「『何をしても届かないな』と思われるほど圧倒する試合を見せます!」
3・22「KNOCK OUT REBELS SERIES.9」の[KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R]で茂木豪汰と対戦する皆川裕哉。KNOCK OUT初参戦となった前戦は“狂拳”迅に1RKO負けを喫したが、早くも再起のチャンスが巡ってきた。元他団体王者としての実力を今度こそ発揮できるか?
──初参戦となった昨年12月30日、代々木第二大会での“狂拳”迅戦は残念な結果でしたが、今振り返ると?
皆川 そうですね。まずオープンフィンガーグローブに関してはすごく解放感があって、今でもすごいいい経験になったので楽しかったなと思いますけど、試合結果は、ご存知のとおり残念な結果になって。練習の成果が出せていないので、また出せる機会をこの3月にいただいたというのはすごくうれしく思っています。
──敗因はどこだったと考えていますか?
皆川 本当に、単調なリズムになってしまったことですかね。最初はかなりスムーズにいっていたんですが、相手から倒れ際の蹴りがあって一回タイムになって。その間はちょっとフワフワしてたんですけど、そこで焦って単調なリズムになって、読まれやすくなったところにゴツンともらったかなという風に、自分の中では分析してますね。周りもそんな感じじゃないかと言っていました。ちゃんと考えて戦えてなかったなという感じですね。戦前には「しっかりと考えて戦う」と言っていたんですけど、逆になってしまって、考えられずにその場その場で戦ってしまった感じですかね。
──それを踏まえて、どういうところを意識して練習してきましたか?
皆川 負けてからは1~2週間しっかり休みました。ちょうど年末年始だったので、すぐに練習再開はせずに、久々に何も動かずに休んで。落ち込んでましたけど、そこから気持ちも上向いてきて、ちゃんと休んだことでダメージも抜けました。そこから意識したのは、やっぱりリズムですよね。今回の試合で出た単調なリズムをあえて崩す練習だったり、タイミングを外したり、頭を動かすというのを意識してやってましたし、ボクシングのパーソナルトレーニングで習いに行ってる方に相談したりしながら、改善していきました。
──初めて参戦したKNOCK OUTに関してはいかがでしたか?
皆川 演出がすごいなと思いましたね。特に代々木第二大会ということもあって、入場ゲートとかもすごくて。でも先週の後楽園大会を見ても演出とかがすごく華やかだったので、KNOCK OUTはそういうところがすごいなと思いました。このインタビューとかもそうですし、しっかりと対応していただいて、試合まで盛り上げてくださる裏方の方がすごく多くいらっしゃって、とてもありがたいです。選手としてはすごく華やかな舞台に立てて、本当にうれしく思っています。
──その分やりがいも出ますか?
皆川 出ますね。モチベーションもすごいです。試合を選べる立場ではないとは思ってますけど、やっぱりKNOCK OUTはすごく素敵な場所だし、こういう風に演出していただいたりとかすると、自分もやりがいを感じますし、また出たいなと思いましたね。
──今回は再起戦として、茂木豪汰選手との試合になりました。相手の印象は?
皆川 踏み込んでの一発一発を、しっかり握って打ち込んでくるなというイメージが強くて、本当に思い切りがいい選手という印象ですね。KOも多いですけど、コツコツと蹴ったりもするので、一辺倒ではない選手だなと思います。
──一番警戒するのはパンチですか?
皆川 そうですね。右フック、左ストレートの思い切りのいい打ち込みと、気持ちも強いので、こちらが効かせた時に入り込みすぎたりするのも少し危険かなと思いますね。もらいながらでも、思いっきり振ってくるので。そういうところは警戒してます。
──自分としては、どう闘おうと思っていますか?
皆川 3R全部通して、圧倒しようかなとは思ってますね。ある程度の作戦はありますけど、蹴ってもよし、パンチから行ってもよし、全部の距離感もという感じで、どこでも危なげなく戦って圧倒できればいいかなと思ってます。
──前回は代々木第二で、今回は常葉大会となりました。そこは?
皆川 去年はけっこういろんな場所で闘って、自分の団体では一回も闘ってないんですよね。ただ常葉ほど遠い場所はなかったので、そういう面では新しい感覚ではありますけど、まあ特別視はしてないですね。常葉自体は、調べたら緑がキレイで、選手ファーストらしいので、こういう施設もあるんだなと思って、少しワクワクは感じました。まあ試合なのでまた別ですけど。
──配信メインの大会になりますが、そこはどうですか?
皆川 イメージとしては海外大会に似てるのかなとは思いますね。今回は会長ひとりにセコンドをやってもらうので、会長と2人で乗り込みに行くみたいなイメージはあります。配信は、いろんな方に「試合あるから見て」と言ってるんですけど、逆に言えば、僕の試合を初めて見る方でも見やすいんじゃないかなとは思います。友達とか知り合いとかでも、直接会場に行くのは腰が重いけど、配信だったらという方もけっこう多いと思うので、そういう面ではすごく宣伝がしやすいです。
──KNOCK OUTでの闘いは、ここからまた仕切り直しという形にはなりますが、この先は?
皆川 そうですね、本当に仕切り直しさせていただけるのがありがたい、というのが一番です。前回の試合では出したかったものを全然出せていないので、ずっとオープンフィンガーグローブやKNOCKTAGONに関してイメージしてきたものをしっかりと出して、お客さんにも、「この選手はすごく考えてるな」とか「こういう練習をしたんだろうな」というのが伝わるような、もしくは単純に「すごいな」って思っていただけるような試合、「また試合が見たい」と思われるような試合をしたいです。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
皆川 本当に「圧倒する」ということですね。前回同様、自分のスタイルとして「詰め将棋のように、考えながら闘う」というのはあるんですけど、それ以上に、「何を出してもこの選手には届かないな」とか、「どんなものにも対応されて、もう打つ手がないじゃないか」というぐらいの圧倒を見せたいです。そんな感じで、攻めてもよし、守ってもよしというところを見ていただきたいです。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
皆川 裕哉
生年月日:1997年4月11日生
所属:KICK BOX
出身:東京都大田区
身長:169cm
戦績:32戦16勝(4KO)14敗2分
元ジャパンキック フェザー級チャンピオン

