2026年6月21日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『REMY presents KNOCK OUT.65 ~THE KNOCK OUT 2026~』の記者会見が行われ、第一弾対戦カードが発表された。
二大タイトルマッチが決定し、まずKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトルマッチで王者・森岡悠樹(北流会君津ジム)と晃貴(team VASILEUS)が激突。両者は3月14日の『KNOCK OUT.62』で対戦し、晃貴が1RKO勝ちしている。

会見に出席した森岡は「3月14日にKNOCK OUT王者として出て、KNOCK OUTのリングで負けてしまったんですが、こんなに早くダイレクトリマッチの機会を設けてくださり、KNOCK OUT関係者の皆様、晃貴選手、晃貴選手のサイドの皆様、本当にありがとうございます。必ずやり返します」とリベンジに燃える。

ダイレクトリマッチでタイトル挑戦のチャンスを得た晃貴は「すごくワクワクします。去年12月30日のKNOCK OUT代々木大会に来させていただいたんですけども、あの会場にお客さんがパンパンに入るし、演出もすごいですし、あそこで自分が試合してベルトを獲る姿を想像したらすごいワクワクしてます。楽しみにしてください」と試合が待ち遠しい様子。
前回の結果を受けて、晃貴は「前回戦ったときに、ずっと森岡選手側のコーナーで戦っていて、結構セコンド陣からの作戦を言っていたのを覚えているので、それを警戒して結果は変わらないと思います。前回と同じく、絶対盛り上がると思うので終わる時も一瞬だと思います。KNOCK OUTらしい試合をして自分が一瞬で終わらせて自分がタイトルを獲ります」と返り討ちに自信を見せれば、森岡は「展開は同じだと思いますが、結果だけ変わります。自分のセコンドの声を聞いていたみたいですけど、自分は試合中のセコンドの声を聞いていないので、そこは何も怖くないです。自信を持って攻めて、次は勝ちます」と意気込む。
前回ホームリングで逆転KO負けし、率直な気持ちを聞かれた森岡は「試合が終わってからは、本当に何とも言えない感情というか。もちろん悔しいのは一番ですけど、やっぱり出し切れなかった気持ちと、本当に王者として俺は何してるんだろうと。だからといってそんな判定で勝てばいい試合でもなかったので、本当に終わった直後はどうしたらいいんだろうという気持ちがいっぱいで、1日も早くやり返したい気持ちがありました」と振り返る。
前回盛り上がった試合内容を今回、超えられるかと聞かれた両者。晃貴は「超えると思います。前回は盛り上がったんですけど、次はもっとバチバチに殴り合って盛り上げて倒します」というと、森岡は「次は間違いなく面白い試合になります。前回、自分が一発で倒されてしまったので、晃貴選手も不完全練習だと思いますし、自分もまだ物足りていないので、次は最後までバッチバチに殴り合って次は自分が勝ちます。こんなに熱くてまっすぐな晃貴選手ともう一度リングで戦えることを本当に嬉しく思っていますし、本当に自分自身リングに上がるのは楽しみでしょうがないです。KNOCK OUTファンの皆様も試合を楽しみにしててください。そして次も自分のことを信じて応援してください。必ずやり返します」とリベンジに向けて並々ならぬ想いを語った。

そして、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルマッチで王者・山田真子(WICKY GYM)が平岡琴(フリー)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。
これまでRISEを主戦場にし、KNOCK OUT初参戦となる平岡は「まずはいきなりタイトルマッチを組んでいただき、本当にありがとうございます。前回、大事な試合で負けてしまって正直、引退しようと思っていたんですけど、やっぱり時間が経つにつれてこのまま辞めてしまったら、格闘技のことも自分のことも嫌いになってしまうんじゃないかな、とすごい悩み始めました。そんな時に本当にたくさんの方に声をかけていただいて、背中を押してもらって、もう一度自分のことを信じてみようかなと思うことができたので、もう一度リングに上がる決断をしました」と一度は引退を考えたが、復帰の理由を語る。

そして「フリーになったということもあって、残り少ない現役人生、誰と試合をしたいかなと考えたときに最初に出てきたのが、山田真子選手だったので、今回KNOCK OUT参戦を決めました。いきなりタイトルということで、正直、いろんな意見が出るのかなとは思っているので、しっかり内容と結果でみんなを納得させたいと思っています」とKNOCK OUT参戦への決意表明。

