福永輝「大雅選手はめっちゃオイシイ相手。しっかり踏み台になってもらおうと思います」

 

6・21「REMY presents KNOCK OUT.65 ~THE KNOCK OUT 2026~」の[KNOCK OUT-UNLIMITED -61.5kg契約/3分3R]で大雅と対戦する福永輝。プロボクシング出身の福永は4月の沖縄大会でKNOCK OUT初参戦を果たすと、UNLIMITEDルールで中村悠磨を一撃KOし、一躍その名を知らしめた。今大会では元K-1&RISE王者・大雅との対戦となり、福永はこのビッグチャンスに燃えている。

 

――4月のKNOCK OUT沖縄大会でKNOCK OUT初参戦、UNLIMITEDルールで中村悠磨選手に見事なKO勝ちを収めました。あの試合を振り返っていただけますか?
 

福永 予想していたよりも、すぐに試合を終わらせることが出来たかなと思います。
 

――もっと苦戦する・手こずるだろうという想定だったのですか?

福永 そうですね。もっと(中村が)しっかり距離をキープしてくると思ったんですけど、クリンチ際でも僕の方がフィジカルが全然上だったんで、それで多分あっちは飲まれたんだろうなと思います。ああやってパンチを当てる展開を作れるとは思っていたんですけど、3R通して試合を作っていって、後半で倒す予定だったんですよね。だから想定内ではあったけど、思ったよりも早くそれがハマった感じです。
 

――クリンチ際やコンタクトした時に、あまり力強さみたいなものは感じなかったのですか?

福永 正直そうですね。過去の試合を見ていると、中村選手は長身を活かして上から潰すような感じのプレッシャーがあると思っていたんです。でも組んだ感じ、全然僕の方が力もフィジカルも上回ってる感じがしました。相手からするとパンチもフィジカルも僕の方が上ということで、一気に恐怖心が高まったんじゃないかと思います。
 

――逆に福永選手は自信を持ってどんどん前に行くことが出来ましたか?

福永 はい。それで2Rから一気に行こうと思いました。
 

――右のオーバーハンド一発でフィニッシュした瞬間はどんな心境でしたか?

福永 自分としてはボディを効かせて、その流れで倒す予定だったんですけど、右一発で倒すことが出来て、めちゃくちゃ気持ち良かったですね。
 

――KNOCK OUTという舞台で戦った感想はいかがでしたか?

福永 今まで出ていたボクシングとは全く違う雰囲気で、ボクシングとは違う盛り上がりを感じましたね。ボクシングは格闘技の中で一番スポーツ寄りというか技術戦になりがちで、お客さんもスポーツとして見ている感じがするんですよ。だから僕が倒しに行ってパンチをぶん回して空振りしても盛り上がらないんですね。でもKNOCK OUTは僕がパンチをぶん回すと『おおーーー!』って感じで沸いてくれる。そこはやっていて気持ち良かったです。
 

――UNLIMITEDルールそのものはいかがでしたか?

福永 全然違和感はなかったです。自分は組み技やレスリングをやったことがないんですけど、もともと身体が強くて個体としての強さには自信を持っているんで、そこを(UNLIMITEDルールに)アジャストしていけばいいかなと思っています。それで中村選手相手にああいう試合が出来たので、かなり自信になりました。
 

――そして4月から連続参戦という形で今大会への出場が決まりました。中村戦後、すぐにオファーがあったのですか?

福永 はい。中村戦が終わってケージを降りた時に『6月に大雅選手でいける?』と言われました(笑)。
 

――ケージを降りた時点でオファーがあったんですね(笑)。そこも含めて福永選手はKNOCK OUTに参戦したことで格闘技人生が一気に変わったのではないですか?

福永 かなり変わったと思います。もともと漁鬼さんを通じて4月大会の連絡があった時、ここで自分の格闘技人生が変わると思っていたので、その通りに進んでいるなと思います。
 

――しかも今回の相手はK-1・RISEでチャンピオンになった大雅選手が相手です。

福永 めっちゃオイシイですよね。自分にとってデカい試合だし、しっかり踏み台になってもらおうと思います。
 

――大雅選手の試合映像を見て、倒すイメージ・KOするイメージは出来上がっていますか?

福永 前回より楽とは言わないですけど、前回よりも圧倒できるイメージは出来ていますね。中村選手は185cmの長身でリーチが長くて、パンチの殺傷能力もある。背の高さのプレッシャーだったり、打ち下ろしのプレッシャーだったり、他の選手にはない特徴があったんですよ。それに比べたら大雅選手に特別な怖さはないというか、戦いやすくて噛み合うかなと思います。で、全然自分の方が強いと思います。
 

――ずばり身体能力、スピード、攻撃力…すべてにおいて自分が上回っていると思いますか?

福永 普通に上回っていると思いますよ。おそらく相手は色んなチャンピオンになっていて、自分の方が上でやってきたことが違うと思っていると思うんですけど、いざ戦ったら分かると思います。能力的には全然自分の方が上なんで。
 

――沖縄大会を超えるKO勝利を見せたいですか?

福永 はい。沖縄大会よりド派手に、1Rからガンガン倒しに行きます。
 

――大雅選手を倒すことになれば、一気にKNOCK OUTの中心ファイターになると思います。どんな目標を持って戦って行きたいですか?

福永 今僕の階級のチャンピオンは倉本(一真)選手だと思うんですけど、いつ復帰できるか分からない感じじゃないですか。自分は倉本選手よりもタン・フォンの方が強いと思っているんで、タン・フォンとやりたいですね。そこを倒せば本当に自分に自信を持てると思うので、大雅選手を倒して、タン・フォンの首を狙おうかなと思います。
 

――もし福永選手とタン・フォンが戦ったら、ものすごく緊張感のある試合になりそうですね。

福永 めちゃめちゃ盛り上がると思いますよ。身体能力が高くて爆発力があって、タン・フォンは自分と似ている感じがするんですよ。僕もそうですけど、相手の息の根を止めるつもりで思いっきり殴っていると思うので、倒すか倒されるかのスリリングな試合になると思います。
 

――KNOCK OUTという舞台で自分をもっと知ってもらいたいですか?

福永 僕は格闘家として評価してもらえないと意味がないと思っていて、そうなると戦い方や強さが一番の魅力だと思うんですよ。分かりやすく言うと山本“KID”徳郁さんとか、ああいう選手は強さもあって目にとまるじゃないですか。僕はKIDさんに憧れて格闘技の世界に入ったので、KIDさんのような存在になりたいです。


プロフィール
福永 輝
生年月日:1998年11月24日
所属:フリー
出身:沖縄県北谷町
身長:164cm
戦績:UNLIMITED戦績:1戦1勝(1KO)
MMA戦績:3戦3勝(2KO)
ボクシング戦績:14戦10勝(7KO)4敗