「今、調子がいいのはパンチとヒザ。どちらかで派手に倒します!」

 

 

7・20「KNOCK OUT REBELS SERIES.12」の[KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R]でアックス斧田と対戦する加藤大智。3月のプロデビュー戦は先制ダウンを取られたところから挽回してドロー。そこで足りなかったものを補強して臨む加藤は、どういう闘いをしようとしているのか?

 

 

──3月のプロデビュー戦、須田知希戦はドローに終わりました。あの試合を今振り返ると?

 

加藤 1R、よくない距離感でパンチで行っちゃって、ハイキックをもらってダウンしちゃって。2・3Rはポイントを取れたんですけど、ダウン一歩手前ぐらいまでしか行けなかったので、ドローで。最後、倒し切れば勝てたのになと、もったいない試合をしたなという感じです。

 

──いい面も悪い面も出た試合だったと思いますが、トータルで自分の動きはどうでしたか?

 

加藤 練習していたことがワンツーとかしか出せなくて、あとは全然出せなかったので、もっといろんなことをやりたかったなと思いました。やっぱりちょっと緊張したのもあって。周りからも「惜しかったね」「最後、倒したかったね」って言われました。

 

──ドローの後は気持ちの持っていき場がなくなるという、選手の話もよく聞きます。加藤選手も次の試合が待ち切れなかったのでは?

 

加藤 そうですね。早くやりたかったんですけど、けっこう間隔が空いちゃったので、この間にアマチュアの試合に出たり出稽古とかもやって、いい準備はできてるかなと思います。

 

──アマチュアの試合にも出たんですね。結果はどうだったんですか?

 

加藤 ムエタイのスック・ワンキントーンという団体のアマチュア大会に出たんですけど、トーナメントで優勝できました。あと今、出稽古でボクシングジムにも行かせていただいていて、そこでもけっこういいスパーリングができているので、自信はあります。

 

──今回はアックス斧田選手との対戦ですが、どんな印象ですか?

 

加藤 右のパンチで倒してるのが印象的な選手ですね。1Rから前に出てくると思うんですけど、身長差が10cmぐらいあるので、僕の距離感で闘えたら全然怖くはないかなと思います。

 

──プロでの試合数の差もありますが、経験とかそういう点についてはどうですか?

 

加藤 そこは別に不安はないですね。今はパンチかヒザが調子いいので、そのどっちかでKOしたいと思っています。

 

──ボクシングジムでの出稽古ではパンチを磨いて、React Gym Shonanでの練習では何をテーマにしてやっていますか?

 

加藤 ジムの代表の日菜太さんからは「ガードを高くしろ」ってずっと言われてますね。もともとの構えが、手の位置が低かったので。そこと打ち終わりのガードも意識してやっています。

 

──前戦のインタビューでは、デビューで先を越された大渕翼選手に刺激を受けたという話もしていましたが、プロ選手が増えてきてる中で、今の状況はどうですか?

 

加藤 翼も前回の試合、KOで負けて。6月の常盤大会でデビューした清水龍一も負けてしまって、その中で次が僕なので、僕がKOでこの流れを止めて、勝って勢いをつけられたらいいなと思います。

 

──前回闘って、KNOCKTAGON(八角形リング)はどうでしたか?

 

加藤 八角形リングは、プレッシャーをかける側からすると、やっぱり相手が逃げやすくなっちゃうので、そこはちょっとやりづらかったですね。でも逆にディフェンスする面では足が使いやすいので、メリットもデメリットもあるなと感じました。ただ、2・3Rはずっと自分が攻める展開が多かったので、この前の試合ではデメリットの方が多く感じたかもしれないです。

 

──それから常葉での試合はどうでしたか?

 

加藤 メチャクチャいい環境だなと思いましたね。施設自体は遠かったですけど、食事とかリカバリーとかもしっかりできる環境なので、すごくありがたいなと思いました。でもやっぱり、後楽園ホールとかの会場にも呼んでもらえるような試合内容にしたいですね、今回は。

 

──1試合やってみて、改めてプロとして見えてきたものはありますか?

 

加藤 まだ1勝もしてないので、先が見えてきたとかはあんまりないんですけど……でもこれからもっと頑張らないとな、とは思いました。あと、他の試合とかを生で目の前で見て、まだ相当差があるなと感じたので、もっともっと練習しないとなと思っています。

 

──一番伸ばさないといけないと感じているのは、どういうところですか?

 

加藤 他の試合を見ていると、強い人は基本がすごくできてるなと感じたんですよね。ガードもそうだし、ちゃんと下も蹴って上も蹴ってと振り分けたり。そういう基本的なことが当たり前に試合で出せるような人たちが強いなと感じたので、そういう部分ですね。そういう部分もアマチュアの試合とかで改めて確認しながらやってこれたので、そこも出したいです。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

加藤 気持ちで負けずに前に出続けて、派手な倒し方をするところに注目してください。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 


プロフィール
加藤 大智
生年月日:2005年2月16日生
所属:React Gym Shonan
出身:神奈川県茅ケ崎市
身長:183cm
戦績:1戦1分
KNOCK OUTアマチュア-67.5kg、70kg優勝