「4ヵ月積み上げてきた、新しい攻撃型のスタイルをお見せします!」
3・22「KNOCK OUT REBELS SERIES.9」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R]で歩希と対戦する祐輝。昨年は大躍進を遂げたものの、最後にKO負けを食らってしまった祐輝だが、そこから4ヵ月、いろいろな練習を通じてスタイルを見直してきたのだという。その上で代打参戦の歩希との試合に臨む心境は?
──11月の竹内賢一戦以来の試合になりますね。あの試合を今振り返ると?
祐輝 もう完全に、自分の中の作戦ミスというか。悔しいの一言ですね。勝てた試合というわけじゃないんですけど、自分の実力不足だったのが、最後の最後で一番結果に出たのかなというところですね。ここではまだチャンピオンには挑戦できないよっていうのが最後の試合で分かったので、改めて足りない部分を手に入れるために、この4ヵ月間、いろいろじっくりとやってきました。
──試合の中では首相撲の対応も課題になりましたね。今回はBLACKですが。
祐輝 はい、首相撲は正直あんまり得意じゃないので、そこはしっかりやらないとなと思いました。ルール的には首相撲ありの試合もたくさんしてきたんですけど、ベルトを獲るにはタイ人だったり、首相撲がうまい選手もたくさんいるので、レベルをどれだけ近づけられるか。ヒジもそうですけど、そこはしっかりチャンピオンクラスに持っていきたいなと思いましたね。今は出稽古に行ったりして、いろいろ練習しています。
──しかし最後で負けになりましたが、去年は試合もたくさんこなして大車輪でしたね。
祐輝 UNLIMITEDが2戦1勝1敗で、キックボクシングは4戦3勝2KOでした。勝った試合は全部KOで勝って、最後の竹内戦の負けは余計に悔しいですね。その中で、自分の武器がトップに届きうる力があるのかなと思いつつ、でもチャンピオンを目指すには足りない部分があったのかなと反省しつつ。そこをこの4ヵ月間で、チャンピオンになるための土台を整えてきた感じですね。
──今回は今年一発目の試合で、相手が変更になって歩希選手との対戦になりました。相手の印象は?
祐輝 若いし、勢いがあるし、ちょっと俺の人生観とは真逆な感じで、格闘技に人生を捧げてるなと。俺は、ちょっと遠回りはするけど、家族を優先して仕事をしながらプロでチャンピオンを目指すという路線にシフトチェンジしたので、もちろんお互い大変だと思うんですけど、やっぱりそこの意地もあるので。いろんな夢を追いかけてる中で、お互いの思いというのは歩希選手にもあると思うんですけど、そこは負けないぞと。かなり気持ちも強い選手というのが試合を見て分かったし、今一番勢いに乗っているVASILEUSということもあって、やりたいなとは正直、思っていました。
──一番警戒するところは?
祐輝 気持ちが強い選手なので、そこの気持ちで勝てるかどうかじゃないですかね、最終的には。ただ一つ、会長と自分で試合動画を見ていて、弱点は一つ見出していて。そこに重点を置いて対策してきました。もしそれができなくても、根本的に総合力で最後は倒したいなと思ってます。
──やはりKOで。
祐輝 もちろん! もうそれに限ると思ってます。簡単な相手じゃないと思うんですけど、4ヵ月間やってきた中で、自分の得意な展開に持っていくことに関しては、一番時間をかけてきたので。結局、自分がKOできるゾーンに持っていけるというのが、一番今後につながっていくのかなと思うんですよね。でもそれは、決して蹴りから逃げたりとか、首相撲から逃げるというわけじゃなくて、それを対応しながら自分の得意な展開に持っていくっていうのが、今後KNOCK OUTでチャンピオンになるために必要だなと。どの選手も得意な闘い方はあると思いますけど、自分は新しい攻撃型のスタイルをお見せできればなと思ってます。
──ここで勝って、今年はどうしたいと思っていますか?
祐輝 先の話はあまりしたくないんですけど、やっぱりベルトは狙っていきたいですね。フェザー級はわりと人数が集まってきて、日本人もタイ人も名前のある選手がチラホラいらっしゃるので、そこで自分が勝っていけるパワーをつけていきたいです。今回はカード変更の関係でスーパーフェザー級なんですけど、この階級でKOすることにちょっと意味があるのかなと思ってます。そうしたら、山口元気代表も「祐輝は今年もやってくれるかな」と、ちょっと思ってくれるかなと思って。
──確かに前回の後楽園大会だけでも、“狂拳”迅選手が勝ち、あと戦闘員1号選手も全部のベルトを狙うと言ってますし。それと2月に勝ったスラサック選手もいます。
祐輝 スラサック選手とかは、やっぱりレベルが高いなと思いました。本当にBLACKもREDも人が揃ってきたかなという感じですけど、誰と当たってもみんなKOできるようにっていう、その一言ですかね。
──仕事の方でも昨年、東京でのイベントにファンの方が来られたりもあったそうですね。
祐輝 そうなんですよね。写真を一緒に撮った方とか、声をかけてくれた方も含めて、20組ぐらい来られて、おまけに2日目には持っていった商品も完売して。それだけ認知してくれる方が増えたのもすごいありがたいですね。あとは実力とベルトも含めて、応援してくれる方、スポンサーはまだそんなに多いわけじゃないんですけど、今後つくかもしれないんで、そういう人らも含めて、巻き込んでKNOCK OUTで盛り上がっていきたいなって思いますね。
──やりたいことが広がってますね。
祐輝 はい、精神的にも肉体的にもたぶんレベルアップしたと思うし、今回はスーパーフェザー級でやるというのもちょっと自信があって。もちろん相手は強いですけど、ねじ伏せる自信が今はあるので。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
祐輝 もちろん、一つしかないです。KOで勝ちます。そこを見てください。
──わかりました。ありがとうございました!
プロフィール
祐輝
生年月日:1996年12月10日生
所属:OU-BU GYM
出身:広島県尾道市
身長:162cm
戦績:18戦8勝(4KO)7敗3分

