「初めて負けた後、別人のように全てを作り変えました。タイトルも狙います!」

 

 

6・21「REMY presents KNOCK OUT.65 ~THE KNOCK OUT 2026~」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R]で宇山京介と対戦する辰次郎。昨年9月にプロ初黒星を喫し、一度は引退も考えたという辰次郎は、そこから9ヵ月で根本から全てを変えてこの一戦に臨むという。その意気込みとは?

 

 

──昨年9月のペップンソン・フォームドジム戦以来の試合なので、9ヵ月ぶりになります。間が空きましたが。

 

辰次郎 ペップンソン戦までは、「負けたらやめる」と決めてずっと試合してたんですよ。実際に負けて、いろいろ考えることがあったんですけど、また頑張ろうと決めて、体も心も作り直した9ヵ月でした。

 

──そうなんですね。

 

辰次郎 負けた瞬間とかその後すぐは「もうやめよう」と思ったんですけど。負けたことがなかったので、周りの反応とか自分も含めて、どうなるかというのが分からなかったんです。でもすぐに、「負けたからって、そこで終わったらダメだなという考えに変わりました。

 

──そこから、どういうところを作り直したんですか?

 

辰次郎 もう、根本から全部変えました。メインのトレーナーも変えましたし。練習の時間とか回数は一緒なんですけど、1回の内容とか、練習の仕方とかも全部変わりました。取り組み方とか意識も本当に変わったと思います。

 

──それで、「これで試合してみよう」と思えたということですか?

 

辰次郎 試合の話は、正直この間にも何回かもらってはいたんですけど、タイミングとかも合わなかったりで、今回、組んでいただいたんですけど。作り込んできたのは半年間ぐらいかけた感じでした。たぶん、辰次郎という選手が別の人に見えるぐらい変わってると思いますよ。これまで試合を見てくれていた人も、「別の選手かな」と思うぐらい、本当に強くなってると思います。

 

──しかし正直、ペップンソン戦の前までは負けてなかったわけだし、強かったのは確かだと思うんですが……。

 

辰次郎 求めてるものがもっと上なんですよ。BLACKスーパーフェザー級は同じ大会でチャンピオンも決まりますし、レオナ・ペタス選手も参戦してきて、やっぱり新たに加わった成尾拓輝選手とやったりするじゃないですか。新しいチャンピオンとも、外からやってくる強い選手たちとも闘って勝てるぐらい強くなったつもりなので。

 

──そこで今回は宇山京介選手との対戦です。印象は?

 

辰次郎 人間として「いい人」なんだろうなと思います。それがファイトスタイルにも現れているというか。でも、人間としてだったら自分も負けてないつもりなので。

 

──人間力の闘いで負けないと。ファイターとして警戒する部分は?

 

辰次郎 パンチで勝っている試合が多いですし、パンチは強いんだろうなと思います。ただ、強い選手なので、全部を警戒してますね。

 

──ここで勝ったら、その先はどうしたいですか?

 

辰次郎 タイトルを狙っていきたいですね。今回、小森玲哉選手が龍聖選手と王座決定戦で闘いますが、僕は彼には勝ってるんですよね。小森選手が成尾選手と対戦する時、「この2人の勝った方とやれるのかな」と思ったんですよ。そこで勝った選手が王座決定戦、みたいな流れかなと。そうしたら、勝った小森選手は王座決定戦が決まって、じゃあ僕は成尾選手なのかなと思ったらそうでもなくて。でも今の自分なら、タイトルに絡んでいって勝つ自信もあるので、そこに進んでいきたいですね。

 

──それを示すためにも大事な試合ということですね。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

辰次郎 本当にこの期間ですべてを作り変えてきたので、そこを見てほしいですね。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 


プロフィール
辰次郎
生年月日:2000年6月3日生
所属:Sports 24
出身:大阪府豊中市出身
身長:175cm
戦績:7戦6勝(3KO)1敗