一方、昨年12月に王者・Kihoを下し、チャンピオン初戦となる山田は「去年、自分は大事な仲間と応援してくれる皆さんとやっとの思いで獲ったこのベルトは絶対に渡さないし、しっかり守りきろうと思います。平岡選手は本当に強い選手だと思っているし、防衛戦にふさわしい相手だと思うので、しっかり気合いを入れて6月に向けて頑張ります」と気合十分。
お互いの印象について、平岡は「ボディをしっかり振れる女子選手は結構少ないと思うのですが、ボクシングの元チャンピオンということもあって、しっかりそういう振り分けができるのは上手いのかなと。パンチで突っ込んでくるところはしっかり警戒したいと思います」といえば、山田は「蹴りもパンチも使える選手だなと思っています。他団体でタイトルマッチもやっている選手なので経験値はあるだろうし、そこは警戒したいなと思います」と評する。
これまで所属していたTRY HARDを離れ、フリーに転向した平岡は現在の練習環境を聞かれると「今はノップさんのところとNEXT LEVELのグレイシャア(亜紀)さん、あとは引き続き(宮﨑)若菜と一緒に練習している感じです」
山田も所属先が変わり、「去年から出稽古でお世話になったジムで、自分を選手としてすごく大事にしてくれるところです。キックボクシングのジムではないんですけど、自分は出稽古で他を補っています。(MMAジム所属だけに)UNLIMITEDルールの試合に出たいと主催者には言っているんですけど、今回の試合でしっかり勝ってからですね」とUNLIMITEDルールにも興味を示す。
所属ジム代表の西浦“ウィッキー”聡生は選手時代、ノーガードの独特のスタイルであり、その影響はあるかと聞かれると「それは試合を見てもらったら分かると思うので楽しみにしてください」と意味深なコメントをした。
これまで会見などでは、相手への挑発コメントが話題となっている平岡だが、静かな様子を突っ込まれると「(山田が)ラッパーみたいな感じでもっと来るのかなと思ったら、意外とおとなしかったので私も大人しくした方がいいのかなと」と苦笑い。
過去に対戦しているぱんちゃん璃奈や小林愛理奈がKNOCK OUTにいることを受け、意識しているかと聞かれた平岡は「ルールも体重も違うところにいってるので、それを追いかけてまでやり返したいなとは正直思ってないですけど、小林選手とはUNLIMITEDでやったら面白いのかなと。いつかお互いにBLACKとREDでベルトを獲って盛り上がるんであれば、UNLIMITEDでいつかできたら面白いかなと思います」と意外な答えをした。
最後に、平岡は「私の試合を見る方も、見るのが初めての方もすごく多いと思うので、平岡琴がKNOCK OUTに来てよかったって思ってもらえるような試合をしてしっかりベルトを巻きたいと思っています」といえば、山田は「ベルトは絶対に何が何でも守るという気持ちはあるんですけど、試合は攻めて面白い試合して盛り上げようと思っています」と激闘を予告した。

▼スーパーファイト KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R
ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)vs松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)

松岡力
「今回、K-1さんとの契約を終えて、新たな地で戦うことを覚悟して出てきました。そんな中、拾ってくれたKNOCK OUTさんありがとうございます。相手も団体の顔であるチャンピオンと試合ができるということで、本当に楽しみにしています。ボコボコにします。
(対戦相手の警戒ポイント)僕は外国の選手は得意なので、多分大丈夫です。何も怖いところはないと思います。
(KNOCK OUTのリングを選んだ理由)K-1の67.5の層が薄いので相手がいるところに来たという感じです。強い選手とやれれば、何でもいいです。
(イメージしている勝ち方)本当のことを言うと、殴られたくないんですけど、基本的にボコボコになるタイプなので、ボコボコになっても僕が倒したらいいと思います。
(勝てばリマッチでタイトルマッチの可能性について)向こうの方がチャンピオンなので、勝ったらタイトルマッチをやらせていただきたいと思います。
(最後の試合が2024年11月6日の海外での試合以降、何をしていたか)何もしていませんでした。自分のことですが、今年の最初に親父が死んでしまって、格闘技を始めたのも親父がきっかけで、一番応援してくれているのも親父でした。親父が死んで凹んでいたのですが、親父の喜ぶことは僕が格闘技をやって、チャンピオンになることだと思うので、天国の親父にいいところを見せてやろうと思います。
(K-1との契約を解除して、所属ジムはK-1ジムのまま?)僕は鈴木勇人代表を心から尊敬して、付いていきたいと思っているので、K-1の契約は終わったんですけど、鈴木代表のもとで練習しています。
(ファンにメッセージ)K-1でも地味な選手だったんですけど、こっちに来て気合いを入れ直そうかなと思ってます。絶対ボコボコにするので、応援よろしくお願いします」
ユリアン・ポズドニアコフ ※会見欠席
「松岡選手にご挨拶申し上げます。そして、彼の状態が万全であることを願っています。なぜなら、私は本当の試練を与えるからです。チャンピオンの座を獲得するという最高の勝利の後、日出ずる国へ戻ることが待ちきれません。私の心はまだ日本に残っています。今回は、もしかしたら新しい姿で皆様の前に飛んでくるかもしれません。そんな私を見てみたいですか? すぐにお会いしましょう」

