2026年9月5日(日)神奈川・横浜武道館にて開催される『REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN' on the WORLD~』の記者会見が7月14日(火)都内にて行われ、第1弾対戦カードが発表された。

“KNOCKIN' on the WORLD”のサブタイトル通り、世界の強豪を迎え撃つことをテーマとした今大会でKNOCK OUT×クンクメール 3vs3対抗戦が決定、KNOCK OUTからはレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)、寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、力斗(TEAM PREPARED)の3選手が出陣する。
この対抗戦はKNOCK OUT-BLACKルールで行われ、会見に同席したKNOCK OUT代表・山口元気によると、クンクメール陣営からヒジありのREDルールではなく、BLACKルールでやりたいと希望してきたという。
100戦85勝(36KO)12敗3分の戦績を持つクラマック・チャンラッチ(カンボジア)と対戦するレオナは「相手の試合映像を見させていただいたんですけど、いい選手だなと。僕が見た試合映像は首相撲ヒジありだったんで、ちょっとそれがない次の試合でどういう戦い方に変わっていくのか楽しみです。映像では左ミドル、右ミドルをすごくいっぱい蹴っていて、ムエタイの選手みたいな感じでした」という。

クンクメールの選手と当たることに関しては「僕は海外の選手とやるために長い期間ずっとトレーニングしてきたので、自分の力が通じるのか、通じないのか、それとも全然普通に話にならないのか、ぶっ倒しちゃうのか、それはすごい楽しみだなと思ってます」と試合が待ち遠しい様子。


レオナはこの日の会見に大幅に遅刻して出席したことが原因か、いつもの自信に満ちたコメントが出ていないことを突っ込まれると「遅刻が原因で……。遅刻しなかったらもっと良いことを言えたかもしれないけど、ちょっと縮こまっちゃってます(苦笑)。勝負を受けたからには全然勝てると思ってるし、余裕で勝ちます」とした。


そして、67戦60勝(34KO)5敗2分のエイ・マムリンプートング(カンボジア)と対戦する寺島は「KNOCK OUT2戦目。日本代表で試合させてもらえることをありがたく思います。しっかり自分の色を見せて会場を盛り上げられたらと思います」と意気込む。
相手の印象については「もともとカンボジアのクンクメールの選手は強いというのをもちろん存じていたし、送られてきた戦績、身長を見て強い選手なんだろうなと。自分が今まで対戦してきた選手と比べて、過去最強かと言われると、別にそうじゃないのかな」と特に問題ない様子。
「これから試合に向けてしっかり映像を見ていきますけど、まずは自分が前回試合でやった時に出せなかったものがあったので、今は自分の強いところをもっと伸ばそうとやっています。クンクメールにはアグレッシブにガンガン来る選手しかいないと思うので、そういう予想をしていますし、前回パンチで倒したんですけど、僕は蹴りのほうが得意なので、そういうのを今回の試合で見せられたら。相手がどうこうというより自分の色を出せる試合をしたい」と自分のスタイルを貫きたいとする。


101戦93勝(30KO)7敗1分のムン・メイキア(カンボジア)と対戦する力斗は「最近、KNOCK OUTらしい試合ができていなくて、山口さんに嫌われているので、いい試合して、もっと使われるようにいい試合を組まれるようにぶっ倒して勝ちます」と意気込みを語ると、山口代表は「嫌われているんじゃないですよね。選手の対戦相手は敵とお客さんだと思うし、お客さんが力斗の試合が見たいという声があればやっぱり優先的に試合が組まれます」とお客さんありきの試合をしてほしいと期待を込める。
相手の印象について聞かれた力斗は「1試合しかまだ見ていなくて、僕は日本人と外国人が半々くらいの戦績なので、別に外国人だからという抵抗はなく、体が強いというのを聞いてるんで、今はフィジカルを徹底してそこで圧倒的な試合ができたら」と自信を見せる。「前回(中島玲に)勝ったんですけど倒せてないし、山口代表にそう言われるのは当たり前だし、だから試合の相手は ムン・メイキアじゃなくて観客だなと思って次は沸かせます。今までは勝ち負けにこだわりすぎている気がして、リスクを背負って倒しにいく姿も見せます」とした。
最後に対抗戦に向けての思いを聞かれた3選手。力斗は「自分が先鋒なので先陣を切って1R目からアグレッシブに攻めて、いい雰囲気を作って圧倒的に倒して、次の2人に勢いを付けられたら」、寺島は「自分は真ん中のポジションで、俺が負ければ勝ったらとかで勝負が決まりそうな位置だと思うので、もちろん勝つのはそうですけど、大将のレオナさんにしっかりバトンをつなげるようにしっかり勝ちます」、レオナは「2人が勝ったら絶対に勝たなきゃいけないし、2人が負けても絶対に勝たなきゃいけないし、とりあえず対抗戦なので僕が勝たないことには締まらないと思っているので勝ちます。普通にみんなで勝てれば最高ですけど、そうならなくても頑張りたいと思います。次こそはダブルボーナスを狙って、大将としてバッチリ締めます」と気合十分のコメントを残した。

また、KNOCK OUT-UNLIMITEDルールによる-75.0kg契約のカードとして、木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)vs宮原穣(MIYAHARA DOJO)、スパイク・カーライル(アメリカ/Naughty House)vs鈴木悠斗(パラエストラ八王子)の2カードが決定。

