2022年12月11日(日) 東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』の前日計量が、10日（土）12時～都内にて行われた。

 

 

 

 

 

■メインイベント　スーパーファイト　KNOCK OUT-REDフェザー級　3分5R延長1R

 

　

初代KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）とタイ国ラジャダムナンスタジアム・フェザー級9位のチャーパヤック・サクサトゥーン（タイ）は共に57.3kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 

　計量後の記者会見で小笠原は「明日はメインで今年最後の『KNOCK OUT』らしく覚悟を持って試合をするのでメインに注目して応援よろしくお願いします」と意気込みを語る。

 

　この日、初対面したチャーパヤックについての印象を聞かれると「思っていたより大きくも小さくもなく、映像で見た通りの身体の大きさや仕上がりだと思いました」という。

 

　タイ人との対戦は2019年11月のサオエーク・シットシェフブンタム戦以来、3年ぶりとなるが、「タイ人が相手であってもいつもやることは変わりません。しっかりタイ人への対策をして、どういう技で倒すかを意識してきました」と倒すことにこだわりを見せる。チャーパヤックはパンチに自信を見せているが、「首相撲の選手なのでその対策をしてきました。組んでも明らかに負けるような相手ではありませんが、放して倒すという展開も練習してきました」とどの局面でも問題ない様子。

 

　4大王座決定戦がある今大会のメインに抜擢され、「5R用意されていますが、そこまでいかずに倒し切ることが僕には求められていると思います。自分が斬られたら過去の小笠原瑛作と変わりません。常に倒すチャンスを待ちながら、5R行かずにどこで倒せるかを見極めたい」とフルラウンドいくことなく倒し切ると宣言した。

 

　来年に向けては「KOで勝って自分の団体を大きくしていきたいので、応援してくれる皆さんに大きい舞台、大きい景色を見せたい。3月の代々木大会が終わってからKNOCK OUTを引っ張っていきたい」と気合いを入れていた。

 

　対するチャーパヤックは「初めて日本に来て日本で試合をするので嬉しいです。初めて（小笠原の）顔を見て問題ないと思いました。映像も見てきました。初めて会えたので嬉しいです。自分はパンチ、キックが一番強い。タイでも全ての練習を一生懸命してきたので、出来ればKOで勝ってタイへ帰ります」とKOを予告している。

 

 

 

 

 

 

■セミファイナル（第8試合）　第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦/3分5R・延長1R

 

　

乙津陸（クロスポイント大泉）51.9kg

「明日は念願の王座決定戦で自分がベルトを巻く姿を皆さんに見せたいと思います。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）明日は自分のスピードと破壊力で相手を粉砕したいと思います。
（ベルトへの想い）アマチュア時代から『KNOCK OUT』のベルトはずっと欲しかったので、やっとチャンスが来たので明日は俺が獲ります。
（挑発していた心直が再計量で会見場にいないことについて）俺よりキャリアがあるので必ず落としてくれると信じて待っています。
（期末試験の結果は？）数学は2点足りなくて赤点だったので、明日はもう1個赤いもの（＝ベルト）を獲ります。卒業できるかどうかは、来週試合が終わってから補習に臨みます。
（他の王座決定戦とは何が違うか）明日の試合はスピードを意識してやりたいと思います。
（勝負飯は）デビュー戦から毎回食べているお祖母ちゃんの手作りのカツ丼を食べたいと思います。
（ファンにメッセージ）心直選手が計量をクリアすることを願って、明日を楽しみにして下さい」

 

心直（REON Fighting Sports Gym）
※再計量のために会見を欠席

　12:00からの公式計量では-52.0kgの契約体重を600gオーバー。13:50の再計量で52.1kg。乙津サイドと協議して計量時刻リミットを14:20まで延長した上で、14:05に再々計量を実施し、心直は52.0kgジャストでクリアした。

 

 

 

 

 

 

■第7試合　初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R

 

