2024年6月23日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。

■スーパーファイト　KNOCK OUT OFG-RED -58.5kg契約　3分3R・延長1R
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）vsデーングリアングライ・シンマーウィン（タイ/シンマーウィンジム）

小笠原は4月26日の『ONE FridayFights 60』でソーンスックノーイ・FAグループに判定勝ち。現在、小笠原はONEのタイトルを狙っていることで、山口代表は「今回はONEに継続参戦し、パンチとヒジ・ヒザでKOが多い好戦的なデーングリアングライとの一戦を組みました」とカード決定の経緯を説明した。

「今回、自分のホームリングで久々に日本で試合をできるのを、めちゃめちゃ嬉しく思っています。そして僕の目標としては、ONEのムエタイでチャンピオンベルトを獲ることが今の一つの目標となっています。自分はクロスポイント吉祥寺で昔からタイ人の先生にずっと教えてもらっていて、やっぱりムエタイでトップを目指したいなと。そういう中で、今、ルンピニーやラジャダムナンのチャンピオンなど最強が集まっているのがONEの舞台だと思っているので、やっぱりそこを取りに行くということが僕の目標となっています。今だと武尊選手、野杁正明選手が本戦契約していますけど、日本人でムエタイルールで本戦契約してベルトを獲りに行って獲っている選手はいないので、僕がそこの道筋をKNOCK OUTから作って、ムエタイルールでONEのベルトを取るということをしていきたいなと思っています。そんな中で、今回の相手はONEで活躍している選手なので、それをしっかりとホームリングで倒してONEのベルトにつなげていきたいなと思っています。

（対戦相手の印象）僕が過去に勝っているワンチャローンという選手に勝っている選手だし、前にガンガン来るタイプなので、そういった意味ではパワー、根性のある選手だなと。ワンチャローン戦から随分時間も経って僕も成長していると思うので、しっかり自分の実力をここで見せたいなと思っています。

（ONEでの戦いで得たもの）オープンフィンガーグローブと普通のグローブの違いというのはめちゃめちゃ感じています。今まで日本人が倒せなかった理由として、グローブの違いは変わってくるなと。グローブ1個で世界のみんなが情勢変わってくるようなところがあると思います。今回KNOCK OUTでもオープンフィンガーグローブということで、タイ人が相手だけど魅せられる戦いができるんじゃないかなと思います。

（KOを狙うか）やっぱりKNOCK OUTのリングですし、日本のファンは小笠原瑛作が倒すところを見たいと思っているので、そこを見せたいと思っています。今回は追い込まれません（苦笑）。去年にKNOCK OUTで負けて、ONEで負けて、自分自身もちょっと自分のことを信じられなくなっていた部分もあるんですけど、改めてやっぱり日本人でONEのベルトを獲れるのは自分しかいないと思っているし、自分自身を今は信じているし、みんなにもちょっと信じて付いてきてもらいたいなと思っています。このKNOCK OUTを引っ張って、僕がONEのベルトを取れば、もっともっと自分のホームやジムが大きくなると思っているし、そこを信じて付いてきてほしいなと思います。

（アピールしたいポイント）世界の頂点であるONEへの道筋を作る。そんなムエタイルールの小笠原瑛作を見てほしいなと思います」

【小笠原瑛作】
所属：クロスポイント吉祥寺
生年月日：1995年9月11日生
出身：東京都武蔵野市出身
身長：171cm
戦績：53戦44勝(22KO)8敗1分

獲得タイトル
第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王者
初代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者
ISKA世界バンタム級王者(K-1ルール)
WPMF世界スーパーバンタム級王者

【デーングリアングライ・シンマーウィン】
所属：タイ/シンマーウィンジム
生年月日：1999年2月18日生
出身：タイ出身
身長：168cm
戦績：105戦85勝(22KO)19敗1分

獲得タイトル
タイラット・ミニフライ級チャンピオン(105ポンド)