KNOCK OUT初参戦となる鈴木はパンクラスを主戦場にしているMMAファイターで、2024年ネオブラッド(新人王)トーナメントのライト級で優勝し、7戦6勝(5KO)1敗の好成績を誇る20歳。KNOCK OUT-UNLIMITEDルールで宮原穣、木村“フィリップ”ミノルに勝利し2戦2勝(2KO)のスパイク・カーライルと、鈴木陣営が「やらせてほしい」との要望を受けて、今回の一戦が決定したという。

そして、対戦する木村と宮原は前回6月の代々木大会で共に勝利し、「どっちがスパイク・カーライルとの雪辱を果たすのか。それに向けて重要な一戦になると思います。スパイク・カーライルがいなければ75kgのベルトを作ってもいいくらいなんですけど、スパイク・カーライルに勝たないとベルトを巻いても自分たちも納得いかないでしょうし、そういう意味ですごくファンも僕らもワクワクするようなカードが組めたと思います」と山口。

会見に出席した宮原は「自分の中でめちゃくちゃ大きな試合、この先を左右する戦いだと思っています。この試合は木村ミノルの試合として注目されると思うんですけど、自分が勝った方がみんなを驚かせる結果になると思うし、KNOCK OUTを盛り上げられると思うので話題になるのは感謝しつつも、自分を出したいと思います」と意気込みを語れば、木村は「宮原選手は強くて、前回の試合も激しい試合をして勝っていて凄いと思いました。終わった後のインタビューで、俺とやりたいというのは聞いていて、凄く良い試合になると思いますし、気合いを入れて準備していきたいと思います。この階級のUNLIMITEDルールのタイトル戦線を盛り上げるために自分が主役にならないといけないと思うので自分がトップに立ちたいと思います」とそれぞれが意気込みを語った。
カーライルへのリベンジに向けて、宮原は「もちろんやれるならやりたいし、日本で初めての試合だったカーライルとの試合で恥をかき、そこを払拭したいなという気持ちがあるので、やり返しに行きたい。そのためには(木村戦で)勝たないといけないし、お互い負けている同士なので、どっちが挑戦権を掴むのかという見方で見てもらえたらなと思います」といい、木村は「自分はリベンジをしたいですし、そこまでにこの生意気な2人をぶっ倒さしてからリベンジしていこうと思います」と同席している宮原と鈴木を挑発した。
お互いの印象を聞かれると、宮原は「世間の皆さんが見ている同じ印象でパンチが強い選手だなと。昔から活躍している選手で、実績のある選手だと思っていますけど、自分も気合いを入れて体の全部を使って倒しにいこうと思います」といい、木村は「空手コンバットの試合を見たところ、空手家らしく体が頑丈で強いタイプかなって思います。自分とすごく噛み合うと思うのですが、一撃を入れて沈めたいと思います」と短期決着を予告する。
前回の6月の草MAX戦は1R8秒KOで終わり、今回の試合でどういうものを見せたいかと聞かれた木村は「一発で倒したいですけど、相手はそこをしっかりと対応できる選手だと思います。激しい試合になっても、最後まで諦めずにKOしに行くことを課題にしています。絶対に失神KOさせたいです。僕にKOされたら光栄なことだと思うのでぜひKOしてあげたいと思います」とKOも予告した。
木村のパワフルなパンチに何で対抗するかと聞かれた宮原は「体も頭も全部を使って対抗しようと思っています。自分のパンチは強くないし、武器があるわけではないんで。ただ、試合当日はちょっと強くなる。それは会場に来てくれる応援団だったり、見てくれる人が結構自分に気合いを入れてくれるので、その日の強さで対抗します」とした。
そして、KNOCK OUT初参戦となる鈴木は「今回、UNLIMITEDルール初参戦で、相手のカーライル選手は結構強いんですけど、自分の方が圧倒的に強いかなと思っているので派手なKOをして盛り上げたいと思います」と自信満々。
カーライルの警戒ポイントについては「特にないんですけど、相手のプレッシャー、勢いに飲まれないように自分からプレッシャーかけてやっていこうかなと思います」といい、UNLIMITEDルールについては「大まかなルールは調べたんですけど、殴って倒せばいいだけなんで、そこまでこだわりは特にないですね。今までやってきたことを出せば楽勝に勝てると思います」とニヤリ。
今後については「次の試合に勝って決めたいと思うんですけど多分、この同じ階級の人たちは自分とやっても勝てないと思うので。楽勝にKOできると思います」といい、自信の根拠を聞かれると、「自分が鈴木悠斗だからです。自分は生まれた時から他の人とはちょっと違うと思っていて。外国人は強豪とか言われてるんですけど、あっちからしたらこっちも外国人なんで、そこでシバいたら、俺がより強い外国人かなと思ってるんで。ただそれだけです」と説明する。

最後に木村vs宮原の勝者と対戦する可能性があることを聞かれた鈴木は「2人とも多分自分に勝てないと思うので、あんまり特に気にしてないですね」と横に座っている二人を挑発すると、木村は「一番端に座っている鈴木さん? 若いし、自分がスターになると思ってここまで来てると思うんですけど、僕が見てきた中では見た目は普通だし、そんなスター性も感じないし、本当に実力で見せないと消えるぞという感じの見た目をしてるんで。あと、俺と向かい合うことになったら、何がスターか、何が本物のプロフェッショナルなのか見せてやるから楽しみにしておけよ。マジでお前は!」とイラつきモード全開。
すると鈴木は「木村選手は口だけなんですよね。ステロイド疑惑でそんなん言われている人に何も言われたくないですよ。ステロイドやってても自分はいいですけどね。見た目どうこう言ってる割には、打たれ弱くないですか? 今回の試合見てもらえれば分かると思うので、ちゃんと見ててください」と言い返した。