古木誠也（G1 TEAM TAKAGI）54.9kg
「明日は工藤選手と戦えることを楽しみにしています。よろしくお願いします。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）まだ出していない技がたくさんあるので、自分の技を試しながら試合を楽しみたいと思います。
（ベルトへの想い）ベルトを目指してきたので、勝って支えてくれているみんなや家族に恩返ししたいです。
（工藤拳への警戒は？）いつも通り自分の戦い方をしてもらわないように気をつけます。
（他の王座決定戦とは何が違うか）いつも通りの戦い方をするので見ていて下さい。
（勝負飯は）いつもトレーナーがお肉を買ってきてくれるので、それを楽しみにしています。
（ファンにメッセージ）明日応援よろしくお願いします」

 

工藤“red”玲央（TEAM TEPPEN）55.0kg
「明日は自分がやってきたことを出すだけです。応援よろしくお願いします。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）相手は古木選手なので、ガンガンに攻めてそこで僕が倒すというシナリオができています。そういう試合をします。
（ベルトへの想い）自分は18歳からキックボクシングをやってきて、17年間関わってきました。ずっと諦めないでいれば、必ず叶うというのを証明するためにもベルトへの想いは強いです。
（22個あった工藤拳はいくつまで増えた？）22個です。いくつ出すかはその時の閃き、身体のバランス、距離で出すかを決めるのでいくつ出すかははっきり言えません。工藤拳でフィニッシュしたいというのも特にないですけど、多分そうなると思います。
（他の王座決定戦とは何が違うか）1番色んなことをするので面白いと思います。4つの王座決定戦で一番面白いというイメージを持って、見てもらいたいです。
（勝負飯は）お昼は雑炊を食べ、夜はうどんを食べます。
（ファンにメッセージ）明日はチャンピオンになります。応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

■第6試合　初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦/3分5R・延長1R

 

新田宗一朗（クロスポイント吉祥寺）59.9kg
「明日は普通に自分が勝つので勝ち方を意識してやります。
（練習で一番強化してきたこと）今までやってきたことの練習量を増やしてきたぐらいです。
（久井の挑発コメントを受けて）パっとしないのは合っているんじゃないですか（笑）。でも相手はぶっちゃけ強いやつとやっていなく、弱いやつに勝って調子に乗っているだけ。自分が倒す試合をします。
（他の王座決定戦とは何が違うか）5Rあるので長いとお客さんは飽きるので、サクッと斬って終わらせます。
（勝負飯は）うなぎ食べると思うのですが、瑛作さんからお粥をもらったら美味しかったのでそれだけで元気が出ました。
（ファンにメッセージ）今年最後の『KNOCK OUT』なので、自分がしっかり締めたいと思います」

 

久井大夢（TEAM TAIMU）59.9kg
「しょうもない試合をするようなやつがチャンピオンになるのは良くないと思うし、俺がチャンピオンになった方がおもろいので絶対にチャンピオンになります。
（練習で一番強化してきたこと）いつもとやることは変わらないのですが、初のヒジ打ちありルールなのでヒジの練習はやってきました。
（しょうもない試合をするようなやつというのは新田選手のこと？）そうですね。倒しているのも見たことないし、なんか面白くないですよね。
（他の王座決定戦とは何が違うか）明日は圧倒的に勝つところを見てほしいですね。
（勝負飯は）何も決めてないです。
（ファンにメッセージ）明日はベルトを獲るのは当たり前なので、僕が格闘技の中心になります」

 

 

 

 

 

 

■第5試合　第2代KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座決定戦/3分5R・延長1R

 

