楽しい気持ちにはなれなかったですね。
──ここからまた実績を作っていくわけですが、その第一歩の相手がYUZUKI BRAVELY選手になりました。相手の印象は?
下地 「ザ・ムエタイ」という感じかなと。いくつか、ちょっと注意しないといけないかなという部分はあるんですけど、でもそれぐらいですね。今回は渋谷で練習してきたこともあるので、相手には付き合わず、自分から攻めるという部分は意識したいなと思っています。
──最終的にはどう勝ちたいですか?
下地 理想はちゃんとKOで、インパクトある勝ち方をしたいんですけど、そういう風に言っている時は、自分はKO勝ちが難しくなるタイプなので、ただひたすら楽しもうかなと思います。調子がよかった2024年は、本当にただただ楽しむことだけを考えて頑張ってこれて、それが結果的にいい内容につながっていたので、ちょっと初心に戻るというか、楽しもうかなと思いますね。
──なるほど。
下地 練習してきたものは間違いじゃなかったなと、今は感じているので、楽しんでやっていけば、自然とみんなが満足してくれるような結果になってくれると思います。
──今回勝って、その先はどう考えていますか?
下地 ここでちょっと弾みをつけて、年内に目指せるのであれば、REDのスーパーフェザー級王座を獲りに行きたいなと考えています。
──そのスーパーフェザー級は、ここのところREDもBLACKも含めて、選手が増えてきていますよね。そこはどう感じていますか?
下地 確かに新しい選手が出てきてますけど、それでも全然問題はないかなと思ってます。3月の後楽園大会で、ゲーオガンワーン選手を生で見させてもらったんですね。やっぱり映像で見るのと、生で見て感じるものは違うなと思って見たんですけど、思ったより全然勝てるなと感じました。だから、最近はゲーオガンワーン選手一強だと言われてると思うんですけど、自分は問題ないなと感じてますね。
──ではそこに向けて進むためにも、今回の勝ち方は重要ですね。
下地 そうですね。しかも去年に関してはREDライト級でゴンナパー選手とやって、その後はBLACKスーパーフェザー級で成尾選手とやって……という感じで、もともと、ずっとREDスーパーフェザー級でやってきていたのに、いろいろ違うルールや階級の試合に出ていたので、今年はもうREDスーパーフェザー級にフォーカスした形でベルトを狙っていきたいです。
──また、地元の沖縄で初めて開催されるKNOCK OUTの大会で試合をするということに関しては、どう感じていますか?
下地 メチャクチャうれしいなと思いますし、同じ沖縄の中でも会場が本当に地元なんですよ。開催地が自分の市町村なので、余計にメッチャうれしくて。プロで17戦やってきて、沖縄で試合に出たことが2回目なんですけど、この地元でやるのは初めてなので、逆にいつも通りの気持ちじゃなくなりそうで、怖いなというのはありますね。でも本当に、沖縄でKNOCK OUTが開催されることがすごくうれしいので、気負いすぎないということだけ気をつけたいと思います。
──ちなみに沖縄での1戦目は那覇だったんですか?
下地 いえ、南部の方の与那原というところだったんです。そこで辰樹選手とフェザー級で一回やらせてもらって。それがプロでは初めての沖縄での試合だったんですよね。その後はもうずっと県外だったので。
──では、そこからの成長も見せたいですね。
下地 本当にそうですね、その辰樹戦の時に見に来てくれた人たちも、また今回見に来てくれるので、今自分が闘っている団体がどういうところで、どういう盛り上がり方をしていて、どれだけレベルが高いのか、その中で闘っている自分がどれだけ成長してるのかを見せられる、本当にいい機会だと思ってるので、気負わないようにしながらも、自分が満足できるような試合内容と結果を見せられるように頑張りたいです。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
下地 今回は、今までと違う練習をしてきた部分もあるので、自分から倒しに行く、勝ちに行く、その上で楽しんいでる姿を見せられればいいなと思っています。そういうところも含めて、「下地奏人という選手が帰ってきたんだな」というところを見てもらいたいですね。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
下地 奏人
生年月日:2004年10月8日
所属:フリー
出身:沖縄県宜野湾市
身長:170cm
戦績:16戦12勝(4KO)4敗

