「最高の流れで久々の参戦。タイトルに向けて倒します!」

 

 

7・20「KNOCK OUT REBELS SERIES.12」の[KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R]でエイル・ルーククロンタンと対戦する井ノ本煌貴。2年ぶりの参戦となる井ノ本は、今年5月にタイで初のタイトルを獲得して連敗も脱出。この勢いに乗りたい本人の心境は?

 

 

──KNOCK OUTでの試合は一昨年9月の福岡大会以来、約2年ぶりになりますね。その後の試合というと?

 

井ノ本 あの後は3試合やりました。スック・ワンキントーンでタイトルマッチを含めて2戦2敗で、一番最近は今年の5月末にタイで試合して勝ちました。

 

──なるほど、ではそのタイでの試合で連敗を脱出したわけですね。その試合はどうだったんですか?

 

井ノ本 タイのプーケットで試合したんですけど、直前でタイトルマッチに変更になって、1RKO勝ちでした。

 

──ということは、その試合でチャンピオンになったわけですね。

 

井ノ本 はい。元ONE王者で日本にも来ていたデエダムロンの大会なんですけど、デエダムロン・スーパーファイト・スーパーフライ級王座を獲りました。

 

──しかも初KO勝利だったんですね。連敗脱出で初KOで初タイトルを獲得したと。KOは何で?

 

井ノ本 ローキックですね。ローキックしか蹴ってないです。それで、相手が立てなくなって。始まって一発蹴った時にもう、「これで勝てるな」と思って、そのまま蹴り続けました。

 

──この勝利はだいぶ大きいのでは?

 

井ノ本 はい。ベルトだけじゃなくて、1勝できたことがいろんな意味でだいぶデカかったですね。その前、スック・ワンキントーンのタイトルマッチは5R判定負けで獲れなかったこともあって。その試合では、最初の1、2Rはよかったんですけど、最後はちょっと組みで勢いに負けてしまって。自分の強みをその時にしっかり出せていれば勝てた試合だったなと思っています。

 

──その悔しさも、タイでの試合で晴らしたわけですね。

 

井ノ本 そこから1年間、試合を空けてタイでの復帰戦だったので、一番いいスタートをもう一回、蹴り出せたかなと思っています。

 

──空けた1年間はどんなことをやっていたんですか?

 

井ノ本 その1年間の間に、国家資格の試験も受けたんですよ。それもあったし、もう一回気持ちを作るというのも含めて、1年間休んでたので。

 

──では、本当にいい流れでまたKNOCK OUTに戻ってきたと。

 

井ノ本 そうですね、久しぶりにKNOCK OUTに出るためのいい流れはできたなと思っています。KNOCK OUTもこの間にメチャクチャ盛り上がってるなと思っていて、そこに着いていけない自分がメチャクチャ悔しかったので。それと初めてのオープンフィンガーグローブ(OFG)で、もっと自分の強みが生きるかなと思っているので、そこも含めて自分としても楽しみです。

 

──今回はエイル・ルーククロンタン選手との対戦ですが、相手の印象は?

 

井ノ本 ちっちゃい頃からやっているエリート系の選手だなと思っていて。本当に技術もあるだろうし、身長もあるのは分かっています。自分より大きい相手と闘うというのはいつも通りなので、そこに対してどう行くかという感じですね。

 

──どう闘って、どう勝ちたいと思っていますか?

 

井ノ本 もちろんKOを狙っています。前回のタイでの勝利でいい感触が残っているので、そのまま倒そうかなと思っています。

 

──では今回もローを中心に攻めていく?

 

井ノ本 そうですね、そこはポイントになってくると思っています。相手は全部できるなと思ってるんですけど、特に蹴りと首相撲は強いと思っていて。

 

──首相撲には捕まりたくない?

 

井ノ本 そうなったらそうなったで、いろいろ考えて今、練習しています。

 

──KOもローで決めたいですか?

 

井ノ本 もちろんローもあるし、いろいろ考えています。

 

──では、そこはお楽しみにということですね。ここで勝って、改めてKNOCK OUTでどうしていきたいですか?

 

井ノ本 僕はKNOCK OUTでデビューさせてもらってから何試合か勝って、そこからはいい流れがあまり続かなかったので、ここでもう一回いい勝ち方をして、そのまま継続してKNOCK OUTで闘えればいいなと思っています。

 

──OFGは初めてということでしたが、練習での感触はどうですか?

 

井ノ本 初めてOFGを着けて練習した時は「こんな感じなんだ」と思って、いろいろ試行錯誤があったんですけど、徐々に慣れてきました。新しいことなので、楽しみながらやっています。

 

──八角形リング「KNOCKTAGON」も初めてですよね。そこはどうですか?

 

井ノ本 そんなに深く意識はしてないんですけど、でもOFGと合わせて新しいことがいろいろあってすごくワクワクしてますね。新しいことは好きなので。福島で試合をするのも初めてなんですけど、5月のタイも一人で行って、新しい環境でいろいろやれたので、どこでもできると思っています。

 

──また昨年、同門の津崎善郎選手がKNOCK OUTのタイトルを獲りました。それも刺激になったのでは?

 

井ノ本 なりましたね。ベルトも実際に見て、やっぱり一番カッコいいベルトだなと思っているし、そこにたどり着くまで自分も頑張りたいと思っているので、絶対同じベルトを獲りに行きたいと思っています。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

井ノ本 試合の内容もですけど、あまり勝てなかった時に応援し続けてくれてた人たちのためにも、前回に続いて今回も勝って、またいい報告ができるように倒したいと思っています。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 


プロフィール
井ノ本煌貴
生年月日:2000年7月26日生
出身:東京都中央区
身長:158cm
戦績:15戦5勝8敗2分
デェダムロンスーパーファイトチャンピオン