津崎善郎（LAILAPS東京北星ジム）69.9kg
「試合が決まってから今日までやるべきことをやってきました。明日は全身全霊を懸けてカッコイイベルトを獲りにいきたいと思います。
（練習で一番強化してきたこと）石毛会長に仮想クンタップになってもらい、ずっと練習してきました。
（石毛会長から秘策は？）特にないですけど、これは危ないとかを教えてもらいました。
（他の王座決定戦とは何が違うか）明日の4つの王座決定戦で一番大きな階級の王座決定戦になるので、迫力とかは全然違います。3回目の王座決定戦なので、過去2回はダメだったので、今回に懸ける思いは非常に強いです。そこが他の王座決定戦とは違うと思います。
（勝負飯は）食べるものは決まっていて、この後にうどんを食べてカオマンガイを食べる流れです。明日の昼ご飯はこれから考えます。
（ファンにメッセージ）明日は3度目の正直で、全身全霊を懸けてこのベルトを獲りにいきたいと思っています。

 

クンタップ・チャロンチャイ（タイ/BTC GYM）70.0kg
「明日は自分がチャンピオンになるように、いい試合をしますのでよろしくお願いいたします。
（練習で一番強化してきたこと）明日に向けて結構練習してきたので津崎選手は強いですけど、自分がベルトを獲ります。
（以前に対戦している石毛の弟子とやることに関して）明日は判定じゃなくてKOします。
（他の王座決定戦とは何が違うか）いい試合をしたいと思います。
（勝負飯は）さっきおにぎりを食べたけど、夜はトムヤムクンを食べたい。あと、ガパオライスとか焼肉とかスタミナになるものを食べたい。
（ファンにメッセージ）明日は応援よろしくお願いします。絶対にベルトを獲ります」

 

 

 

 

 

 

■第4試合　KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R

 

鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者）63.0kg
「東京のジャスティンビーバー鈴木宙樹です。モンダム選手との試合が決まって凄く楽しみです。明日はモンダム選手と一緒に『KNOCK OUT』を盛り上げるのでよろしくお願いします。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）12月最後の試合で判定で終わってもつまらないので、どんどん倒しに行って、最終的にKOして会場を盛り上げる試合をしたいです。
（元王者として前半戦に試合を組まれたことについて）瑛作さん、陸君と今年最後の大会に相応しい選手たちで、その前に戦えることは嬉しいですし、その選手たちがやりやすいように僕たちが盛り上げる試合をしないといけないと思います。第4試合目だからというのは特に関係なく、先輩たちのために会場を盛り上げたいと思います。
（前回の敗戦を受けてどういう練習をしてきたか）前回負けて悔しかったこともあって、次の相手がタイ人ということもあり、タイ修行を経て帰ってきました。タイにトータル1週間半いたのですが、2日目で下痢になってしまい、自分的に納得のいく練習はできたのですが、日本に帰ってタイ人とやる素晴らしい流れになっているので全然大丈夫です。
（ファンにメッセージ）今年最後の『KNOCK OUT』で一番盛り上げられるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

 

モンダム・ウィラサクレック（タイ/WSRフェアテックス）62.9kg
「今回初めて『KNOCK OUT』に出られて嬉しく思います。頑張って勝つようにいい試合をします。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）明日は自分も一生懸命戦ってできればKOしたい。
（ファンにメッセージ）明日は勝つような試合をするのでファンの皆さんは応援してください」

 

 

 

 

 

 

■第3試合　KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R

 

大谷翔司（スクランブル渋谷）62.4kg
「明日は試合終了まで、ライト級のトップを意識して圧倒的な強さと存在感を見せられるようにファイトしたいと思います。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）明日は相手を料理するようなイメージで、危なげなく勝って最終的には失神KOさせたいと思います。
（元王者として前半戦に試合を組まれたことについて）悔しい自分もいますが、自分がやることに試合順は関係ないので、いつもと変わらずKO勝利だけを意識して結果的にセミ、メイン、タイトルマッチにいい方向に影響してくれればと思います。
（ファンにメッセージ）明日は絶対に勝ちます。第1試合からメインまで最高の興行になりますので、スクランブル渋谷の小倉からメインまで楽しんでいってください」