▼KNOCK OUT-UNLIMITED -77.0kg契約 3分3R
宮原穣(KWU SENSHI JAPAN)vs神保克哉(サクラバファミリア/K-1ジム蒲田)

宮原穣
「年末に恥をかいて、自分の思い通りにいかなかったり、うまくいかないことがあってどうしようかなと考えていたんですけど、復活したいという自分勝手な思いがあったので試合します。ただ、人前で試合するという意味を自分の中でしっかり消化して、なぜ神保選手と戦うのかと納得した状態で試合に臨みたいと思っています。素手でもいいです。
(対戦相手の警戒ポイント)丁寧なところを警戒したいです。自分は日本人選手とやるのは初めてです。日本人っぽさを警戒してます。殴り合いはいいと思うんですけど、神保選手、見た目は気合入ってて、根性、打ち合い上等みたいな感じのイメージなんですけど、ファイターとしての印象が結構丁寧で、最近いる日本人選手の戦い方だなと思っているので、ジャブをついて、カーブキック蹴ってという感じなんで、来てもらったらできるしという感じです。
(UNLIMITEDルールを経験して改善ポイント)相手のタイプが違うので、前回の反省音がないです。前回は何もできずに(スパイク・カーライルに)速攻やられたと思ったんですけど、先週もっと早く負けた人がいて(苦笑)。本当に強い相手と戦えたという意味では経験になったし、UNLIMITEDルールをより研究するきっかけになりました。アマチュアの試合もそうですし、他の階級のUNLIMITEDの試合も結構見てるんですけど、本当に勉強になってます。
先週の大沢選手の試合とか結構参考になって、自分の中でこうして行きたいというのが見つかったので、それを活かしていきたいですね。
(神保の素手でやりたいとアピールを受けて)素手だと僕の方が強いと思います。神保選手は人と変わったことをしたいというのが伝わったし、気持ちが入った選手だなと思うし、1RをUNLIMITED、2Rはグローブを外して素手、3Rは何でもいいです。神保選手は酒も強そうだから、酒対決でもいいですね(笑)。
(ファンにメッセージ)自分はスパイク・カーライルに負けて、スパイク・カーライルが強すぎて相手がいない状況になっているので、ここでMMAからカーライルに対抗するような選手を連れてきてもなんかちょっと違うし、彼に対抗できるような相手だと思ってもらえるような試合しなきゃいけないし、まずは次の試合で勝ちたいと思います。神保選手も気合い入っていると思うし、気合い入れてくると思うので、彼の応援もお願いします」

神保克哉
「本当は自分は素手でやりたかったんですけど、UNLIMITEDルールが野蛮なんで面白そうだなと思って組んでいただきました。でも殴り合いたいですね。
(対戦相手の警戒ポイント)蹴りの選手だなっていう印象は試合にて思ったんですけど、自分はK-1でやってきたので打撃のレベルは全然違うかなと思っているので、でもよかったら殴り合いませんか。
(UNLIMITEDルールでどういう戦いをしたいか)打撃は自分できているので、グラウンドは野生の勘で戦います。
(試合に向けての練習体制は)チーム名がサクラバファミリアなんですけど、桜庭大世というRIZINファイターと一緒に練習してグラウンドとかも教えてもらっています。
(グラウンドの手応え)難しすぎて、わけわかんないっす。
(今後について)それを聞かれたら困ります。俺、正直、瞑想してて。何をやりたいんだろうって。今の頭の中は素手しかないんですよ。今瞑想してるんで、そっとしておいてください。
(ファンにメッセージ)UNLIMITEDを続けていくなら、木村ミノル選手と俺がやっても面白いかなと思ってるんで。そういうのも視野に入れてるので、みんな見ていてください」