 

庄司啓馬（TEAM TEPPEN）62.5kg
「自分が避けていた練習プラス自分が得意な練習をしてきたので明日を楽しみにしていて下さい。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）パンチが勝つのが理想ですが、どんな形になろうと必ず勝ちを獲りにいきます。
（ファンにメッセージ）明日は最高の大番狂わせを見せるので楽しみにして下さい」

 

 

 

 

 

 

 

■第2試合　KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級/3分3R・延長1R

 

大野貴志（士道館新座ジム）55.0kg
「もう後がないので、明日はしっかり勝って1から出直そうと思います。
（試合に向けて一番強化してきたこと）サウスポーの相手を探すのに必死でした（苦笑）。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）俺は間違いなく前に出るので、噛み合う試合になるんじゃないかなと思います。面白い試合になると思うので楽しみにしてほしいです。
（ファンにメッセージ）明日は何が何でも勝とうと思います。応援よろしくお願いします」

 

古村光（FURUMURA-GYM）55.0kg
「『KNOCK OUT』は1年半ぶりの参戦になりますが、最後に戦ったのは壱君との試合でした。正直、レベルの差を感じたので、この1年半で宮田プロデューサーから強豪を与えられて鍛えられてきたので明日はそれをしっかり見せて、スーパーバンタム級のベルトを獲りに行こうと思っています。
（試合に向けて一番強化してきたこと）自分が強いところを伸ばして、その差も見せようと思います。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）大野選手はどんどん出てくると思うので、逆に自分がどんどん前に出て、最終的にKOして怖いと思わせるような試合をしたいと思います。
（ファンにメッセージ）古村光をお楽しみに！」

 

 

 

 

 

 

 

■第1試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R

 

小倉尚也（スクランブル渋谷）54.9kg
「非常に良い準備ができたので明日の試合が楽しみです。10月の会見のことを相手は言ってましたが、自分はそういうつもりはありません。
（試合に向けて一番強化してきたこと）良いところを伸ばしてきたので、明日はKO決着になると思います。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）KO以外意識したことはないですけど、僕も勝ちが欲しいので必死に勝ちにいこうと思います。
（ずっとKrushに出られていて、今大会の第1試合になったことに関して）宮田さんに1試合目を任されて、それなりに評価していただいていると思うので、盛り上げることは得意なので、もちろん勝ちは当然ほしいですけど、そこも意識しながら興行のためにやらなきゃいけないなと思っています。
（ファンにメッセージ）ノンストップクラッシャーの小倉が『KNOCK OUT』のリングに上がるので応援よろしくお願いします」

 

加藤和也（ドージョー☆シャカリキ）55.0kg
「10月の記者会見の時からだいぶ舐められていると思っていたので、いつもよりさらにいい練習ができました。明日は上から目線の選手の絶望した顔を見るのが自分は大好きなので、明日が待ち遠しいです
。
（試合に向けて一番強化してきたこと）強くなるためにレベルを上げていくのもそうなんですけど、自分の弱点を1つ1つ消していくというか、弱いところを潰していく練習をたくさんしてきました。
（どういう試合をしてどう勝ちたいか）理想はKOで倒すのは1番なんですが、判定決着にになったとしても誰が見ても文句ない形で勝ちたいと思います。
（ファンにメッセージ）明日はKNOCK OUTのベルトを目指しているので、明日勝って自分の株を上げて、元の団体に送り返してやりたいと思います」

 

 

 

 

 

 

■プレリミナリーファイト第2試合　KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R

 

yu-ki （隆真GYM）57.5kg
vs
雅治（レンジャージム）57.3kg

 

 

 

 

 

■プレリミナリーファイト第1試合　KNOCK OUTアマチュア・チャレンジマッチ/-65.0kg契約/2分2R

柳澤翔太（クロスポイント吉祥寺）64.2kg
vs
松本大輝（パラエストラ八王子）64.1kg